ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾の国立ホールと言えば、台北には國家戲劇院・國家音樂廳、台中には臺中國家歌劇院があります。そして2018年、高雄にも南部初の国立ホールとなる衛武營國家藝術文化中心がグランドオープンしました。
今回は、先日その衛武營國家藝術文化中心へ行ってきたので現地の様子を紹介していきます。それではご覧ください。
目次
衛武營國家藝術文化中心とは?

衛武營國家藝術文化中心は、台湾の芸術・音楽を発信する目的で作られた、4つの室内ホールと屋外シアターなどを擁する高雄の大型国立ホールです。
台湾の大型インフラ整備事業である「新十大建設」にも名を連ね、計画に15年、施工に8年の歳月を重ね2018年に開業しました。
衛武營國家藝術文化中心の様子

衛武營國家藝術文化中心は高雄MRT衛武營駅の6番出口から出てすぐの所にありアクセスしやすいです。

衛武營國家藝術文化中心の外観です。

すぐ近くには衛武營都會公園もあり、自然に囲まれた空間になっています。

衛武營國家藝術文化中心にはコンサートホール、オペラハウス、リサイタルホール、クラウンホール。それに屋外シアターも完備。

建物はガジュマルの形状や特性などからインスピレーションを得てデザインされています。

各ホールの入口と繋がる連続した曲面が視界に広がるクラウン広場は、風が優しく通り抜けていき包まれているような気持ちになります。

1階からは葉の隙間から注ぐ木漏れ日をイメージしたかのように配置された天窓があります。

クラウン広場にはピアノが設置されていて自由に演奏可能です。

クラウンホールの中へ入ってみましょう。

館内の情報を確認したり、充電ができるエリア。

無料で利用できる大きいサイズのクッション付きリラックススペース。

隅々まで洗練されています。

これはクラウンホールの中にあるレストランですが、まるでデザイン事務所のようなロゴですね。

「衛武營」の歴史を振り返ることができる時光迴廊。衛武營はかつて新兵の訓練センターだった歴史もあります。

こちらは衛武營國家藝術文化中心の模型の展示コーナー。写真はコンサートホールです。
客席はぶどう園のような設計になっていて、どの高さの席にいても最高の音楽が楽しめるようになっているらしいです。

外観の模型。全イベントホールが一体になっている建物は珍しいですよね。パフォーマンスが同時に行われている時の防音が少し気になります。

カフェもあります。

カフェには屋内席もありますが、テラス席でゆっくり過ごすこともできます。

建物外観の窪んでいる部分が屋外シアターです。

自分が訪れた日はイベント準備の真っ最中でした。
最後に

以上、高雄にある大型国立ホール衛武營國家藝術文化中心の紹介でした。
2018年にオープンしたばかりなのでとても綺麗な上、居心地の良い場所でしたが、まだ人が少なかったので高雄の穴場観光地なのではないでしょうか。
施設情報
衛武營國家藝術文化中心
高雄市鳳山區三多一路1號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/11:00〜21:00
定休日/なし
※1元=3.6円で計算(2019年11月24日現在)
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立。台湾で10年間暮らした後本帰国し、現在は神奈川を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。
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