ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
僕は台湾で市場を見つけるととりあえず中へ入ってみるんですが、市場の雰囲気ってワクワクしますよね。
さて現在僕が住んでいる台中には、多くは日本統治時代から歴史が続く、名前に数字を冠した市場が6つあります。
今回はその台中にある6大市場の概要と中の雰囲気などを紹介していきたいと思います。それではご覧ください。
目次
第一市場
1つ目の第一市場は1908年に『榮町消費市場』として開設され、1978年に起きた火災をきっかけに商業ビル『第一廣場』として建て直されました。
現在はビル内に入るお店の雰囲気に合わせ名前を『東協廣場』と改め、台中のリトル東南アジアとも呼ばれるようになりました。
東協廣場については下記の記事で内部の様子を詳しく紹介しているのでご覧ください。
第二市場
お次は第二市場。台中の観光地としても有名で観光客が多く訪れる市場です。前身の新富町消費市場は1917年に開設されました。
市場と言えば中高年の方が利用するイメージが強いですが、第二市場は昔ながらの店舗もあれば、近年は現代的な店舗も増えていて比較的若い層の客も多く見かけます。

宮原眼科や第四信用合作社からもそこそこ近く、フードコートに直結している出入口もあるので、台中観光の際にここで食事をした方も多いのではないでしょうか。
施設情報
第二市場
台中市中區三民路二段87號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/火曜日〜日曜日 07:00〜20:00
定休日/月曜日
近くにある中央書局もオススメです
第三市場
第三市場は台中の南区にある市場です。何度か名前を変えて第三市場と呼ばれるようになるのですが、当初は1922年に『櫻町消費市場』として開設されました。
民意街文創市場という少し観光要素のある市場とT字状に連結しているので、あわせてお店を覗くのをおすすめします。
またすぐ隣には文化部文化資產園區という日本統治時代の古い建築物が保存されている無料の観光スポットもあるのであわせて見学してみても良いと思います。
施設情報
第三市場
台中市南區民意街14巷地図(Googleマップ)で見る
営業時間/火曜日〜日曜日 08:00〜13:00
定休日/月曜日
第四市場
第四市場は1932年にできた市場で、当時の名前は『干城町消費市場』です。
現在は市場としての機能は失っていますが、2014年に台中市によって歴史建築に登録され、2018年から修復工事が進められました。
2021年12月4日にはクリエイティブスペース&ファーマーズマーケットとして新たなスタートを切りました。
現在はまだ飲食店がひとつと、販売スペースが少しあるだけなので今後に期待です(2021年11月時点)。
施設情報
第四市場
台中市東區南京路36號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/火曜日〜日曜日 10:00〜18:00
定休日/月曜日
第五市場
5つ目の第五市場は現役の伝統市場です。1937年に『旭町消費市場』として開設されました。
店舗数や規模は先に紹介した第二市場にも劣らず、その場で食べることができる飲食店も多いです。利用している人はほとんど地元の人のようです。
施設情報
第五市場
台中市西區大明街9號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/08:00〜14:00
定休日/なし
第六市場
最後はスプレンダーホテル(金典酒店)の3階にある第六市場です。
こちらの市場は第2市場、第3市場、第5市場のように100年近い歴史がある所謂伝統市場ではなく、2017年に『未来型伝統市場』として開業しました。
他の市場との違いは例え同じものを売っていてもオシャレな雰囲気のお店が多く、客層は比較的若い方が多いです。
週末になると1階屋外スペースにもお店が並び非常に賑わいます。
施設情報
第六市場
台中市西區健行路1049號3樓地図(Googleマップ)で見る
営業時間/火曜日〜日曜日 10:00〜20:00
定休日/月曜日
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。
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