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コロナ水際対策中に日本から台湾へ渡航する際の準備や流れ、注意点

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。

台湾も国境開放に向けて少しずつ防疫措置が緩和されてきていますが、今なお新型コロナウイルスの水際対策が行われていて、台湾に入境する流れが新型コロナウイルス流行以前とは少し異なります。

今回は日本人が新型コロナウイルスの水際対策中に日本へ台湾へ渡航する際の準備や流れ、注意点などを紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。

目次

台湾への渡航準備

スターラックス航空の飛行機内

台湾入境に際し、

  1. 検疫期間中の滞在場所
  2. 空港から滞在場所までの移動手段

上記2つを決めます。

滞在場所は台湾に「1人1室」の条件を満たす自宅がある人は自宅でも良いと思いますが、住居形態や同居人などの関係で1人1室の条件を満たせる住居がない人、台湾に住居がない人は台湾の防疫ホテルから探して宿泊予約をします。

次に空港から滞在先までの移動手段ですが、台湾入境後7日間はバス・MRT・国内線飛行機などの公共交通機関を利用することはできません。

入境者専用の防疫計程車(防疫タクシー)や防疫巴士(防疫バス)を利用、または家族や友人などによる車での送迎で移動する必要があるので、どうやって滞在先まで移動するか決めておきます。

これらが確定したら台湾行きの航空券を用意します。

また、理由は後述しますが台湾に入境するためには台湾のSIMカード及び台湾の電話番号が必要になるので、SIMロックフリー(ロック解除済)のスマホも用意しておきましょう。

台湾渡航が近づいてきたら

入境檢疫系統の個人情報入力画面

台湾到着48時間前になったら入境檢疫系統(入境検疫システム)を提出しておきます。

入境検疫システムには利用する飛行機の情報や滞在場所の住所の他、台湾の電話番号を記入する欄があります。現時点で台湾の電話番号(SIMカード)がない人はとりあえず日本の電話番号を入力しておき、台湾の空港でSIMカードを購入してからこの入境検疫システムを再提出する必要があります。

提出後は入力した全情報が表示される最後の画面(「此畫面檔案將存至於手機相簿」とメッセージが表示されている画面)のスクリーンショットをスマホなどに保存しておきます。これは日本を出国する時に確認されます。

水際対策実施中の台湾入境には、台湾の電話番号(SIMカード)が必要

水際対策実施中に台湾へ入境するには、検疫期間中に電話を受けたりSMSを受け取るため台湾のSIMカードが必要です。

台湾へ行く外国人は台湾のSIMカードを持っていない人の方が多いと思われます。そのため台湾到着後にはSIMカードを売る各電気通信事業者の販売店に並ぶ可能性が高いことが予想されます。

事前にAmazonなどで台湾で使えるSIMカードを購入しておくと、台湾到着後もSIMカードを買うために時間を割く必要なくスムーズに動けるので、急ぐ方はあらかじめ購入して準備しておいても良いかもしれません。

日本から出国〜飛行機内

出国当日、空港のチェックインカウンターではパスポートや居留証に加えて入境検疫システムの提出完了画面の確認を受けます。

飛行機搭乗後には入国カードが配られるので必要な方は受け取って記入しておきましょう。もしくは入境審査前にオンライン入国カードを提出しておきます。

台湾到着、検疫期間を過ごす滞在場所までの移動

衛生福利部からのSMS

台湾に到着後、入境検疫システムに登録した電話番号のSIMカードが入ったスマホの電源を入れると衛生福利部からSMSが届きます。届かない場合はスマホを再起動してみるか、入境検疫システムの再提出が必要です。

入境居家檢疫申報憑證

届いたSMSのURLにアクセスしパスポート番号の下6桁を入力すると、上記のような入境検疫システムの証明書(入境居家檢疫申報憑證)が表示されるのでスクリーンショットを撮るなどしてスマホに保存しておきます。

この入境検疫システムの証明書は空港を出るまで何度も提示することになるのですぐに見せられるようにしておきます。

プリペイドSIMカードを販売する各電気通信事業者

台湾のSIMカードを持っておらず入境検疫システムの再提出が必要な人は、飛行機を下りてしばらく進むと各電気通信事業者がプリペイドSIMカードを販売しているので購入します。

スマホに購入したSIMカードを挿れて、SIMカードの台紙などに記載されている台湾の電話番号を入力して入境検疫システムを再提出し、入境検疫システムの証明書を取得します。

SIMカードを販売している付近で係官が入境検疫システムの証明書を取得済みか確認しているので、スマホなどに保存した画面を提示します。

台湾入境後のスケジュール

さらに先へ進むとCDCが入境検疫システムの証明書の本チェックを行っているので改めて確認を受けます。

確認が終わると家庭用簡易検査キットを4つ渡され、今後のスケジュールの説明を受けます。

桃園国際空港のイミグレーション前

その後は入境審査へ進み、預け荷物がある場合は荷物を受け取ります。

防疫車両の案内

検疫期間中の滞在場所へ向かいます。

滞在場所への移動は台湾への渡航準備でも書いたように、防疫タクシーや防疫バスを利用する、家族や友人に迎えに来てもらうなどの選択肢がありますが、今回は僕が利用した防疫タクシーに乗る場合の流れを紹介していきます。

防疫タクシー乗り場

空港の到着ロビーに出て「防疫計程車」の案内に従い外へ出ると、タクシー乗り場があるので並んで防疫タクシーの乗車登録をします。こちらでも入境検疫システムの証明書の提示が必要になります。

自分の番が来て氏名の確認などをしたらタクシーに乗り滞在場所に向かうことになります。乗車後にお手洗いへ行くと少し面倒になるので必ず乗車前に済ませておきましょう。

防疫タクシーの運賃は目的地の地域ごとに決められていて、例えば桃園空港から台湾北部(基隆〜新竹)はメーターに基づく金額、台中は1,080元(約4,968円)、台南なら2,380元(約10,948円)、一番距離のある台東でも3,500元(約16,100円)とそこそこ良心的です。

目的地到着後にタクシーの運転手さんへ直接運賃を支払います。詳しくは交通部の検疫対象者の空港から帰宅に関するQ&Aからご覧ください。

検疫期間

台湾に到着した翌日を1日目として3日間が検疫期間となります。台湾に入境した日、もしくはその翌日(検疫1日目)に空港で渡された家庭用簡易検査キットを使って自ら検査をしておきます。

検疫期間中は外出禁止、原則として人との接触もできません。またいつでも連絡が受けられるようスマホは常に電源を入れておき、身の回りに置いておきます。

この記事を読んでいる方は用心深いはずなのでわざわざ書く必要もないとは思いますが、検疫期間中に外出するなど規則に違反すると10万元〜100万元(約46万円〜約460万円)の重い罰金がありますのでご注意ください。

何か疑問がある、確認したいことがある時は24時間受付のホットライン「1922」へ電話して訊くことができます。

検疫期間中にやること

台湾に到着した翌日以降、入境検疫システムで登録した電話番号に下記2箇所から連絡が入るので忘れずに対応します。

機関・組織連絡内容
警察署個人情報の確認や検疫期間中における注意事項の説明(初日のみ)。
健康状態の確認。
CECC(中央疫情指揮中心)SMSを用いた健康状態の確認。

食事

台湾の飲料水

食事は防疫ホテルに滞在していれば提供されると思いますが、自宅の場合は配達を頼むことができます(常駐する管理人さんがいたり、建物の構造によってはUber Eats、foodpandaなどのフードデリバリーサービスの利用も可能?)。

食事の配達は地域によって手順が異なるので、必要な方は連絡があった時に詳細を尋ねてみましょう。

僕は台湾から日本へ帰る前から台湾に戻ってくる際の滞在場所を自宅と決めていたので、台湾を出る前に飲料水やお米を3日分準備しておき、日本から戻る時もふりかけやインスタント味噌汁、缶詰などを持ち帰ってきました。

※台湾の空港では豚コレラ防疫対策も並行して行われているため、食品類の持ち込みは注意が必要。

ゴミ捨て

ゴミ袋

次にゴミ捨てのルールです。防疫ホテルの場合はスタッフが回収してくれるので問題ないと思います。

滞在場所が自宅の場合は自分でゴミを処理する必要がありますが、日常生活で出た一般的なゴミの場合は検疫期間終了後に普段どおりのゴミ捨てをすれば問題ないようです。

居家隔離居家檢疫者廢棄物處理方式

補助金

紅包袋

条件に当てはまる方は検疫1日につき1,000元(約4,600円)の補助金が出ます。

仔細は衛生福利部のサイトにある受隔離、檢疫者和其照顧者防疫補償からご覧ください。受給資格を満たしている方は検疫期間が終わったら忘れずに申請しておきましょう。

自主防疫期間

家庭用簡易検査キット

3日間の検疫期間終了後、台湾では更に4日間の「自主防疫期間」が設けられています。

この期間中は不急不要の外出はできませんが、外出の2日以内に家庭用簡易検査キットを使った検査で陰性となった場合に限り、通勤や生活必需品の購入などのために外へ出ることができます。

結果が陰性だった場合は誰にも報告せず外出しても問題ありません。証拠として検査結果をスマホで写真に撮っておき、自主防疫期間中はいつでも見せられるようにしておきます。

この自主防疫期間中に外出する際の禁止事項として

  1. 人混みへの出入りや不特定の人との接触
  2. 緊急性がない医療機関での受診や検査

などがあります。

このように検疫3日+自主防疫4日の合計7日間を経て疑わしい症状が出ていなければ、防疫規則を守った上で台湾の街を自由に動けるようになります。

最後に

飛行機からの景色

以上、コロナ水際対策中に日本から台湾へ渡航する際の準備や流れ、注意点でした。

水際対策措置は変化が速いので台湾へ渡る際は必ず事前に下記のサイト等から最新情報の確認をお願いします。

※1元=4.6円で計算(2022年9月18日現在)

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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