ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
先日久しぶりに台湾から日本へ帰国しました。現在海外から日本へ入国・帰国する際の準備や流れが、新型コロナウイルス流行以前とは若干異なります。
そこで今回は日本人が台湾から日本へ入国する際の準備や流れ、注意点などを紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。
目次
日本入国前の準備
日本への渡航スケジュールが決まったら厚生労働省の水際対策に則り、入国手続オンラインサービスVisit Japan Webを利用して、アカウント作成及び利用者情報登録、入国・帰国の予定登録をしておきます。
さらに同サービス内で検疫手続(ファストトラック)として下記の書類を提出、各QRコードの作成を行います。
- 質問票
- 有効なワクチン接種証明書
台湾でワクチン接種を受けた場合は『COVID-19疫苗接種紀錄卡(小黃卡)』が有効なワクチン接種証明書に該当します。 - PCR検査陰性証明書(出国前72時間以内)※有効なワクチンを接種済みの場合は不要。
※3.有効なワクチン接種証明書、4.PCR検査陰性証明書は各自で用意したものをVisit Japan Web内でPDFや写真データで提出。
台湾から出国
出発の当日、自家用車やタクシー、MRTに乗って直接空港に向かう方は問題ありませんが、バスを利用して空港に向かおうと思っている方は注意が必要です。国際空港行きはどの路線も平常時より大幅に減便されています。
例えば台北駅付近のバスターミナルから出ている桃園空港行き國光客運1819路線バスの時刻表を見てみると、平常時は24時間運行で深夜・早朝以外の時間帯は10〜20分間隔でやってきていたバスが、運行時間は5:00〜22:40になり、1時間に1本に減便されています(2022年11月1日現在)。
僕は帰国には台北の松山空港から出る飛行機を利用したのですが、現在台中に住んでいるため台中市の路線バスで台中の新幹線駅→新幹線で台北駅→台北MRTで松山機場駅という経路で松山空港まで移動しました。
空港に到着したら利用する航空会社のチェックインカウンターで、パスポートや居留証、Visit Japan Webで作成したQRコードを提示してチェックインを済ませ搭乗券を受け取ります。
飛行機に搭乗します。税関申告書などの紙で書類を提出する必要がある人は、機内で記入を済ませておきます。
空港によってはVisit Japan Web上で税関申告用QRコードを作成しておくことで、税関検査場電子申告ゲートからスムーズに税関検査場を通過することも可能です。
日本到着
日本に到着した後は、Visit Japan Webで検疫手続用のQRコードを作成済みの人はサクサク入国審査まで進めます。空港でのPCR検査もありません。
入国審査を通過し、預け荷物がある場合はそれを受け取って税関検査を終えれば、到着ロビーに出て自由に行動できるようになります。
空港から目的地までの移動に関しては、感染防止対策を徹底した上で公共交通機関の使用が可能です。
待機(隔離)期間について
ワクチンの有無によらず入国後の待機(隔離)期間はありません。
最後に
以上、コロナ水際対策中に台湾から日本へ入国・帰国する際の準備や流れ、注意点でした。
水際対策措置は常に変化しているので、台湾から日本へ渡航する際は必ず事前に下記のサイト等から最新情報の確認をお願いします。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。
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