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西門から九份へのバスでのアクセス方法 [行き方・帰り方]

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。多くの日本人が「台湾の観光地と言えば?」と聞かれて連想するのはやはり『九份』ですよね。

ただ九份は台北市内から少し離れた場所にある上、MRTなどの交通機関も近くにないので、タクシーを除くとバスや台湾鉄道を乗り継いで行く必要があり、初めて行く人や行き慣れていない人にとってはアクセス方法が若干難しいです。

というわけで今回は、九份へ何度も行ったことがある僕がバスを使った西門(台北市内)から九份への行き方・帰り方を詳しく解説していきます。どうぞご覧ください。

目次

西門から九份へ行く

バス乗り場の場所

MRT西門駅2番出口

九份へ一番速く・安く行くことができる、台北駅から最も近いバスは台北MRTの西門駅付近から出ています。まずは台北MRTに乗って西門駅まで行き2番出口から出ます。

九份行きのバス965路線が出るバス

2番出口を出て大通り(中華路一段)を右手に直進していくと捷運西門站というバス停があるのでここで965路線のバスを待ちます。

このバス停がある通りには他にもバス停がありますが、必ず事前に965路線が来るバス停かどうか確認しましょう。

料金(バス運賃)

「捷運西門站」から九份付近のバス停「九份老街」までの運賃は片道90元(約405円)です。

現金払いだとお釣りが出ないので、予め90元ぴったりを持っておくか悠遊カードなどのICカードを用意しておくことをオススメします。

バスの乗り方

965路線のバス

965路線のバスが近づいてきたら手を上げてバスに停車してもらいます。(他に乗客がいない場合は手を上げないと停まってもらえないので必ず手を上げます。)

バスに設置されているカードリーダー

運賃の支払い方ですが、悠遊カードなどのICカードを持っている場合は乗車時・下車時に運転席の横に設置されているカードリーダーにタッチします。現金払いの場合は運転手さんに行き先を「九份(ジョウフン)」と伝えて90元を運賃箱に投入しましょう。

整理券

乗車時に運転手さんから渡される整理券は失くさないように保管し、下車時に運転手さんに返却してください。

バス車内の様子

バスに乗車した後の注意事項ですが、市街地を抜けて九份が近づいてくると細く勾配のある山道に入り車内が非常に揺れます。席に座ったら必ずシートベルトを締め、必要に応じて手すりをしっかり握りましょう。

バスの時刻表

965路線バスの路線図

965路線に正確な時刻表はありません。ただバスが来る間隔が30〜40分(平日のオフピークは40〜60分)に1本と定められています。乗車タイミングによっては1本見送らないと乗れないこともあります。

バスが来るタイミングについては台北等公車というアプリを使うとリアルタイムで確認することができます。使用方法や詳細は下記の記事をご覧ください。

降りるバス停と所要時間

九份前のバス停

「九份老街」というバス停に到着したら降ります。このバス停に到着すると運転手さんから少し大きめの声で「九份(ジョウフン)」とアナウンスが入り、乗客の大部分が下車するので一緒に降りましょう。

九份駅付近のバス停「九份老街」までの所要時間は60分前後です。バス車内にお手洗いはないので事前に済ませておきましょう。

時間を節約して効率よく回るならツアー参加もおすすめ

上記のようにバスに乗って自分で行くとなると時間がかかる上、台北郊外にあるので下手をすると九份に行って戻ってきただけで1日が終わってしまうこともあり得ます。

慣れない海外でじっくり時間をかけて行く旅行も楽しいですが、旅行時間が限られている場合は色々な場所を効率良く回れて時間を有効に使うことができる、日本語ガイドが付く安心のツアー参加もおすすめです。

「九份観光ツアー」を利用するおすすめポイント

  • 言葉の心配がいらない日本語ガイドツアー
  • 台湾の人気観光地・九份と十分を一度に満喫
  • 夕暮れ時の九份老街と十分でのランタン上げが楽しめる

九份から台北市内(西門・忠孝復興)へ帰る

バス乗り場の場所

九份から台北市内(西門・忠孝復興)へ帰る時のバスは、行きの時に下車した場所ではなく、そこから少し登ったところにあるバスターミナルから出ます。

そのバスターミナルから目的地に合わせ、行きと同じ965路線のバスで「捷運北門站」や「捷運西門站」で降りるか、1062路線のバスに乗って「捷運忠孝復興站」で下車しましょう。

台北市内へ戻ることができる終バスの時刻は21:30

台北市内に戻るためのバスが出るバスターミナル

965路線より多少運行時間が長い、1062路線の台北方面行きの最終バスは公式サイトの時刻表によると平日は20:35、土日が21:35となってます。

例の提灯の風景を眺めた後、つまり19時〜21時の間はバスターミナルでバスを待つ人が溢れかえる時間帯になります。通常はバスに乗るために30分以上待ったり2、3台はバスを見送る必要があります。

よってバスで帰りたい人は18時半を過ぎたらバスターミナルに向かったほうが良さそうです。

タクシーで帰るのもひとつの手

九份から台北市内に帰る観光客を乗せるために待機しているタクシー

九份は山の上にあるのでアップダウンが激しい場所です。例の風景を眺めて帰る頃にはお疲れでしょう。そこからバスの行列に並んで帰るのも結構しんどいですよね。

そんな時はバスターミナル付近に沢山待機しているタクシーで帰るのもお勧めです。運賃の相場は1人250元(約1,125円)とバスの約2.5倍ですが、宿泊ホテルや次の目的地まで直接行けますし、バスより少し速く移動できるなどのメリットがあります。

ただピークの時間帯はタクシーの運転手さんも稼ぎ時なので運転手さん同士で協力して、タクシーの行き先を台北駅などの主要駅に限定し、バスに並ぶ人の中から同じ行き先の人を探して人数が揃ったら相乗りさせて出発というシステムを採用しているようです。

九份へのアクセスは直通バスの利用もおすすめです

  • 九份まで直通のバス
  • 路線バスのように乗れない心配なし
  • 九份からの帰りのみの利用も可能

※1元=4.5円で計算(2022年9月3日現在)

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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ナカジマチカ

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神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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