1. UFO型レジャーハウス廃墟。台湾北海岸にある「幽浮船廃墟(飛碟屋)」へ行ってみた

2018.11.112018.11.30 Update

UFO型レジャーハウス廃墟。台湾北海岸にある「幽浮船廃墟(飛碟屋)」へ行ってみた

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。

以前訪れた阿根納造船廠に続き、台湾北海岸沿いにある廃墟スポット「幽浮船廃墟」へ行ってきました。

というわけで今回は幽浮船廃墟へのアクセス方法や現地の様子を紹介します。それではご覧ください。

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目次

幽浮船廃墟とは?

飛碟屋

幽浮船廃墟は廃墟スポットとしての通称であり、正式名称を「飛碟屋」と言います。

飛碟屋は廃墟化した建築物の中国語名で、元々はフィンランドの建築家Matti Suuronen氏設計による「Futuro」という名前のレジャーハウスなどに使用されることを目的として1968年に開発された建築です。

UFO型の特徴あるビジュアルが目立ちますが、当時はその斬新な意匠が世界からの注目を集め各国へ輸出されました。そして今回僕が訪れた台湾北海岸沿いにある新北市萬里區でも建設が決まります。

時が過ぎやがて利用する人はいなくなりますが、飛碟屋は現在も台湾の北海岸を前に佇んでいます。

幽浮船廃墟への行き方

幽浮船廃墟へのアクセス方法は、まず台北駅の北東にある「國光客運台北車站」というバスターミナルへ行きます。

1815路線の案内

そこから1815路線のバスに乗ります。バスは大体10〜20分の間隔でやって来ます。

ICカードリーダー

バスが来たら車内に入ります。バスの運賃は悠遊カードなどのICカードで支払い可能です。乗車時・下車時に運転席横にあるカードリーダーへICカードをかざして運賃の支払いをします。

料金はICカード利用で片道88元(約325円)です。ただ今後料金変更になる可能性もあるので、現金で支払う場合は乗車時に運転手さんへ目的地を告げて金額を聞いてから払いましょう。

バス停「翡翠灣」

バスに乗って1時間強で到着する「翡翠灣」というバス停で下車します。

バリケードが置かれた道路

バスを降り、茶色い建物がある方に向かってバリケードが置かれた道路の先へ進んでいくと廃墟化した建築物が見えてきます。

幽浮船廃墟の現地の様子

廃墟化したレストラン

さて目的の建築がある場所へ向かう途中、円錐屋根を擁したお城のようなデザインの建物が目に付きます。

こちらはレストランなどが入る施設だった建物です。遠目で見ると綺麗なので現役のように見えますが廃墟化しています。

封鎖された正面玄関

近づいてみましたが正面玄関は封鎖されており立ち入ることは出来ないようになっています。ガラス扉だったので中を軽く覗いてみましたがテーブルやインテリアなどが一部残っているくらいでガランとしていました。

2つ並んだ飛碟屋

上の施設を通り抜け日光路という道路を進んでいくと、今回の目的の「幽浮船廃墟」と呼ばれるUFO型のレジャーハウスが見つかりました。

飛碟屋を支える土台

レジャーハウス本体を支える土台部分が、ドラゴンボールのセルが過去に戻る時に使用したタイムマシンを彷彿とさせますね。

土台部分の空間に設けられたテーブルと椅子

その土台部分の空間に設けられたテーブルと椅子。バーベキューなどをする際に利用したのか、はたまた誰かが後で持ち込んだのか…。それにしても家の下という圧迫感が何だか寛ぎきれない。

施錠された扉

居住スペースに続く階段をのぼって扉の前まで行ってみましたが、このエリアに6つある全UFO型レジャーハウスは外から施錠されており中に入れないようになっていました。

飛碟屋の窓

ただ窓が開いているレジャーハウスがいくつかあったので、外から内部の様子を覗いてみることに。

飛碟屋のキッチンカウンター

こちらはキッチンカウンター。棚に残された調味料等が見えますね。

飛碟屋のキッチンカウンター周りにあるスペース

そのキッチンカウンターを囲むように設けられた腰を掛けることができるスペース。

飛碟屋の寝室

ちらっとマットレスと枕が見えますが、奥は寝室になっているようです。

バルコニー

楕円状の窓からはすぐそこにある海を眺めることができます。

洗濯物ハンガー

比較的新しい洗濯物ハンガーが掛かった家も。最近まで誰かがここで生活していたのでしょうか。

飛碟屋を建てるために設けられたスペース

この綺麗なままのタイルが敷き詰められたスペースは、これからレジャーハウスが建つ予定だった足場なのかもしれません。

植物に覆われた飛碟屋

未来感ある形状なのが相まって、こうやって植物に覆われた姿はまるでタイムトラベルでやってきた未来人が残していった文明を見ているかのようです。

レジャーハウスVenturo

さて今回訪れた萬里區ではUFO型レジャーハウスFurutoの他に別の建築物の姿も見ることができます。こちらはFurutoの後に発表された同じくレジャーハウスの「Venturo」。流線型の特徴ある形状をしています。

立ち並ぶVenturo

このエリア内においてVenturoはUFO型のレジャーハウスFurutoより多く見かけますが、Furutoと同様にほとんどが廃墟化しています。ただ現在も利用されている雰囲気のある家もありました。

壁のガラスが割れてしまっているVenturo

このように壁のガラスが割れてしまい、中へ自由に出入りできる状態になっているVenturoも多いです。

リクライニングチェアとマットレス

当時の生活を感じさせるリクライニングチェアにマットレス。

転がったブラウン管テレビ

手前に転がっているのは今はもう見ることが少ないブラウン管テレビですね。

翡翠灣

廃墟化した建築物がある以外はよくある海沿いの町といった雰囲気で、散歩しにやってくる地元の人をよく見かけました。

最後に

飛碟屋外壁

以上、台湾北海岸にある「幽浮船廃墟(飛碟屋)」とその付近にある廃墟化した建築物の紹介でした。

冒頭で紹介したように台湾北海岸沿いは阿根納造船廠など他にも色々な廃墟があります。興味ある方は是非訪れてみてください。

施設情報

幽浮船廃墟

新北市萬里區聽濤路地図(Googleマップ)で見る

※1元=3.7円で計算(2018年11月11日現在)

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年間働いた後、台湾で1年間中国語留学、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点にフリーランスとして生活しています。

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年間働いた後、台湾で1年間中国語留学、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点にフリーランスとして生活しています。

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