3月からいよいよ台湾へ中国語の語学留学ということで、先日台湾を旅行した際に3月から住む家を決めてきました。単身用の賃貸です。
さて、いま住む家を決めたとさらっと言いましたが、僕の中国語は日常会話ができるレベルとはお世辞にもまだ言えず、賃貸を契約するための中国語での会話なんてもっての他です。
かといって日本企業が運営する仲介会社を利用すると、日本語が通じるという保証は確かにありますが、その分の手数料は当然発生します。巧いこと言われて家賃に見合わない物件を紹介されてしまい住み始めてから後悔したという、悲しい日本人の話も聞きます。
そんなこともあり、事前に僕は台湾人の友人に「台湾人が部屋を借りる時に行う一番メジャーな方法」を尋ねてみました。
その答えは「591などの不動産紹介サイトで賃貸を探し、その賃貸のオーナーと直接連絡を取り、内見をして問題がなければ契約する。」というシンプルな方法でした。
日本で部屋を借りる時に多く見られる、仲介会社・管理会社を介して契約を結び、最終的に仲介手数料を払うという謎のシステムはなく、オーナーと最初から最後まで直接やりとりすることが可能で、一番お金を節約して部屋を借りる方法でもあります。
そして出来れば外国人の僕でも、この一番お金を節約できる方法で部屋を借りたかったので、今回この現地の台湾人がやっている方法と同様の方法・手順で台湾に部屋を借りてきました。
さて中国語が充分なレベルではない日本人の僕はどうやって台湾の賃貸を契約したのでしょうか。そのための一番良い方法を紹介します。
僕の考える台湾の賃貸を借りるためのベストな方法
簡潔に言うと「台湾の不動産紹介サイトで日本語ができる台湾人オーナーを見つけること」です。
台湾人の友人に留学時の生活の相談をしていたところ、その友人が台湾の不動産紹介サイト591を教えてくれ、更に日本語が話せるオーナーさんが貸し出している部屋も見つけて教えてくれました。
単純に運が良かっただけと言えばそうですが、この情報を教えて貰った後、僕は自らオーナーさんと連絡を取って内見の約束をし、留学前に行った台湾旅行中に契約までいっきに結んできました。
ちなみに最初に連絡する時、一応中国語と日本語を併記してメールを送りましたが、返事が丁寧でとても分かりやすい日本語だったので、その後は現時点で一番語弊がない方法として日本語でやり取りさせて頂きました。(中国語が出来ない言い訳)
不動産紹介サイトを探してみると、外国語が堪能なオーナーさんも人数は多くはありませんが実際いらっしゃいます。また英語もいけるオーナーさんもいらっしゃるので、英語が出来る方は更にチャンスが広がります。
けど出来れば…
しかしながら、日本語(または英語)が話せるオーナーが所有する希望条件に合う部屋となるとかなり絞られてしまうので、やはり部屋を借りる段階である程度の中国語は出来た方が良いです。
僕は今回、日本語で説明を受けて自分で納得した上で契約を結ぶという安全を取りましたが、もし台湾内で引っ越すことがあったら、その時は中国語でオーナーさんとやり取りしたいです。というか出来るようにならなくては。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。