ども、台湾の台北市在住なので、桃園空港と台北市内を行き来する機会が多いナカジマチカ(@nakazimachica)です。
先日、深夜に桃園空港へやって来た時、桃園MRTの終電が既に出てしまい國光客運も大行列ができていたので、はじめて「大有巴士」のバスで台北駅へ行ってみました。
そこで今回は大有巴士のバスの乗り方や、大有巴士に乗ってみた感想を紹介したいと思います。それではご覧ください。
目次
0時以降は桃園空港から台北駅へ行く選択肢が減る
普段僕は桃園空港から台北市内へ移動する際、桃園MRTが動いている時間帯ならば桃園MRTに乗って台北駅へ向かうのですが、桃園MRTは桃園空港発の場合、終電は23時半頃に終わってしまいます。
そして台湾新幹線の終電に関しても23時半頃に出てしまうので、残る選択肢はバスかタクシー、Uberとなるわけですが、タクシー・Uberの(1人で乗る場合の)運賃はバスやMRTの約10倍なので気が進みません。
そこでいつも利用するのが24時間運行している國光客運のバスなんですが、今回0時を過ぎて桃園空港へ戻った時、僕と同じく台北駅へ移動しようとしている人達で乗り場には既に長蛇の列が…。
「大人しく行列に並んで乗るか、はたまた別の方法を考えるか。。」とバスターミナル内をうろうろしていたら、別のバス会社である大有巴士なら1:10に台北駅行きのバスが出るという情報を見つけました。
バス乗り場を見ても待っている乗客は数人だったので、大有巴士で台北駅へ行ってみることにしました。
桃園空港→台北駅の大有巴士バスの乗り方
台北駅行き大有巴士のバスの乗り方は、國光客運のバスに乗る時とほとんど同じです。
まずはチケット売り場へ行き大有巴士のカウンターで台北駅行きの乗車券を購入します。大人ひとり100元(約450円)です。
※後で出てくる写真のチケットは90元ですが100元に値上がりしました。
外に出て「大有巴士 1961 台北車站」と書かれている乗り場に並びます。
バスがやって来たら、係員さんに行き先を告げ荷物を格納庫に入れてバスに乗りましょう。座席は自由です。
台北駅に到着したら降ります。降車場所は國光客運のバスと同じで國光客運台北轉運站(國光客運台北バスターミナル)です。バスを降りたら預け荷物を忘れず受け取りましょう。
大有巴士で台北駅へ行ってみた感想
メリット
- 桃園空港から台北駅へ行くアクセス方法としては最安
國光客運の運賃がICカードを使用して乗車した場合130元(約585円)なのに対し、大有巴士の運賃は台北駅まで100元(約450円)なので、とにかく安く桃園空港から台北駅へ行きたい人はオススメです。 - MRT中山駅周辺やMRT西門駅にも停まる
MRT中山駅周辺(中山分局前)やMRT西門駅にも停まってくれるので、中山駅及び西門駅周辺に滞在する人にとっては、うまく使えば國光客運のバスで行くより早く目的地に到着できます。
デメリット
- カウンターの人が不親切
最初に大有巴士のカウンターで「台北駅行きを一枚ください」と伝えたところ、無愛想に「3番カウンター(國光客運のカウンター)」とだけ返ってきて、暗に國光客運のバスに乗ることを促されました。
改めて「大有巴士の台北駅行きに乗りたい」と伝えてようやく乗車券を購入できたので、事情があったにせよ案内が親切とは思えませんでした。 - 車内アナウンスが無い
時間帯や運転手によるのかもしれませんが、僕が乗った時は次に停まるバス停に関するアナウンスが一切なく、バスがバス停に近づくとスッと停まって、乗客がスッと降りていったので、観光客には難易度が高いと感じました。 - バスの設備が微妙
ICカードで乗車できず、バス車内もあまり綺麗ではなく僕が今回座った席もシートベルトが壊れていたので、國光客運のバスと比べると快適さは欠けます。 - 車種によっては到着に時間がかかる
「直達車」という車種に乗れば40〜50分で台北駅に到着しますが、「通勤車」に乗った場合は停車するバス停が増えるので70〜80分かけて台北駅に到着します。
最後に
今回はじめて桃園空港から台北駅へ移動する交通手段として大有巴士のバスを選んでみましたが、正直に言うと出来るかぎり桃園MRTか國光客運のバスに乗っていく方が良いでしょう。
深夜に桃園空港へ到着した時、台北駅へ行きたい場合はこんな選択肢もあるというメモでした。
深夜・早朝に桃園空港から台北・新北市内へ行くならチャーター送迎サービスの利用もおすすめ
- タクシー待ちの行列に並ぶ必要なし
- タクシーより安い料金。複数人で利用すれば更にお得
- 飛行機の時間にあわせて24時間いつでも予約できる
※1元=4.5円で計算(2022年9月4日現在)
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。
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