1. 僕が社会人を経験してから台湾へ留学して良かったと思えた理由

2015.11.132016.01.14

僕が社会人を経験してから台湾へ留学して良かったと思えた理由

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考察

既に学校を卒業して社会に出られている人の中には、台湾が好きだから中国語を学びに台湾へ留学してみたい、もしくは今は資金が足りないけど働き出してお金が貯まったら台湾へ留学してみたいという想いを抱いている方がいると思います。

けど「現役の学生の年齢じゃないと周りに馴染めるか不安…」という風に二の足を踏んでしまう方もきっといらっしゃるでしょう。

「そんな事を気にして自分の目標が揺らぐなら留学やめろ!」って言いたいところではあるのですが、実際のところ社会人を経験してからの留学もそんなに悪くないです。

というわけで今回は、学生を卒業し社会で培ったアダルトな魅力をポジティブに捉えて頂くために、社会人を約7年経験してから台湾へ留学した三十路の僕が、社会人経験後の留学がどう有利に働くのかを具体的に、そして必死にアピールしてみたいと思います。

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1.勉強に対しての意識が変わる

書籍の山

そもそもなぜ小さい頃から勉強する必要があるかというと、受験やテストのためという要素を取り除いた場合、僕は下記の3点が大きいと考えております。

  1. 自分のやりたい事や好きな事を探すための最低限の知識を得るため
  2. 多様な視点や価値観を持つため
  3. 社会に出た時に有利に立つため

高校生くらいまでは1が一番大事だと思いますが、社会人になると2,3をより真剣に考えるようになり、勉強するという行為が「受験やテストのために暗記して頭に詰め込む」から、学習したことがそのままダイレクトに血となり肉となる感覚に変わります。

社会人になり自分が今やっている事以外を学ぶことが必ずしも強制ではない環境に置かれ、働くことばかりに専念していると、学生時代はあれだけ嫌だった勉強が結構楽しくなるんですよね。

例えば中学校から始まるあんなに嫌だった英語の授業。ところが一度旅行かなんかで国外に出てみれば「あぁ~英語勉強したいな~」ってなる人は多いですよね。しかも同時に「外国人と英語でコミュニケーションをとる」という勉強する明確な目標も出来たりします。

学校を卒業して一定期間仕事に従事した経験は「勉強とは何か?」を考える機会を与えてくれ、留学に対する姿勢を良い方向に変えてくれます。

2.比較的良い条件下でお金を貯めてから留学に望むことが出来る

新光三越内部

会社員の給料が全く上がらないと言われている日本社会ですが(実際上がらず税金は増え続ける一方ですが)、なんだかんだでサラリーマンになれば、アルバイトで稼いでいたお金とは比べ物にならない位自由に使えるお金がいっきに増えます。

もしアナタが既に台湾へ1年間住むことを計画しているなら、「やったぁ~給料でお金たくさん!遊ぼ~!ぴゃ~」ってなるところを一度踏みとどまってください。

そして一人暮らしを無闇に始めず、とりあえず実家にもう3年ほど居座ってお金を貯めましょう。既に住む家がある場合、家賃や引っ越しに掛かる費用はとっても無駄な出費です。

僕のケースで言うと、社会人2年目の時に家賃一月6.5万円の家を借りて一人暮らしを始めたわけですが、その時にいくら掛かったか分かりますか?

既に「初めての1人暮らし」を経験された方はご存知かと思いますが、家賃2ヶ月分先払い:13万円、敷金:6.5万円、礼金6.5万円、不動産会社へ仲介手数料として6.5万円、そして諸々手数料や引越し代、必要な家具・家電の購入で、いきなり40万円近くのお金が吹っ飛びます。

その後の生活は、毎月の固定出費が諸々合わせて10万くらいに登ります。もしお給料の手取りが18万くらいだとしたら、手元に残るのは8万円です。そこから更に交際費として2,3万は飛ぶかもしれません。

これが実家住まいなら手取り18万だとして、家へ毎月4,5万お金を入れたとしても、丸々13,4万手元に残ります。ボーナスが1年に2回、1ヶ月分でも出れば御の字で、適度に遊びながら1年100万ペースで貯金でき、おそらく3年で300万は余裕で貯まるでしょう。

今のところの僕の試算では、1年間台湾(台北)に滞在した場合の必要資金は、学費や生活費、飛行機代やビザや必要な物の購入など諸々の初期準備もひっくるめると大体160~180万円と踏んでいるので、300万円あれば台湾留学資金は余裕で賄えます。

残り120万はどうするのかと言うと、こちらはゆとりを生むためのツールです。2年で200万貯金してすぐ台湾へ発っても良いとは思いますが、1年生活を終えた時20万しかないのと120万残っているのじゃ心の余裕がかなり変わってきます。

120万あれば日本へ帰ったとしても次のことをゆっくり考えられる額ですし、もし台湾にもう少し滞在したいと思った時もプラス1年ぐらいは台湾で過ごすこともできるでしょう。滞在中に新しい目標が出来たとして、それが少しお金の掛かることだった場合でも必ず助けになります。

3.日本社会における経験値や知識を蓄える機会がある

ブックカフェのテーブル

実際は会社でそこそこ良いポジションに就いてる4,50歳くらいのおっさんでも頭の中は大学生と同じ価値観・判断能力しかないこともあるんですが一般的な話をします。

会社員になり仕事をしていると、どうしても外の色々なことに興味や関心を持って生活しないといけなくなる事があります。

今まで生活のメインステージだった学校とは違い、同じ空間にいるのは色々な経歴を持った年齢もバラバラの人達です。彼らの考えや行動は当然それぞれが大きく異なる個性を持ち、自分に与える影響も少なくはないはずです。

また業種が営業だったりすれば、顧客との良い関係を築くために日頃からお客さん達の好きそうなネタを、仕事に直接関係ないところから幅広く仕入れたりする努力もするようになるかもしれません。

何が言いたいかって言うと、当たり前ですが中国語や外国語を覚えたからといって急にコミュニケーション力が上がって表現力が増すわけでは無いわけです。

世の中にある色々な物に興味を持って、自ら学び、それを実際に体験したりしなければ、中身のある美しい中国語を自分の口から発することは出来ません。経験の上に成り立つのが言葉です。

また、こちらの学校生活で驚いたのは自分自身の意見をとにかく聞かれること。特に自国の社会的な事や政治的な事について、日本人として日本のことを語る場面は多いです。そしてその問いに対して淀みなく自分の考えを発表できる他の国から来た20歳前後の若い学生たちにも驚きました。

今思えば自分も彼らと同じようにちゃんと意見を言えたのは、会社員として働くようになったと同時に曲がりなりにも日本社会を動かす一員となって、積極的に日本社会を知ろうと努めた経験があったからこそだと思います。

日本の大学生と同じクラスになると分かりますが、自分の意見を沢山言える大学生は決して多くないです。僕自身も彼らと同じ位の年齢の時は、世の中で起きていることに興味を持てず、知らない・分からない事に対しては少し斜めに構えることしか出来なかったような気がします。

という過去の反省も含め、今言ったこれら全ては自分への戒めでもあります。僕は台湾に来て中国語を学び始めて、日本で経験したことを通じて得る母国への理解や知識量の重要性を深く再認識しました。

最後に

一応付け加えておくと、今回の話はあくまで僕のような一般人のケースです。(当然小さい頃からバリバリ自分の能力でお金稼いじゃったり色々経験してるような出来る人は別ね。)

留学目的が中国語を喋れるようになるということ以外に何かあるのでしたら学生の段階で行っても問題はないかもしれませんが、仕事をしてゆっくりお金を貯めながら、日本と台湾についての理解を少しずつ深めてからの台湾留学でも全然遅くはないと思います。

台湾が好きで中国語を学びたい人に対しては、既に社会人として働いていても留学へ臨める条件を整えられそうでしたら、気後れせず飛び込んでいって欲しいなっと思っています。

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プロフィール

ナカジマチカ

名前:ナカジマチカ
1985年生まれ31歳。横浜出身。東京でサラリーマンとして約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強。現在は台湾を拠点にフリーランスとして働きながら時々他の国を旅行したりしつつ、台湾に生まれてたら納豆絶対食べないわとか考えたりして生きています。
@nakazimachica
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nakazimachica[at]gmail.com

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