1. 台湾「九份」へのバスでの行き方と現地で役立つ情報を紹介

2017.01.222017.06.11

台湾「九份」へのバスでの行き方と現地で役立つ情報を紹介

多くの日本人が「台湾の観光地と言えば?」と聞かれて連想するのはやはり『九份』でしょうか。

しばらく台湾に住んでいる僕も一応過去に2度ほど訪れたことがあるのですが、観光地感の凄さとアクセスの悪さに「今後10年は行かなくてもいいかな…」なんて思ったりして、九份に対しての印象はそこまで良いものではありません。

しかしながら今は以前訪れた頃の自分とは違います。台湾での生活にも慣れ、中国語も少し話せるようになりました。そのせいか「また違う視点で九份を見れるかもしれない…!」という謎の希望が湧いてきたので先日フラッとひとりで遊びに行ってみました。

というわけで今回は、バスを使った台北市内から九份への行き方・帰り方、そして現地で役立つ情報を紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。

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この記事で紹介すること

行き(台北市内から九份へ)

バス乗り場の場所

台北駅をスタート地点として九份へ行く場合は、まずMRTに乗って忠孝復興駅まで行きSOGOに直結している2番出口から出ます。そのすぐ近くに「捷運忠孝復興站」というバス停があるのでそこから「1062」路線のバスに乗りましょう。

バスの乗り方

1062路線の九份行きバス

1062路線のバスが来たら手を上げてバスに停車してもらいます。そして乗車時に運賃を現金で支払うか、悠遊カードをカードリーダーにタッチして乗ってください。悠遊カードを使う場合は下車時もタッチが必要です。

バスが走り出すと、街中に居る時は良いのですが九份が近づいてくると段々険しい山道になり、台湾のバスの性質も相まって車内はかなり揺れます。席に座ったら必ずシートベルトを締め、必要に応じて手すりをしっかり握りましょう。

料金(バス運賃)

バス停「捷運忠孝復興站」

「捷運忠孝復興站」から九份付近のバス停までの運賃ですが、現金で支払う場合は100元(約360円)、悠遊カードを使った場合は90元(約324円)になります。

もちろん運賃は変更になる可能性もあるので、現金で支払う場合は念のため先に運転手さんに尋ねてから支払ってください。悠遊カードで支払う場合は自動で精算されます。

降りるバス停と所要時間

バス停「九份老街」

「九份老街」というバス停で降ります。このバス停に到着すると運転手さんが少し大きめの声で「九份(ジョウフン)〜」とアナウンスしてくれますし、同じバスに乗った人の大部分が下車するので一緒に降りましょう。

また、バスの乗車時間は大体70〜90分くらいです。そこそこ長い間バスに乗り続けることになるので事前にお手洗いなどは済ませておきましょう。

九份行き「1062」路線のバス時刻表

九份へ向かう1062路線のバス時刻表は基隆汽車客運の公式サイトで確認することが出来ます。しかしバスが時間に正確にやって来るのはあまり期待せず参考程度にしておきましょう。

時間を節約して効率よく回るならツアー参加もおすすめ

上記のようにバスに乗って自分で行くとなると結構時間が掛かる上、台北郊外にあるので九份に行って戻ってきただけで1日が終わってしまうこともあり得ます。

慣れない海外でじっくり時間をかけて行く旅行も楽しいですが、旅行時間が限られている場合は色々な場所を効率良く回れて時間を有効に使うことができる、日本語ガイドが付く安心のツアー参加もおすすめです。

九份ツアーの参加予約はこちら

九份現地の様子・情報

散策に要する時間

九份老街

九份はそこまで大きくないので、お店に入ったりしなかった場合の純粋な散策時間は大体1時間くらいです。そして有名な提灯がある場所が綺麗に見えるのは日が暮れる17時半〜18時半くらいからです。

なので、例の提灯の風景だけ見れれば良いという方は、15時〜16時頃に「瑠公圳公園」のバス停を発ち、1時間半かけて九份へ行き、1時間くらいブラブラして、陽が落ちるのを待つのが良いかと思います。

天気・気候

濃霧の九份

とても雨が降りやすい上、常に霧がかかったような状態の場所です。よって服装は濡れても構わない服と靴を推奨します。

天気予報で雨が確定している場合は、折りたたみ傘などの雨具を持っていくと思うのですが、いかんせん観光客がとても多い場所なので、スペースを取る傘は差しづらいですし、カメラを構える時も邪魔になります。

そこでお勧めの雨具が台湾のコンビニ等で必ず売っている使い捨てのカッパです。見た目はともかく数十元で購入できるので、雨の多い台湾では九份に限らず1枚携帯しておくと意外に役立ちます。

個人的おすすめグルメ

阿柑姨芋圓

正直に言うと九份におすすめグルメは特に無いのですが、あえて言うなら「阿柑姨芋圓」のタロイモ&さつまいものお団子は食べてもいいと思います。店員さんも日本人観光客慣れしていて、簡単な日本語での接客が可能なお店なので注文に困ることはありません。

九份からの眺望を見渡せる飲食エリア

九份には他にもいくつか同じような食べ物を売るお店があるのですが、こちらのお店を推薦する理由は座席数が多く、外の景色も楽しめる展望台を兼ねた飲食エリアがあるからです。

しかも上の方まで登っていって「そろそろ休憩したいなぁ」というタイミングで現れるので、九份へ行った際にはいつもこちらの阿柑姨芋圓で休憩を取っています。

提灯のある有名な場所(撮影スポット)

提灯のある有名な撮影スポット

撮影スポットとなる有名な場所は「阿妹茶樓」という茶藝館の階段周辺です。階段の上から、また阿妹茶樓の横から撮る方も多いですが僕は下から撮った時の画が一番好きです。

ちなみに今回訪れた時は提灯の一部が消え、爛々とした雰囲気が薄れていて残念でした。下の写真は2年前くらいに九份の同じ場所へ来た時に撮影したものですが、まだ空が微妙に明るいのにも関わらず、提灯はほぼ全快で点いていました。

提灯のある有名な撮影スポットからの写真02

九份は映画「千と千尋の神隠し」の舞台なのか?

オマケでこの件についても一応書いておきます。結論を言うと九份は映画「千と千尋の神隠し」の舞台ではありません。上に貼ったものは台湾のテレビ局のニュース番組なのですがこの映像の中に証拠がありました。

番組中には宮崎駿さんご本人へのインタビューがあり、3:20あたりから九份と千と千尋の神隠しについての話題が始まって3:33でキッパリと否定しています。

帰り(九份から台北市内へ)

行きで降りた場所ではなく、そこから少し登った所に帰りのバスが出るバスターミナルがあります。乗るバスは行きと同じく1062路線のバスで、行きの出発地点である「捷運忠孝復興站」へ帰ることが出来ます。

また、もし遊び足りなければ、この帰りのバスが「松山車站(八德)」というバス停を通るのですが、こちらで降りるとすぐ近くにあるそこそこ規模の大きい「饒河街觀光夜市」という夜市に行けるので、九份だけではなく夜市もセットで楽しむことが出来ます。

ツアーで行く夜の九份&饒河街夜市巡り

バスの最終時刻は21:30

九份老街のバスターミナルに並ぶ人々

基隆汽車客運の公式サイトによると平日・休日ともに台北方面行きの最終バスは21:30となってます。

例の提灯の風景を眺めた後、つまり19時〜21時の間はバスターミナルでバスを待つ人が溢れかえる時間帯になります。通常はバスに乗るために30分以上待ったり2、3台はバスを見送る必要があります。

よってバスで帰りたい人は遅くても20時半にはバスターミナルに向かってください。

タクシーで帰るのもお勧めです

台北行きタクシー

九份は山の上ということでアップダウンの多い場所です。例の風景を眺めて帰る頃にはお疲れでしょう。そこからバスの行列に何十分も並んで帰るのも結構しんどいですよね。

そんな時はバスターミナル付近に沢山待機しているタクシーで帰るのもお勧めです。運賃の相場は1人250元(約900円)とバスの約2.5倍ですが、宿泊ホテルや次の目的地まで直接行けますし、バスより速く(4,50分)帰ることができるなどのメリットがあります。

ただピークの時間帯はタクシーの運転手さんも稼ぎ時なので運転手さん同士で協力して、タクシーの行き先を台北駅か忠孝復興駅に限定し、バスに並ぶ人の中から同じ行き先の人を探して人数が揃ったら相乗りさせて出発というシステムを採用しているようです。

最後に

九份の狭い道を走るゴミ収集車

久々に九份を訪れた感想としては、やっぱりあの風景ありきの観光地という感じで、その他に思うところは特にありませんでした。

美味しい食べ物はほとんどないし、売っている物の価格もやたら高いですし、観光客多すぎだし、更には日本人も多すぎで外国気分も全然味わえませんが、台湾が好きな人は是非一度行ってみてください。

※1元=3.6円で計算(2017年1月22日現在)

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プロフィール

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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