ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
以前から台南に台湾っぽくない博物館があることを耳にしておりまして、先日台南に滞在した際にその博物館「奇美博物館」へ行ってまいりました。
ということで今回はその奇美博物館への台南駅からのアクセス方法、奇美博物館の様子を紹介いたします。それではご覧ください。
目次
奇美博物館とは?
西洋絵画、彫刻、楽器などのコレクションを有する台南の総合博物館です。
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂を思わせる博物館の外観デザインが、台湾にある博物館の中では異彩を放っています。
台南駅から奇美博物館への行き方
まずは台南駅(台南車站)へ行きます。
台湾鉄道に乗ります。都度切符を購入して乗車するのも良いですがICカードを利用すると楽です。運賃はICカード利用で14元(約63円)でした。
2番ホームから潮州、新左營、沙侖いずれかに向かう區間車に乗ります。
電車に乗ったら台南駅の次の駅の保安駅へ行きます。
保安駅には大体10分で到着します。
保安駅から10分強歩くと奇美博物館に到着します。
奇美博物館の様子
展示エリアへの入場料(常設展)は200元(約900円)かかりますが屋外エリアは公園のように一般開放されています。
奇美博物館は展示エリアだけではなくこの屋外エリアも見応えがあるので、この記事では主に屋外エリアの様子をお届けします。
展示エリアは撮影禁止だったため、この記事で紹介することはできませんがなかなか面白かったです(特に兵器コーナー)。
こちらが奇美博物館の全体マップです。全体を隈なく歩くと疲れるくらいの規模です。
緑に包まれた敷地内は風が抜けるようになっており非常に爽やかです。
休憩スペースもたくさんあります。ただ屋根がある場所が少ないので熱中症などにお気をつけください。
杯のオブジェが中央に置かれた十字路。
湖の上にかかった博物館へまっすぐ伸びる白いアーチ橋「オリンポスブリッジ」。
橋の左右に並べられた像の中にはゼウスの正妻であるヘラの姿も。敷地内にはこのようにギリシャ神話の要素も見受けられます。
同じくギリシャ神話からの馬車に乗ったアポロン像が中央で荒ぶっている噴水もあります。
博物館を正面から。
正面エントランスに近づいた様子。古代ギリシア建築を思わせる印象的な円柱が目立っていることもあり、ここだけを切り取ると台湾ではない国にいるようです。
展示エリア外なら建物の中を撮影できます。館内も美しいですね。
最後に
以上、台南の奇美博物館のアクセス方法や現地の様子の紹介でした。
博物館の展示内容が素晴らしいのはさることながら、博物館へ入る前から台湾とは少し空気感を楽しめてしまうのが奇美博物館です。台南を訪れた際は是非行ってみてください。
施設情報
奇美博物館
台南市仁德區文華路二段66號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/09:30〜17:30(最終入場は17:00まで)
定休日/水曜日
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。