ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
先日高雄を訪れた時に、台湾最大の仏教道場と言われている「佛光山」へ行ってきました。
今回はその佛光山および佛陀紀念館へ行き方や、現地の様子などを紹介していきます。それではご覧ください。
目次
佛光山・佛陀紀念館とは?
佛光山は星雲大師という方によって開かれた台湾に拠点を置く国際的な仏教教団です。
高雄の佛光山は台湾最大の仏教道場であるとともに、世界公認の仏教聖地とされています。
そして釈尊の遺骨を永久に保存し供養することを目的に作られた施設が佛光山佛陀紀念館です。
佛光山・佛陀紀念館への行き方
佛光山・佛陀紀念館への行き方は色々ありますが、タクシーを除くと高雄MRT左營駅1番出口、または新幹線(高鐵)左營駅2番出口から出てすぐのところにあるバスターミナルから出ている「哈佛快線」に乗っていくのが楽で速いです。
3番バス乗り場に並びます。
哈佛快線のバスがやってきたら乗車します。
平日・休日ともに1時間に1,2本しかバスがやってこないので、利用する際は事前に哈佛快線の時刻表をご確認ください。
バスの運賃は片道70元(約252円)です。ICカードを利用する場合は上下車時にタッチします。
バスに約30分間乗ると目的地に到着します。下車するバス停ですが、哈佛快線はバスターミナルを出発すると2つのバス停に停まります。
大きな像がある風景だけ見たい人は1つ目の「佛陀紀念館」、その他寺院や道場などの施設を全てを見て回りたい人は2つ目(終点)の「佛光山」で降りましょう。
佛光山・佛陀紀念館の現地の様子
佛光山は「佛陀記念館」「藏經樓」「佛光山」の3エリアに分かれています。ちなみに佛光山を紹介する写真としてよく使われているのは佛陀記念館です。
僕はバス停「佛光山」で降り、佛光山から佛陀記念館まで全てをじっくり見ていくことにしました。
佛光山のバス停のすぐ横にある朝山步道から登っていきます。
こちらは「大佛成」。数え切れない仏像が並んでいます。
大佛成は佛光山の中の東山にあるので街の景色を見渡すことができます。
大佛成の中央に立つ大仏の高さは40mあるそうです。
瞑想中でしょうか。
大佛成を後にして、本殿の方へ進みます。
途中にあった佛光茶。結構苦かったです。
本殿「大雄寶殿」と成佛大道。一万人以上もの人を収容できる広さがあるとか。
成佛大道脇の回廊。
こちらが本殿前です。靴を脱いで中へ入ってみましょう。
撮影ができないので写真はありませんが、14,800尊ものお釈迦様が奉られた殿内は圧巻です。
大雄寶殿の裏で見つけた世界にある佛光山の別院の案内。日本を含め世界33か国に200余りの別院があるそうです。
次の目的地「藏經樓」へ。各エリアは数百メートル単位で離れています。
藏經樓が見えてきました。
壮観な眺め。
訪れた日は開放されていませんでしたが、藏經樓では展示などが行われています。
3エリア目の「佛陀紀念館」にある佛光大仏と8つの棟が見えてきました。
下に降りまして佛陀紀念館禮敬大廳から中へ入っていきます。
菩提広場という集会広場。ここから見える光景は他にはなかなかありませんね。
佛陀紀念館本館の方へ進んでいきます。
佛陀紀念館本館の中は美術館ホールや仏陀の一生を学ぶ展示室、3Dシアターなどがありバリエーション豊かです。
佛陀紀念館本館の上階へ上がり奥へ進むと、佛光大仏にここまで接近することが可能です。
佛陀紀念館からの帰りは、佛陀紀念館禮敬大廳を抜けて右側にあるバス停から、行きの出発地点である左營駅のバスターミナル行きのバスが出ています。
最後に
以上、佛光山・佛陀紀念館の現地の様子などの紹介でした。
数時間では回りきれないほど見どころ満載の広大な仏教道場です。佛陀紀念館にはより詳しく知りたい方向けに日本語を含む各言語に対応した無料ガイドツアーもあります。
高雄へ行かれる際、仏教に興味がある方は是非足を運んでみてくださいませ。
施設情報
佛光山佛陀紀念館
高雄市大樹區統嶺路1號地図(Googleマップ)で見る
開放時間/月曜日〜金曜日 9:00〜19:00、土曜日・日曜日 9:00〜20:00
定休日/火曜日
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。