ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
現在日本への入国者は以前のようにパスポートやビザ、航空券があれば良いだけではなく、他にも様々な準備が必要です(2022年6月26日現在)。
先日台湾から日本に帰るために一部の方は必要になる新型コロナウイルス(COVID‑19)の検査証明書を台湾で取得してきたので、今回はその手順を紹介したいと思います。それではご覧ください。
目次
海外から日本に入国するために必要なもの
海外から日本に入国するためには有効なワクチン接種証明書が必要です。
ただし日本政府が定めたワクチンを接種していない場合は、出国前72時間以内に受けたCOVID-19に関する検査による「陰性」であることの検査証明が必要です。
検査証明書は日本語または英語で書かれていればどんなフォーマットでも問題ありませんが、記載されていなければならない項目や有効な検査方法などの仔細は下記ページから確認できます。
検査を受ける医療機関を予約
PCR検査の陰性証明書が必要な人は、出国前72時間以内の日時で新型コロナウイルス(COVID-19)に関する検査を受ける医療機関を予約します。
日本台湾交流協会が日本政府(厚生労働省)所定のフォーマットによる検査証明を発行可能な医療機関のリストを医療機関の住所・電話番号とともに紹介しているので、この中から選ぶと確実に必須項目が記載された検査証明書が手に入るので安心かと思います。
※日本政府(厚生労働省)所定のフォーマットによる検査証明は必須ではなく、必須項目を満たしていれば任意のフォーマットで提出可能(2022年6月26日時点)。
窓口へ直接行って受付する医療機関もあるようですが、ほとんどの場合飛行機に乗る日は決まっていて、検査を予定していた日に検査が受けられないと困ると思うので、ネットで検査の事前予約ができる医療機関をおすすめします。
ちなみに僕は台中に住んでいるので、PCR検査結果の証明書を発行してくれる医療機関の中で家から一番近い中國醫藥大學附設醫院で検査を受けることにしました。
COVID-19の検査費用について
中國醫藥大學附設醫院では検査した翌日16:00以降に結果が出る『一般件』は4,000元(約18,000円)でした。
医療機関によっては3,500元(約15,750円)で検査を提供しているところもあるので、中國醫藥大學附設醫院の検査費用は少し高めです。
また費用は『一般件』より少し高くなりますが、当日中に検査結果が出る『快速件』を提供している医療機関もあります。
検査当日に必要なもの
- 検査申込書(自費檢驗covid-19申請表)※検査を受ける医療機関側で用意しています。
- 居留証又はパスポート(+コピー)
- 飛行機の航空券やEチケット(念のため印刷されたものがあると良い)
- パスポートのコピー
- 検査費用
検査から検査証明書を受け取るまでの流れ
中國醫藥大學附設醫院で検査を受ける場合を例に検査の流れを紹介していきます。
予約した検査日時になったら癌症中心大樓の周辺に設置されたPCR検査ステーションへ行きます。五順街と五義街の間の道に受付待ちの人のための日除けテントが張られているので見たらすぐ分かると思います。
入院する方や入院患者の付き添いをする方もPCR検査が必要で、その方々も同じ場所で受付をしているので既にたくさんの人が並んでいることもあります。
ですが、出国用の自費PCR検査を受ける人はその列に並ぶ必要はなく、直接列の先にある受付まで行き出国用の自費PCR検査を受ける旨を伝え、用意した書類を提出すると別途手続きをしてくれます。
その後は検査費用を支払って翌日の診察用の掛號單と收據を受け取ります。支払いにはクレジットカードも使用できました。
検査を受けます。
一般件の検査を受けた場合は翌日12:00以降、快速件の検査を受けた場合は18:00以降に急診大樓の正門から入って1階奥の右手にある批價(急症暨外傷中心)へ行き、前日に受け取った收據を見せて検査結果を受け取ります。
以上が台湾でCOVID-19に関する検査を受けて検査証明書を取得する流れです。
あとは出国前検査証明書の「必須項目」の説明に従って、検査証明書を提出する際に必要な項目にマーキングしておきます。
※1元=4.5円で計算(2022年12月11日現在)
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。
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