1. 健康診断証明書のために台湾の病院で健康診断を受けてきた

2015.08.142016.12.21

健康診断証明書のために台湾の病院で健康診断を受けてきた

居留ビザ申請のための資料集めシリーズ記事で、今回は病院での健康診断です。

居留ビザを取るためには台湾の病院で健康診断を受け、「この人は健康です。台湾にとって害のある人ではありません。」という証明書を貰ってこないといけないという厳しい決まりがあります。

まだ台湾に来る前で、ビザ取得条件をぼんやり眺めていた頃、「まだまだ先のことだけど、ここが最難関だな~。」なんて漠然と思っていたのも束の間、ついにこの日がやって来てしまったという感じ。

医療の場ということでただでさえ難しい用語が会話の中に入り込んでくるのに、それを中国語で進行していくってそりゃちょっと難易度高め設定なんじゃないのってやつですね。

とまぁ怖がっていても仕方ないので戸惑いながらも行ってきました健康診断。というわけでいつものように健康診断の流れと当日の模様などを紹介していきます。どうぞご覧ください。

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必要な持ち物

  • パスポート
  • 検査料(1,424元)
  • 証明写真×2(3.5cm×4.5cm)

持ち物は意外と少ないです。海外で生活しているといつも思うのは、とりあえずパスポートとクレジットカードさえ持っていれば大体はなんとかなるってこと。

健康診断を受けた病院は「台北市立聯合医院 中興院区」

台北市立聯合医院 中興院区

台湾師範大学の語学センターがある建物6階の612号室(大辦公室)には、入ってすぐ左手に必要な書類が置いてある棚があるんですが、その中に「居留ビザを取得する際はここで健康診断を受けてね」リストの用紙が置いてあります。

そのリストの中で家から一番近そうな病院ということで「台北市立聯合医院 中興院区」で健康診断を受けることにしました。あと僕の家のすぐ側にあるバス停からバスに乗れば、この病院前のバス停に10分くらいで着くんですよね。

最寄りのMRT駅は北門駅。8:00~16:00まで受付してます(11:00~13:00はお昼休み)。ちなみに 健康診断を受ける際は予約の必要はありません。

健康診断の流れ

  1. 「掛號・批價」で受付
  2. 「家醫科」の窓口で検査項目用紙を受け取る
  3. 「抽血室」で採血
  4. 「放射科」で胸部レントゲン
  5. 「家醫科」に戻り検査項目の用紙を提出
  6. 1週間後に改めて「家醫科」の窓口へ行き証明書を受け取る

1.「掛號・批價」で受付

掛號・批價

病院内に入ったらまずはエスカレーターで2階に上がり、牙科の横にある「掛號・批價」と書かれた総合カウンター的な場所で健康診断を受けるための手続きを行います。

僕は最初はどこに行けば良いのか分からなかったので、学校で貰ったリストの用紙に書いてある「家醫科」の文字に導かれ家醫科の窓口を訪ねたら「あっちで最初に手続きしてきてね。」と言われたので、最初はこちらへ来ましょう。

「我要健康檢查,為了申請居留簽證」という相変わらず単純なフレーズで窓口のお姉さんに話しかけます。

するとパスポートを提示するよう言われ、パスポートを渡すとお姉さんがPCにぽちぽちと情報を入力、内線電話など掛けて健康診断の手続きを進めてくれました。

検査項目表

しばらく待つと、検査項目表に名前や生年月日、パスポート番号などの基本情報を用紙に記入するよう言われるので、記入し終わったら再度同じ窓口に提出します。

検査費用(1,424元)はこのタイミングで支払います。支払いを済ませると今回の健康診断に必要な用紙を一部を渡されるので、それを持って家醫科に行くよう指示を受けます。

2.「家醫科」の窓口で検査項目用紙を受け取る

家醫科入口

先程貰った用紙の1枚目(カルテ的な用紙)に、証明写真を貼るスペースがあるので、その用紙に証明写真を1枚張り、もう1枚をその用紙と一緒に、家醫科の窓口の人に渡します。

証明写真を貼り付けるスペースに対して、明らかに証明写真のサイズが違うような気がしたので、「写真は切る必要ありますか?」と尋ねたところ「気にしなくていいよ~。」とのことでした。(僕と同じように健康診断を受けるであろう周りの台湾人はみんな切ってましたが)

ちなみにもし証明写真を撮ってくるのを忘れてしまっても、この家醫科の窓口のすぐ側に証明写真撮影機が置いてありますので、証明写真の心配はありません。

しばらく待つと、検査項目用紙、各検査を受けるための引換券的なものを渡されます。その後検査の流れを軽く説明してくれます。

検査の流れ

さて結構早口で説明されしまい、いきなりドコに行っていいのか分かりません。

けど大丈夫!そんな時は貰った用紙の中に検査の流れについて書かれた用紙があるのでそれを見ましょう。

実はコレ、よく見るとさぁ検査に行くぞーってタイミングで1と2は既に終わってるんですよね。最初の手続きの時の時点で欲しかった用紙です。

そして英語・タイ語・ヒンディー語・ベトナム語までサポートしてるのに、なぜか日本語表記だけは無いという。

3.「抽血室」で採血

抽血室

同じ2階のすぐ近くに「抽血室」という場所があるので、血液検査のための採血してもらいます。

先ほどの検査の流れの用紙によると次は「檢驗科」へ行けとあるのですが、院内マップを見ても「檢驗科」という文字列は見当たりません。しかし地図上はどう考えてもここなのでここで間違いないようです。

「問診檢驗室」という部屋名を見る限り、このエリア一帯(院内マップで言うと濃いグレーの場所)を総称して「檢驗科」ということなんだと思います。

整理券発行機

ここに来たらまずは手前にある整理券発行機(號碼機)で整理券を取って待機しましょう。自分の番号が呼ばれたら中に入り、呼ばれている場所の席に座ります。

採血の方法は日本と全く同じやり方です。腕を差し出してゴム管みたいなものでギュギュっと腕を圧迫して注射→採血です。採血担当のお姉さんが少し日本語が喋れたので少しお喋りました。

採血が終わると担当の方に検査項目用紙にスタンプを押してもらえます。なるほどこの調子でスタンプラリーをしていき、全て埋まったら家醫科に戻ればいいということですね。確かそんなことを言っていた。うん。

4.「放射科」で胸部レントゲン

放射科窓口

次は1階の奥にある「放射科」の窓口に行き、検査項目の用紙と検査引換券を提出します。こちらはその場で整理券で渡されるので、自分の番号の番が来るまで待機スペースで待ちます。

放射科検査室

自分の番号がモニターに表示されたら検査室の中に入り、前と同じく担当の人に検査項目の用紙を渡します。

その後、機械の前に立たされ「こうやってポーズして」と指示を受けます。

日本での馴染みのあるやつなので経験者なら中国語が分からなくても問題ないと思います。、流れは全く一緒で撮影の瞬間に息を吸って呼吸を止めます。総柄のTシャツを着ていきましたが服は脱がなくても大丈夫でした。

そういえば日本で胸部のレントゲンを取る時は機械を抱きかかえるようなポーズをするよう言われた記憶があるのですが、台湾では前倣え(一番背が低い人)ポーズでした。

その場で担当の人からスタンプが押された検査項目の用紙を受け取ります。日本の病院のようにいちいち受付を通さないのが台湾っぽい。

5.「家醫科」に戻り検査項目の用紙を提出

引換え用紙(兼領収書)

最後にもう一度2階へ上がり家醫科の窓口へ行き、「検査終わりました~」と言って検査項目の用紙を提出します。

すると証明書の引換え用紙(兼領収書)を渡され、一週間後の午後に来るよう言われます。何も体に問題が無いことを祈ります。

6.1週間後に改めて「家醫科」の窓口へ行き証明書を受け取る

家醫科窓口

1週間後に引換え用紙を持って家醫科の窓口に来ました。何も問題なく証明書をゲットできるかと思いきやここで予期せぬ自体が発生。

血液検査の結果、どうやら僕の体には麻疹(はしか)の抗体が無いようで、それを接種しないと証明書が渡せないとのこと。この様子は少し長くなるので別記事にしました。

とまぁ色々ありまして、最終的にはこの日のうちに麻疹の抗体を打ち込んでもらって、健康診断証明書を無事取得することが出来ました。

台湾で健康診断を受けてみた感想

日本人が免除される検査項目

正直日本に生まれて良かったと思いました。というのも国籍が日本というだけで免除される検査項目が結構ありまして、ハンセン病(Leprosy)のチェックとか諸々省いてくれます。別の国から来ているクラスメイトの1人は検便もやったとか。

進行は日本と比べるとラフな印象があるけれどその分サクサク進行します。無駄な待ち時間はほとんどなく、検査自体はおそらく30分くらいで全て終わりました。(手続きに要した時間や迷った時間を合わると大体1時間…。)

あと検査料についてひとつ。師大で貰える病院のリストには検査費(2,000元)と書いてあったのですが、これはきっと検査項目フルで受けた場合の検査費なんだと思います。想定していた額より500元以上も安くなりました。(但し最後の麻疹の抗体接種で+592元)

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プロフィール

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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nakazimachica[at]gmail.com

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