台湾での生活の準備のため、一人で暮らしていた賃貸を引き払い実家に戻ってきたわけですが、もともと自分が使っていた部屋は妹が使用していたため、自分が入り込む隙間はすっかりなくなっていました。
幸いにも物置兼犬の寝室になっていた部屋が無人だったので整理した上で貸して貰ってます(謙虚な姿勢)。
複数の人間で生活をするということは、家事を分担できたり、色々なことを助けあったりできるというメリットはもちろん沢山あります。ですが家族との共同生活からしばらく離れた私にとっては、1人で生活していた時とは勝手が異なることが色々でてきます。
今回はそんな感じでしばらく一人暮らしをしていた人間が、再び実家で生活を始めた時に感じたアレコレを書いてみました。どうぞご覧ください。
7年の一人暮らしを経て実家に戻ってきた人間が再び家族と共同生活をする上で出てくる摩擦5点
01.家族とお風呂やトイレのタイミングが重なる
共同生活ならではの悩み。帰ってきた初期の頃は家族の生活リズムを崩して邪魔者呼ばわりされないよう、自由な時間を活かして家族の行動パターンを把握することに務めました。
02.ゴミの分別ルールや家のルールに戸惑う
以前住んでた東京都板橋区はゴミ出しに関しては結構融通が利いて燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン・缶・ペットボトル、ダンボールくらしか分別がありませんでした。
ですが実家のある地区は燃えるゴミだけでもなぜか何種類に分けられていて、その他のゴミも含めて分別がとにかく細かいです。慣れてしまえばどうってことないんでしょうがこれが案外大変です。
あとうちの場合、僕が家を出た後に家族が犬を飼い始めたので飼育にあたってのルールも増えて最初は戸惑いました。
03.家にある食材を使ったりお菓子を食べるのに気を遣う
これは多分わずかな期間とはいえ、現在僕が働いておらず家にお金を入れてるわけでもないからですねハイ。
「働かずに食う飯は美味いか?」という言葉を脳内で反芻し、今後のことを真剣に考えつつ今日も美味しくご飯を若干遠慮しながら頂いております。
04.生活音が気になる
1人ぼっちの静かな暮らしにすっかり慣れてしまったのと、家族が働く時間帯がバラバラなこともあり、僕がいつも寝る時間(23時~24時)に家族の誰かが活動していて最初は眠れなかったりしました。今でも物音が気になる時は耳栓使ってます。
05.一人暮らし時代に築いた自分の生活習慣に対する家族の目線が気になる
お風呂を出た後は裸でEDMを聞きながらダンスしないと気が済まないとかそういった事ではないのですが、家を出た後に自分で新しく始めた生活習慣って家族の前で堂々とできず、何となく恥ずかしい気持ちありますよね。「お前、筋トレ始めっちゃってたんだ。」みたいな。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。