ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
先日台南を訪れた際、「四草緑色隧道」という自然が織り成す緑のトンネルを船で通り抜けることができる場所へ行ってきました。
今回は四草緑色隧道へのアクセス方法やクルージングの参加方法、現地の様子などを紹介します。どうぞご覧ください。
目次
四草緑色隧道とは?
四草緑色隧道は台南の安南区にある観光スポットのひとつです。
緑が生い茂った自然のトンネルをくぐり抜けながら進むクルージングを楽しめることから「台湾版アマゾン川」とも言われています。
四草緑色隧道への行き方
四草緑色隧道は台南市の中心地から少し離れているのでタクシーを利用して行くと楽ですが、僕はバスに乗って行ったのでその方法を紹介します。
台南駅付近からスタートする場合は臺南火車站(南站)から99路線のバスに乗ります。
99路線のバスは台南の各観光地を巡回しているバスなので、もし自分の現在地から近いバス停があればその地点から乗車しましょう。
ただし臺南火車站(南站)から乗る人で座席はほぼ埋まってしまうので、座って行きたい人は臺南火車站(南站)から乗るのをオススメします。
99路線のバスは1日の本数が少ないので、事前に99路線のバスの時刻表を確認しておくきましょう。
バスに乗ったら運賃を払います。料金は一律18元(約81円)です。18元と中途半端な金額なので現金を使うよりは悠遊カードなどのICカードを利用して支払うのが楽です。
「四草生態文化園區(大眾廟)」で降ります。バスに乗車してから大体50分で到着します。
バスを降りたら大きな廟(四草大眾廟)を左手に進みます。
四草緑色隧道のクルージングに参加する方法
四草緑色隧道のクルージングに参加するためには、四草大眾廟の横にあるチケットカウンター(售票處)でチケットを購入する必要があります。
「緑色隧道」と書かれた左側のカウンターでチケットを購入します。
大人1枚200元(約900円)です。
チケットカウンターに次の出航時間が書いてあります。
出航時間まで余裕がある場合は、すぐ近くにあるフードコートが時間を潰すのに最適です。
出航時間の15分〜30分前になったらチケットカウンターのすぐ横にある綠色隧道候船室(待合室)に集合します。
乗船間近になると救命胴衣の着用方法の動画が流れます。
チケットを確認してもらって船着き場に進みます。
救命胴衣をカゴから出して身につけます。
近くに置いてある笠も借りておくとクルージング中の日差しを避けることができます。
船に乗り空いている席(お風呂で活躍しそうな椅子)に座ります。
クルージング中は安全のため立ち上がることができないので、緑のトンネルを綺麗に撮影したい人は一番前に座るのをおすすめします。僕は一番前に座るために乗船40分前から待合室で待機しました。
四草緑色隧道のグルージングの様子
さていよいよ出発です。
水上をゆっくりと進みながら、同乗しているガイドさんが見どころを中国語・台湾語で説明してくれます。
僕が訪れた時期(4月初旬)は鳥や蟹などを見ることができました。
先に出発した方々の船とすれ違い。
そして緑のトンネルにたどり着きました。この場所までやってくると一時停船してくれます。
見上げても緑に覆われています。
時々しっかり屈まないと頭にぶつかるくらいせり出している樹の枝もあります。
遺跡がある場所でUターン。
出発地点に戻ってきました。クルージング時間は約30分です。
最後に
以上、台南の観光スポットのひとつ四草緑色隧道の紹介でした。
台南の中心地から若干離れた場所にあるのでアクセスは不便でしたが、緑のトンネルを船でくぐり抜けるという新鮮な体験ができて楽しかったです。
是非台南を訪れる際は観光プランのひとつに加えてみてください。
施設情報
四草緑色隧道
台南市安南區大眾路360號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/08:00〜16:30(夏季は08:30〜17:30)
定休日/なし
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。