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初めてのドキドキ台湾お宅訪問。日本人ひとりで参加者全員が台湾人のBBQパーティーに参加してきた

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。たまには日記みたいなのを書いてもいいんじゃないかと思いまして、今回は台湾人の友人のお姉さんの家で開催されたBBQパーティーに日本人ひとりで緊張しながら参加してきた話を書きたいと思います。

BBQというと台湾では中秋節に烤肉(BBQ)をやる習慣があるので、その中秋節の時の様子を書いた記事かなと思われたかもしれませんが、このBBQパーティーは10月10日の国慶日(台湾の建国記念日)に行われたものです。

というのも「あー中秋節、結局台湾らしいこと何もやらなかったなぁ…」と思っていたところへ台湾人の友人が「中秋節でやらなかった分のBBQをお姉ちゃんの家でやるから参加しない?」と誘ってくれたのが始まりでした。ではではご覧ください。

はじめに今回のBBQパーティーの参加者を紹介

BBQパーティーに集まったメンバー

  1. 友人(3姉妹の末っ子)
  2. 一番上の姉
  3. 一番上の姉彼氏
  4. 真ん中の姉
  5. 真ん中の姉旦那
  6. 真ん中の姉子供
  7. 真ん中の姉の元クラスメイトA
  8. 真ん中の姉の元クラスメイトAの旦那?
  9. 真ん中の姉の元クラスメイトB?
  10. 真ん中の姉の元クラスメイトBの旦那?
  11. 真ん中の姉の元クラスメイトC?
  12. 真ん中の姉の元クラスメイトCの旦那?
  13. 真ん中の姉の元クラスメイトD?
  14. 真ん中の姉の元クラスメイトE?
  15. 真ん中の姉の元クラスメイトF?

真ん中の姉の元クラスメイトA以降、キングスライムが生成されそうなくらい適当なんですが、僕を誘った友人ですら誰が誰なのか把握出来ていない状態なのでお許しください。

と、台湾人総勢15名が集まる中、日本人ぼく1人です。僕以外日本語喋れません。語学センターに通い始めた頃クラスメイトがみんな英語で会話し出した記憶が蘇りムズムズしてました。

BBQパーティーの様子

BBQコンロ準備中

まず最初に友人と駅で待ち合わせをして、原付に乗せてもらって一緒に姉夫婦の家へ向かったんですが着いた時は準備真っ最中。

ウロウロして見てるだけだとつまらないし、外国人だからって感じでゲストみたいな扱いもされたくないので、何か手伝えることはないか聞いて僕も一緒に準備をするところから参加しました。

焼き物の準備

最初は「コンロの火を起こしてくれ!」って言われたんですが、「起こせない」と言ったら火も起こせない小僧は奥へ引っ込んでな!と言われたので(誇張)、その後はキッチンでひたすら椎茸を串刺しにする作業を続け、パーティーに参加してる感を演出していました。

ちなみにこの頑張って串を刺した椎茸たちは結局アルミホイル焼きにされることになり焼く直前で串から外されバラバラにされます。3マス戻る。

火起こし完了

焼く食材の準備があらかた終わったと同時にBBQコンロの準備も完了。火起こしの様子を少し観察してたんですが炭の火付けの際ドライヤーを使って風を送ったりしてました。なるほど。

後から思ったんですが10人以上食べる人がいるのにこのサイズのBBQコンロは少し頼りないですよね。多分2~3人用でしょう。中秋節の時も大人数に対してちまっとしたBBQコンロで焼き肉というアンバランスをかなり見かけました。

焼けた豚肉

肉、第一陣参りました。

食パンに肉を挟んで食べるのが台湾スタイル

「食パンの上にこの豚肉を乗せて食べるのが台湾スタイルやで。」と教えてもらう。

その他の食材

続々と焼けていく食材。日本と比べるとピーマンやトウモロコシ、にんじん、キャベツとかは焼かないので若干彩りが寂しい。

友人のお姉さん手作りスープ

友人のお姉さん手作りスープを頂きました。正直に言うとマジすみません味が無い。台湾に住んでいると汁物を飲んだ時に、たまに粒上の鰹だしを追加で入れた上で再煮沸かけたくなります。

虫を踏み潰す台湾人女性達

虫が出たら女性陣は我先にと自らの足で踏み潰しにいきます。

台湾男性陣はひたすら縁の下を支える存在で黙々と各自の仕事をこなしていました。みんな腰が低く優しいです。日本のおじさんにありがちな「ほら、飲め飲めーい!」みたいな下品なノリは一切ありません。そもそも若い人は酒自体飲まない。

暗くなってきてからが本番のBBQ

暗くなってきたので電球を傍にあった自転車に括りつけてBBQは第2フェーズに突入。更に焼き続けます。このあたりの道は街頭が少なくてちょっと暗いです。

台湾の家の造り

外から家の様子を見るとこんな感じ。こちらの家の造りはまず道路に面したところに鉄の扉があり、その中に洗濯物を干すエリアがあり(日本でいう庭と玄関を兼ねているところ?)、そこを通り抜けると室内に入る玄関扉があります。

玄関扉を開けてすぐのところ

ここが玄関扉を開けてすぐのところ。日本みたいに段差はありません。扇風機が置いてあるのは家の中が炭臭くならないよう外に向けて回している様子です。

焼くのを手伝う僕

食材が2/3くらい無くなったところで僕も焼くの手伝いました。実際は喋ってばかりで「口と同時に手を動かせ!」と友人に何度も叱られています。

僕の対面に座ってた南部出身のおばちゃんが面白くてずっと台湾語を教えてもらってました。南部の人はノリがラテン系ですよね。

消火作業

焼く物がなくなりみんなお腹いっぱいになって、あっという間にお開きです。

お掃除

準備もそうだったけど最後も一丸となってお片づけ。コンロを置いていた道路を掃除する時、普通にデッキブラシが出てきて台湾っぽいと思ってしまった。

友人姉夫婦の子ども

友人姉夫婦のお子さん(1歳3ヶ月)。台湾人はみんな子供大好き。接し慣れているというかなんというか。

中国語は大人が小さい子相手に話す赤ちゃん言葉みたいなものが殆ど無いのが個人的には好きです。喋るならちゃんとした言葉教えれば良いのにって日本にいる時はいつも思ってました。

僕は日本代表としてまだ言葉が喋れない子を相手に動物の名前を日本語で教え込みました。

新婚家庭の部屋の扉

ここで少しだけお宅探検。今日お邪魔させてもらったお宅の友人姉夫婦は昨年に結婚されたそうで新婚さんです。台湾の新婚の家庭では各部屋の扉にこういうのを貼るらしいですよ。へー。(興味は廊下の壁に掛けてあった実物と差が激しい結婚式写真に移っている。)

台湾のBBQパーティーに参加してみた感想

BBQの様子

今から大体10ヶ月前、台湾に住み始める前の日本にいた頃の話です。僕は「台湾に住んだらやってみたい事リスト」というものを作りました。

台湾の文化をより深く知ることを目標に作った、おそらく自発的に動かないと達成出来そうにないハードル高めの所謂Todoリストなんですが、実は今回の「台湾の家庭でBBQ」がそのリストのうちのひとつでした。無事達成できて嬉しいです。

実際参加してみた感想としては日本より人間関係の広がりがスピーディーだなぁという印象をひたすら受けました。(不明確だけど)友人の姉の元クラスメイトの旦那さんとか日本での交流の範囲だったら絶対知り合うことのない繋がりです。

また今回は上で紹介した小さなお子さんの他に、もう生まれる寸前くらいの妊婦の方も参加していたのですが、妊婦が座りやすい椅子の高さまで配慮したりして、細かいところまで皆サポートが完璧でした。

日本と比べ、人同士の繋がりが濃い分、年齢はもちろん、様々な人との接し方に慣れている印象があります。

台湾人に「日本に1年近く帰らない予定なんだよね? 帰りたくならないの?」聞かれると、いつも「いや全く考えたことない。」と答えるくらい家族・親戚との関係が希薄な自分としては新鮮さをギュッと集めたような体験でした。

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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火起こし完了
ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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