1. 台湾(台北)で一人暮らし用の部屋を自分で探して借りる方法と流れ・気をつけたいこと

2017.02.052017.09.12

台湾(台北)で一人暮らし用の部屋を自分で探して借りる方法と流れ・気をつけたいこと

台湾での生活を始める準備の中で、語学学校への入学申し込みやビザ取得などは比較的簡単ですが、次に立ちはだかる試練にして最大の不安は何といっても自分が住む場所の確保ですよね。台湾で住む部屋は一体どう探してどう住めばいいんだと。

しかし現状は自分ひとりの力で台湾で部屋を探す際、これが確実と言い切れる方法はなく、台湾人の協力を得ないと難しい部分もあり、日系の不動産仲介会社を通して部屋を借りたり、国際宿舎・ゲストハウスなどに住むのを余儀なくされる人が多いと思います。

僕は結構運が良かったのか、過去に2回台湾人が部屋探しをする時と同じやり方で台湾で部屋を借りましたが、2回ともほぼ自分ひとりの力で部屋を借りることに成功しました。

今回は僕のケースや経験を紹介しながら、台湾(台北)で一人暮らし用の部屋を自分で探して借りる時の流れ・気をつけたい事を紹介していきたいと思います。

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僕の台湾部屋探しの歴史

カフェ

1.語学留学時代(2015年2月〜2016年3月)

台湾人の友人が日本語ができる大家さんの所有する部屋を591で探し出してくれて、そこからは自分で連絡を取り、内見から契約まで全て自分ひとりで進めました。

その時のことは下記の記事に書いておりますので良かったらご覧ください。

2.ワーホリ時代(2016年5月〜)

こちらは今住んでいる部屋です。前回の滞在時に中国語を1年間勉強した成果を試す意味で、日本語ができる大家さんに限定せず家探しをしました。当然住む家の選択肢は増えます。

不動産の仲介会社で働いた経験のある台湾人の友人と一緒に591を見て、台湾流部屋探しのコツを教えてもらいながら家探しをして、契約に関しては自分ひとりで行いました。

このようにたった2回ですが、今回はこの2回の部屋探しの経験をもとに日本人がひとりで台湾で部屋を探す際、どう探せばいいのか流れやアドバイスなどを書いていきます。

ちなみに大家さんなどとのやりとりに使う言語は全て中国語(または意思疎通が取れる言語)です。…と聞いて諦めるのはまだ早いです。

中国語がほとんど出来ない状態に近い1回目の部屋探しの際は、相手が日本語ができる大家さんではあったものの、部屋を借りる際に必要な中国語を調べて拙い文章をつくりメールをしましたが意味は伝わりました。同じ漢字圏の国なのでなんとかなるはずです。

台湾における部屋探しの流れ

台北駅前

1.ネットで部屋を探す

自分で部屋を探す時の一般的な方法は日本と大体一緒で、まずは591等の不動産紹介サイトで賃貸の部屋を探します。

大体の部屋が最低1年間住まなくてはいけないという条件付きなので、3ヶ月間〜半年間だけ住みたい人は貸出条件の「最短租期」をよく確認してください。

2.大家さん・管理会社に連絡して内見の予約をする

気に入った部屋が見つかったらそのページに書いてある大家さんか管理会社の連絡先に、「まだ空きがあるか?」と「内見可能か?」の2点をお目当ての部屋に対して確認を入れましょう。

また稀に外国人の入居NGの大家さんもいるので最初に日本人であることをはじめの段階で申し出ておいた方が後がスムーズになります。

連絡の際は日本にいる場合でも国際電話で会話をすることは可能ですが、僕はいつも落ち着いて要点だけ話せるようにメールで連絡しています。

返事がきて「部屋に空きがあって内見もOK」となった場合は下記のことを確認の上、内見の約束を取り付けましょう。

  • 集合日時・場所
  • 当日案内してくれる人(連絡を取った人とは違う人が案内する場合が多い)
  • 当日の連絡先
  • 契約の際に必要なもの

この連絡を取る段階で「こちらの質問に答えてくれない」「話が噛み合わない」等を感じた場合は、その大家さん及び管理会社から家を借りるのは止めたほうが良いと思います。

3.約束した日に内見をする

さて内見の約束をした日を迎えたら、待ち合わせ場所に向かって部屋を見せてもらうわけですが、ここでお勧めしたい部屋探しの段取りを紹介します。

もし、台湾で部屋を借りるのが初めての場合は家が見つからなかった時のリスクを出来る限り下げるため、台湾移住初日に内見の約束をするのではなく、本格的に移住する少し前に台湾へ足を運び契約までしてしまいましょう。

台湾行きの航空券を見てみる

やっぱり慣れない土地に来て部屋探し含めいきなり色々なことをやろうとすると結構しんどいです。そこでもし住む場所だけでも既に決まっていれば結構安心できますよね。

台湾の賃貸用の部屋

その他、内見の際に必ずチェックしておきたい事として、室内で見るべき細かい部分は日本と大体同じですが大家さんが同じ建物の中に別のグレードの部屋を所有しているケースがあるので、その場合は他の部屋もついでに見せてもらいましょう。

こういった部屋はネット上にも情報がまだ公開されていないことがあるので、運が良ければネットで見た部屋より少し小さいけど住むだけなら全然OKな部屋が1,000元安く借りれたりします。当然+1,000元出せばもうちょっと良い部屋に住めるといった逆のケースもあります。

4.契約

見せてもらった部屋を気に入ったら契約します。気に入らなかった場合は1に戻ります。

契約に必要な持ち物は内見の予約をする際に自ら確認する必要がありますが、基本的に台湾の部屋は下記の持ち物があればその場で契約が可能です。

  • パスポート(+コピー)
  • 台湾での連絡先
  • 敷金 ※家賃2ヶ月分が多い
  • 1ヶ月目の家賃

契約の際は契約に関しての取り決めなどの説明を受けると思いますが、それらが書かれている賃貸契約書は必ず自分で保管してください。万が一何かあった時のトラブル防止に役立ちます。

また家賃の支払い方法、ゴミ出しの方法、そして電気代が別途請求の場合は必ず電気メーターの設置位置と初期値、電気代の算出方法及び支払い方法などを互いに確認してください。

5.引っ越し

契約して鍵を受け取ったら引っ越します。日本と違い基本的に扉の鍵交換や部屋の清掃などの次の入居者を迎えるための準備期間はないのですぐに引っ越し可能です。

台湾(台北)で一人暮らしをする時に確認しておくと良いこと

台北の建物

近所に飲食店が沢山あるか?

日本だったら食費を節約するためには健康バランスも考えて自炊が良いでしょう。それ故に近くにスーパーがある場所を優先して住まいを決める方も多いと思います。

ただ台湾の場合、一人暮らし用の部屋にキッチン設備はほぼ確実に無いと考えて良いので、そういった部屋に住む場合は当然自炊が難しくなります。

そこで一人で暮らす事や効率など諸々考えると、近くに飲食店が沢山あった方が節約もできて偏った食生活を出来る限り避けることも出来ます。

バス停、Youbikeスタンドが近いか?

日本の都心などに住む場合は駅近こそが交通の利便性は最強という考えがあり、確かに台北でもMRTの駅に近いのが便利ですが、バス停やYouBikeが近くにある方が便利なこともあります。

僕が台北で1回目に住んでた家を例に挙げると、家からMRT駅まで徒歩10分、そこからMRTで15分で台北駅だったのに対して、バス停まで徒歩1分、バス停からバスで10分で台北駅まで行けてしまうという状況でした。

勿論毎日通う学校や会社などの場所によって考慮は必要ですが、徒歩5分のMRTにこだわるより徒歩1分圏内にバス停やYoubikeがある方が遥かに有用なこともあるというのが、実際に台北に住んでいる僕の感想です。

家賃には何が含まれるのか?

日本で部屋を借りる時は家賃は家賃として独立していて、その他の費用は別で支払う必要があるケースがほとんどですが、台湾では下記の費用が家賃に含まれている場合があります。

  • 電費(電気代)
  • 水費(水道代)
  • 瓦斯費(ガス代)
  • 網路(インターネット代)
  • 第四台(ケーブルテレビ代)
  • 管理費(管理費)
  • 清潔費(掃除代?)

電気代は高いので別途徴収になっていることが多いのですが、その他の費用は家賃に含まれていることが多いです。台湾で部屋を探す際は何が家賃に含まれるかよく見ておくと、毎月の固定費を節約することができます。

備え付けの家具・家電・設備は何があるのか?

台湾の賃貸用の一人暮らし部屋は、日本のレオパレスの賃貸と同じで、下記のような生活に必要な家具・家電・設備が一通り揃っていることが多いです。

  • 電視(テレビ)
  • 洗衣機(洗濯機)
  • 冰箱(冷蔵庫)
  • 網路(インターネット)
  • 熱水機(給湯器)
  • 冷氣機(エアコン)
  • 桌子(机)
  • 椅子(椅子)
  • 床(ベッド)
  • 衣櫃(クローゼット)

例えば留学生の方などは自宅で勉強することも多いと思うので机と椅子は必須でしょう。調べ物をするのにインターネット設備も必要ですね。591等のサイトではこれらの家具・家電・設備があるかを条件検索することも出来ます。

もしどうしても住みたい部屋に自分が必要だと思う家具が欠けているのなら、契約時の交渉次第で大家さんに買い足してもらうことも可能です。

ウォーターサーバー

この他に、部屋や共有スペースにあると嬉しいのは飲水機(ウォーターサーバー)です。一応台湾では日本と違い浄水されていない水道水は飲まない方が良いとされているので、基本的に飲用水は全て購入することになります。

飲用水を購入するのがどのくらい家計に影響するのか僕を例に紹介すると、僕は20元(約72円)くらいで売っている1.5〜2リットル入りのペットボトルを1日1本飲むので、20元x30日で毎月最低でも600元(約2,160円)は水代だけでかかっています。そこに無料のウォーターサーバーがあればかなり家計の助けになるでしょう。

日本の賃貸(一人暮らし用の部屋)探しと異なる、諦めなければいけない点

上に挙げたような台湾に住む時ならではの注目したい点がある一方で、日本では当たり前のことが台湾では当たり前ではないことも勿論あります。

僕の周りの台北に住んでいる日本人は住宅手当が出ている方を除き、月1万元前後の家賃の部屋を借りている方が多く、僕も日本という環境に慣れた日本人が違和感なく台湾(台北)に移住するためには、月1万元前後の部屋を借りるのが妥当だと思います。

ただ1万元前後の家賃で借りれる部屋の場合、日本で重視される下記の条件を満たす部屋はほとんど望めません。ある程度は割り切ってください。

  • キッチン付き
  • 独立バス・トイレ
  • 洗濯機パン有り(そもそも専用の洗濯機がない)
  • 通風良し(窓がない部屋もある)
  • 採光良し
  • 南向きのバルコニー
  • 壁の厚さ・防音性
  • 独立インターホン(大体1フロア1つ)

中国語が話せず台湾人の友人がいない日本人でも台湾の部屋を借りることができるのか?

模型

よく聞かれることなのですが、僕の率直な回答としては「出来ると言えば出来る。出来ないと言えば出来ない。」です。

少しくらい言葉が通じなくても何となるというポジティブな考えを持ち、台湾にどうしても住みたいという気持ちが強ければ、家探しだろうが台湾人の恋人だろうが何とでもなるでしょう。

もし、住む場所が確実に決まる未来が確定していないと不安でどうしようもないと感じる場合は、日系の不動産の仲介会社を利用したり国際宿舎に住む方が良いと思います。

だけど保証人を求められる場合がある

大家さんによっては部屋を契約する際に、(台湾在住の)保証人を求められることがあるので、今までスムーズに事が運んでいたのに保証人不在という一点だけで苦労が台無しになる可能性もあります。

勿論保証人がいなくても契約に応じてくれる大家さんも中にはいますが、それも運次第なので結局のところはじめから保証人になってくれる台湾人の友人と一緒に探すに越したことはないということになります。

最後に

外国人として海外に住む以上、身分や言語の違いによって発生するであろう問題は、家探しだけではなく住み始めた後も色々な場面で付いて回ります。

海外で新しく生活を始めるのは大変ですが、それらを面倒くさいと思わずにその国及び海外で生きる力の礎になると捉えて、楽しみながら取り組めるのがベストだと思います。

※1元=3.6円で計算(2017年2月5日現在)

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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