台湾の新北市板橋区にある「板橋435藝文特區」という場所を最近訪れたのですが、そこで展開されていたパブリックアートがなかなか素敵だったんですよね。
というわけで今回は板橋435藝文特區のアクセス方法や現地の様子を紹介していきます。どうぞご覧ください。
目次
板橋435藝文特區とは?
台北市の板橋区にある劇場や博物館や展示室、パブリックアート等などがある複合アートスペースです。
台北市政府の観光サイトでは、板橋435藝文特區を日本の上野公園のような場所と紹介していました。(ほんとか?)
板橋435藝文特區の場所とアクセス方法
板橋435藝文特區の最寄り駅は台北MRTに乗っていける「新埔」駅です。
駅から板橋435藝文特區までは歩いていけない距離でもないですが、天気が良い日ならYoubikeに乗って行くのをお勧めします。10分くらいで到着するでしょう。
板橋435藝文特區は新北市にあるのでICカードを利用してYoubikeに乗り30分以内に最寄りYouBikeステーションに到着すれば、無料で行くことができます。
バスを使う場合
MRT新埔駅の1番出口から出て、近くにある捷運新埔站というバス停から857路線のバスに乗り板橋國中(435藝文特區)で降りて行くのが良いと思います。
板橋435藝文特區の現地の様子
さて現地の様子を見ていきましょう。まずはアートスペース定番の可愛いグラフィティ。
隠れ身の術。
どこかで見たことあるノスタルジックな景色が描かれた壁。
アグ○ン進化〜
バイオハザードシリーズに出てきそうな巨大植物。
こちらは台湾の若手作家さんの作品が展示してある棟。
エリア内の道にはチョークが置いてあり、アスファルトは自由に落書きしても問題ありません。
さてここまでは特段目を見張る点もない地元のアートスペースという雰囲気ですが、最近ここ板橋435藝文特區では注目を集めている場所があります。
それがこちらの色鮮やかな傘が頭上に広がるパブリックアートが添えられた空間です。
Instagramで現地の写真を見ると大体このカラフルな傘をバックにした写真ばかり上がっています。たまにこの傘が閉じている日もあるようで、それはそれで可愛いと思いますが、せっかくなら開いている日に行ってみたいですね。
傘の下は親子でも遊べるような安全な砂場になっています。
砂場と言っても敷き詰められているのはサラサラした小粒の白石です。また砂遊びができるおもちゃも置いてあります。
最後に
以上、板橋435藝文特區へのアクセス方法や現地の様子でした。
アートスペースということで来場者は美術に関心のある学生さんが多いのかなと思っていましたが、平日は基本的に親子や高齢者の方の憩いの場になっていて、非常に落ち着く空間です。
見所として紹介した傘のパブリックアートは今後別のものに置き換わる可能性もありますが、是非素朴な可愛さがにじみ出る台湾のアートスペースを見に行ってみてはいかがでしょうか。
施設情報
板橋435藝文特區
新北市板橋區中正路435號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/月曜日〜金曜日 09:00〜17:00、土曜日・日曜日 09:00〜18:00 ※屋外エリアは06:00〜22:00
定休日/毎月第1週目の月曜日、旧正月
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。