先日ベトナムのハノイを旅行してきたのですが、ハノイは観光に適している市内と空港が少し離れているので、市内周辺で遊びたい場合は何らかの方法で市内へ行く必要があります。
旅行前に交通手段を調べてみたところ、ノイバイ空港からハノイ市内へ向かう方法としてはタクシーや市バス、ミニバスなどいくつか手段があることが分かりました。
そこで今回はその中から、比較的運賃が安く乗車方法が分かりやすい、2016年4月から始まったノイバイ空港とハノイ市内を結ぶ高速バスに乗ってみました。
ということでベトナムのノイバイ空港の国際線ターミナルからハノイ市内(ハノイ駅)を結ぶ専用高速バスの乗り方を紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。
目次
バス乗り場の場所
ノイバイ空港国際線ターミナル→ハノイ駅
ノイバイ空港国際線ターミナルの乗り場は、到着フロアの左側(A1出口側)から外に出て「02」と書かれた柱の道路を挟んで、その奥にある「86」と書かれたオレンジの色の看板がある場所がバス乗り場です。
オレンジ色の車体が目印の、このバスに乗りましょう。
ちなみにノイバイ空港国際線ターミナルではタクシーやミニバス(8人乗りくらいのバンみたいなやつ)の運転手さん達が我先にと声をかけてきます。
ミニバスにも乗ったことがありますが、空港からホテルの周辺まで送ってくれて代金は15万ベトナム・ドン(約675円)でした。またタクシーには乗ったことはありませんが大体30〜40万ベトナム・ドン(約1,350〜2,025円)だそうです。
いずれも今回紹介する高速バスと比べると5倍以上は高いので、節約のために高速バスを利用したい場合はしっかり断りましょう。
ハノイ駅→ノイバイ空港国際線ターミナル
ハノイ駅から空港に向かう場合の乗り場は、駅の建物正面向かって左側、スーパーがある側の先のオレンジの柵と建物がある所がバス乗り場です。
到着してから10分くらい停車した後出発します。その時エアコンの冷気が逃げないようにするためか扉が閉まっていることがありますが、その場にバスが入ればまだ間に合いますので中にいる人に合図して扉を開けてもらってください。
乗車料金・運賃の支払い方
ノイバイ空港、ハノイ駅、どちらから出発する場合も、事前にどこかで乗車券を買う必要はありません。乗車してから支払い→乗車券購入となりますのでバスが来たらそのまま乗り込んでしまって大丈夫です。
バスが出発すると集金係の方が札束をバチバチしながら順番に乗客のところにやってきますので、代金の3万ベトナム・ドン(約135円)を渡してください。
乗車券購入の様子を観察していたところ、数の大きい20万or50万ベトナム・ドン札を使うと、お釣りが返ってくるまで時間がかかる可能性があるので、3万ベトナム・ドンぴったりか5万ベトナム・ドン札を用意しておくのがお勧めです。
時刻表と所要時間
このバスには日本のような細かい時刻表はありません。ハノイ駅発は5:10〜22:30の運行、ノイバイ空港国際線ターミナルは6:30〜23:30の間の運行で、大体15〜20分の1本の間隔で乗り場にバスがやってきます。
所要時間に関しては僕が乗った時は大体1時間でした。道が空いているともう少し早く到着するようです。
バスの車内設備
バスの車内設備ですがフリーWi-Fiが有ります。何か困ったことがあってもいざとなればGoogle翻訳に頼って車内にいる集金係の方に聞くこともできそうです。
また、アナウンスはベトナム語と英語の2言語で流れます。なぜかややエコーが強めに掛かってきて少し聞き取りづらかったですが…。笑
他に気になった点としては、なぜか座席にシートベルトが無かったので市内はともかく空港と市内を繋ぐ道路走るときは結構スピードが出るので怖かったです。
※1,000ベトナム・ドン=4.5円で計算(2016年10月2日現在)
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。
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