日本の一部の空港では顔認証とパスポートチェックを自動で行いスムーズにイミグレーションを通過できるサービスがありますが、台湾にも自動出入国審査システム(e-Gate)という台湾人及び台湾の居留証を持っている人のみが利用可能な類似サービスがあります。
e-Gateを利用すれば対面式のカウンターレーンに並ぶことなく全自動の無人カウンターでスムーズな出入国ができるようになります。
今回はこのe-Gateの申請条件が整ったので利用申請に行ってまいりました。それでは申請するための条件や申請場所、申請手順などを紹介していきます。どうぞご覧ください。
目次
e-Gateを申請するメリット
このe-Gateを申請するメリットですが、台湾出入国の際に全自動の無人ゲートを通ってスムーズに出発・到着ロビーに向かうことができるようになります。
つまり、有人審査カウンターの長い列に並んだり、パスポートを確認してもらったりスタンプを押してもらう作業が必要なくなります。
e-Gateの申請条件と必要な物
申請条件
外国人の場合は台湾の居留証を持っていることが条件です。
必要な物
- パスポート
- 居留証
この居留証取得は、目的があって台湾に一定期間住む必要があるので条件としては難しいです。
ただ現在台湾では、この台湾人や台湾の居留証を持っている人のみが利用できる自動化ゲートを利用しなくても、出国の際に外国人観光客でも利用できる無人ゲートが設置されています。
入国に関しては外国人観光客は無人ゲートを通ることはできませんが、入国審査を通常よりスムーズに受けることができる「常客証」というサービスもあります。申請方法などを下記記事で詳しく紹介しておりますのでご参考ください。
e-Gate申請場所
僕は今回家から一番近い台北市の移民署で申請してきました。その他には桃園空港、松山空港、台中空港、高雄空港、金門空港でも申請可能です。
e-Gate申請の流れ
台北の移民署で申請をする場合は、入ってすぐ左にあるサービスカウンター(服務台)の右側にいる人に「我要申請『e-Gate』」と言います。
パスポートと居留証を渡し、顔写真と指紋を登録していきます。
僕は申請時にメガネをかけていたのですが、顔写真の撮影時にメガネは外すよう指示を受けました。顔に何も乗っていない状態での顔写真が必要なようです。続く指紋登録ですが左右の人差し指を一本ずつ読み取ります。
スムーズにいけば1,2分で終わるので居留証を受け取ったついでに行っておくと良いでしょう。申請は無料です。
最後に
現在では出国時に外国人観光客も申請無しで利用できる無人ゲートが設置され、この自動出入国審査システム(e-Gate)を無理に申請する必要はなくなったかもしれません。
ただ台湾に住んでいて居留証を持っている方なら、台湾への入国時もスムーズになる空港サービスなので、条件を満たしている方は是非申請してみてください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。
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