1. 台湾・九份へのバスでの行き方と現地で役立つ情報を紹介

2017.01.222018.07.31

台湾・九份へのバスでの行き方と現地で役立つ情報を紹介

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。多くの日本人が「台湾の観光地と言えば?」と聞かれて連想するのはやはり『九份』ですよね。

ただ九份は台北市内から少し離れた場所にあり台北MRTが通っておらず、タクシーを除くとバスや台湾の鉄道などに乗っていく必要があり、初めて行く人や行き慣れていない人にとってはアクセス方法が少し難しいです。

というわけで今回は、九份に何度も行ったことがある僕がバスを使った台北市内から九份への行き方・帰り方、そして現地で役立つ情報を詳しく紹介します。どうぞご覧ください。

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この記事で紹介すること

台北市内から九份へ行く方法

バス乗り場の場所

台北駅をスタート地点として九份へ行く場合は、まずMRTに乗って忠孝復興駅まで行きSOGOに直結している2番出口から出ます。そのすぐ近くに「捷運忠孝復興站」というバス停があるのでそこから「1062」路線のバスに乗りましょう。

バスの乗り方

1062路線の九份行きバス

1062路線のバスが来たら手を上げてバスに停車してもらいます。そして乗車時に運賃を現金で支払うか、悠遊カードなどのICカードをカードリーダーにタッチして乗ってください。ICカードを使う場合は下車時もタッチが必要です。

バスが走り出すと、街中に居る時は良いのですが九份が近づいてくると段々険しい山道になり、台湾のバスの性質も相まって車内はかなり揺れます。席に座ったら必ずシートベルトを締め、必要に応じて手すりをしっかり握りましょう。

料金(バス運賃)

バス停「捷運忠孝復興站」

「捷運忠孝復興站」から九份付近のバス停までの運賃ですが、ICカードで支払う場合は90元(約324円)、現金で支払う場合は98元(約352円)で、お釣りは出ません。割引が効いて他の交通機関でも役立つICカードを事前に用意しておくことをおすすめします。

もちろん運賃は変更になる可能性もあるので、現金で支払う場合は念のため先に運転手さんに尋ねてから支払ってください。ICカードで支払う場合は自動で精算されます。

降りるバス停と所要時間

バス停「九份老街」

「九份老街」というバス停で降ります。このバス停に到着すると運転手さんが少し大きめの声で「九份(ジョウフン)〜」とアナウンスしてくれますし、同じバスに乗った人の大部分が下車するので一緒に降りましょう。

また、バスの乗車時間は大体70〜90分くらいです。そこそこ長い間バスに乗り続けることになるので事前にお手洗いなどは済ませておきましょう。

九份行き「1062」路線のバス時刻表

九份へ向かう1062路線のバス時刻表は基隆汽車客運の公式サイトで確認することが出来ます。しかしバスが時間に正確にやって来るのはあまり期待せず参考程度にしておきましょう。

時間を節約して効率よく回るならツアー参加もおすすめ

上記のようにバスに乗って自分で行くとなるとかなり時間がかかる上、台北郊外にあるので下手をすると九份に行って戻ってきただけで1日が終わってしまうこともあり得ます。

慣れない海外でじっくり時間をかけて行く旅行も楽しいですが、旅行時間が限られている場合は色々な場所を効率良く回れて時間を有効に使うことができる、日本語ガイドが付く安心のツアー参加もおすすめです。

「九份観光ツアー」のおすすめポイント

  • 出発時間を自由に指定
  • 台北市内の無料送迎
  • 日本語が話せるドライバーによる貸切チャーター
  • 十分やその他観光地もセットで観光

九份から台北市内へ帰る方法

バス乗り場の場所

行きで降りた場所ではなく、そこから少し登った所に帰りのバスが出るバスターミナルがあります。乗るバスは行きと同じく1062路線のバスで、行きの出発地点である「捷運忠孝復興站」へ帰ることが出来ます。

台北市内へ戻ることができる終バスの時刻は21:30

九份老街のバスターミナルに並ぶ人々

基隆汽車客運の公式サイトによると平日・休日ともに台北方面行きの最終バスは21:30となってます。

例の提灯の風景を眺めた後、つまり19時〜21時の間はバスターミナルでバスを待つ人が溢れかえる時間帯になります。通常はバスに乗るために30分以上待ったり2、3台はバスを見送る必要があります。

よってバスで帰りたい人は遅くても20時半にはバスターミナルに向かってください。

タクシーで帰るのもお勧めです

台北行きタクシー

九份は山の上ということでアップダウンの多い場所です。例の風景を眺めて帰る頃にはお疲れでしょう。そこからバスの行列に何十分も並んで帰るのも結構しんどいですよね。

そんな時はバスターミナル付近に沢山待機しているタクシーで帰るのもお勧めです。運賃の相場は1人250元(約900円)とバスの約2.5倍ですが、宿泊ホテルや次の目的地まで直接行けますし、バスより速く(4,50分)帰ることができるなどのメリットがあります。

ただピークの時間帯はタクシーの運転手さんも稼ぎ時なので運転手さん同士で協力して、タクシーの行き先を台北駅か忠孝復興駅に限定し、バスに並ぶ人の中から同じ行き先の人を探して人数が揃ったら相乗りさせて出発というシステムを採用しているようです。

九份散策に要する時間

九份老街

九份の規模はそこまで大きくないので、レストランで食事をしたりカフェでお茶をしなかった場合の純粋な散策時間は大体1時間くらいになるでしょう。そして有名な提灯がある場所が綺麗に見えるのは日が暮れる17時半〜18時半くらいからです。

よって有名な例の風景だけ見れれば良いという方は、15時〜16時頃に「捷運忠孝復興站」のバス停を発ち1時間半かけて九份へ行き、1時間くらいブラブラして陽が落ちるのを待つのが良いかと思います。

先に「十分」を観光してから九份へ行く場合は下記の記事をご参考ください。

九份の天気・気候

濃霧の九份

九份は非常に雨が降りやすい上、霧もかかりやすい場所です。よって九份へ訪れる時は濡れても構わない服と靴を身に着けて行くのを推奨します。

また天気予報で雨が降るのが分かっている場合は折りたたみ傘などの雨具を準備していくと思いますが、九份は人がとても多い場所なのでスペースを取る上、カメラを構える時も邪魔になりがちです。

そこでおすすめの雨具は使い捨てのカッパです。見た目はともかく台湾のコンビニ等で数十元で購入でき、雨の多い台湾(特に台北)では九份に限らず雨天の夜市へ行くときなども非常に役立ちます。

個人的おすすめ九份グルメ

阿柑姨芋圓のタロイモ&さつまいものお団子

正直に言うと九份におすすめグルメは特にないのですが、あえて言うなら九份老街の上の方にある「阿柑姨芋圓」の芋圓(タロイモ団子)のスイーツは食べてもいいと思います。

阿柑姨芋圓

店員さんも日本人観光客慣れしていており簡単な日本語での接客は問題ないので、注文時は中国語ができなくても困ることはありません。

九份からの眺望を見渡せる飲食エリア

九份には他にも賴阿婆芋圓などの芋圓を売るお店があるのですが、こちらのお店を推薦する理由は座席数が多く、外の景色も楽しめる展望台を兼ねた飲食エリアがあるからです。

しかも上の方まで登っていって「そろそろ休憩したいなぁ」というタイミングで現れるので、僕は九份を訪れた際にはいつもこの阿柑姨芋圓で休憩を取っています。

店舗情報

阿柑姨芋圓

新北市瑞芳區豎崎路5號地図(Googleマップ)で見る

営業時間/09:00~20:00

定休日/なし

九份のトイレの場所・地図

九份を散策される方の中にはお手洗いの場所が気になる方がいらっしゃると思うので紹介いたします。一般的に九份と認識されているエリアの中には2つの公衆トイレがあります。

1つ目は九份老街の入口付近、「元藝坊」というお土産屋さんのすぐ横にある公衆トイレ。

そして2つ目は写真撮影スポットとして混み合う場所の階段の脇です。

穴場は「昇平戲院」の中のトイレ

昇平戲院

ただ上に挙げた2つの公衆トイレはあまり綺麗とは言えません。それが気になる方は「昇平戲院」という、以前は映画館として利用されていた施設の中のトイレが比較的綺麗なのでおすすめです。

施設情報

昇平戲院

新北市瑞芳區輕便路137號地図(Googleマップ)で見る

九份の撮影スポット

「阿妹茶樓」前の階段周辺

九份の撮影スポットとして有名な場所は2つありまして、1つ目は「阿妹茶樓」という茶藝館に続く階段がある周辺です。

上から撮影する人も下から撮影する人も非常に多いですが、僕は下から九份のお店や提灯のゴチャゴチャしている様子を見上げて撮る方が好みです。

阿妹茶樓外観

もうひとつは上述した「阿妹茶樓」の外観を横から撮ったカットです。阿妹茶樓から階段を挟んだ向かい側に「海悅樓觀景茶坊」というレストランがあるので、そのレストラン入口へ続く階段から撮影することができます。

九份は映画「千と千尋の神隠し」のモデルなのか?

オマケでこの件についても一応書いておきます。

結論を書くと九份は映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなった場所ではありません。上に貼ったものは台湾のテレビ局のニュース番組で、この映像の中にそれを裏付ける証拠がありました。

番組中に宮崎駿さんご本人へのインタビューがあり、3:20あたりから九份と千と千尋の神隠しについての話題が始まって3:33でキッパリと否定しています。

最後に

九份の狭い道を走るゴミ収集車

以上、九份への行き方・帰り方、そして現地で役立つ情報でした。

美味しい食べ物はほとんどなく、売っている物も高く、日本人観光客も非常に多い場所なのであまり外国気分は全然味わえませんが、台湾が好きな人なら一度は訪れておく価値がある場所だと思います。

※1元=3.6円で計算(2017年1月22日現在)

「九份観光ツアー」のおすすめポイント

  • 出発時間を自由に指定
  • 台北市内の無料送迎
  • 日本語が話せるドライバーによる貸切チャーター
  • 十分やその他観光地もセットで観光

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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