台湾はもうすっかり暖かくなりましたが2018年の冬は寒かったですね。先日現在住んでいる台北からベトナムのホーチミンへ行ってきたナカジマチカ(@nakazimachica)です。
ホーチミンへ行ってきた理由は単純に旅行というのもありましたが、理由のもう半分を占めていたのは冬を台湾で過ごしたくなかったから…です。はい…。
というわけで今回は、冬を台湾で過ごしたくない理由と、そんな想いの中でたどり着いたベトナム・ホーチミンが最強だと思った理由を語りたいと思います。どうぞご覧ください。
目次
冬の台湾は冗談抜きで寒い
僕は台湾での生活におおむね満足しているのですが、こうして数年間住んでみて1つ嫌いなところを挙げるとすれば、それは「冬の寒さ」でしょう。
後で引用する台湾在住日本人の方々が書かれた“台湾の冬”に関する記事を合わせてお読みいただければ、台湾の冬がいかに恐ろしいかがより濃厚に伝わると思いますが台湾の冬は
- 日本の冬とは異なる湿気を帯びた寒さ(実気温より体感温度が低くなる)
- 住宅自体が暑い日を過ごすのに最適化された造り
- 暖房設備は存在しないのがデフォルト
などの要因で、例え部屋に居ても暖房の利いた部屋から廊下に出てお手洗いに行き部屋に戻ってくるまでのブルブル感が1日中続く時があります。
最近までそれは台湾北部だけのことだと思っていましたが、寒波が来ている時はどうやら問答無用で台湾全域が寒くなるようです。
台湾は東南アジアの国々に近く、気軽に移動しやすい
それなら台湾に寒波が来る時期を狙って東南アジアの暖かい国へ避寒してしまえばいいわけです。
台湾(桃園空港)からの所要時間 | 日本(成田空港)からの所要時間 | |
---|---|---|
ベトナム(ホーチミン) | 約3時間 | 約6時間 |
タイ(バンコク) | 約4時間 | 約7時間 |
シンガポール | 約4時間45分 | 約7時間45分 |
マレーシア(クアラルンプール) | 約4時間45分 | 約7時間50分 |
上の表は人気の高い東南アジア各都市への飛行時間(直行便)の比較表ですが、台湾の桃園空港から出発した場合、日本の成田空港から出発した場合と比べ、いずれも約3時間短い飛行時間で到着します。
フライトが6時間近くになると腰が重くなりますが、移動時間が3〜4時間程度なら日本から台湾に来るのとほぼ同じ時間なので、僕のように台湾を拠点にしているとかなり気軽に東南アジアへ行くことができます。
ちなみに僕は去年の冬はタイのバンコク、今年の冬はベトナムのホーチミンへ行きました。そうしたらホーチミン結構良かったんですよね。
なぜ冬にホーチミンへ避寒するのが最強なのか?
1. 快適な天気と気温
ベトナム北部の首都ハノイの冬は台北並みに気温が下がりますが、南にあるホーチミンの冬はめちゃくちゃ快適です。
11~4月は乾季なので雨はほとんど降らず晴れ時々くもりの天気が続き、気温は22℃〜32℃くらい。日中は歩き回っていると多少汗が滲みますが、冬のタイ・バンコクのように日中は35℃近くまで上がるじっとりする暑さではありません。
陽が落ちると外は更に過ごしやすくなり夜は冷房無しでも快適に眠ることができます。
2. ベトナムグルメが最高
僕は今台湾に住んでいるんですが、台湾にある料理は油をふんだんに使ったものが多く「美味しいんだけど毎日食べるとなるとちょっとね…。」となってしまいがちです。
そこをいくとベトナムは毎日食べても胃への負担の少ない料理が豊富で、油少なめ且つ野菜・ハーブが多め、彩りも抜群に美しいものが多いのです。
みんな大好き生春巻きも基本はライスペーパー、ライスヌードル、レタス、パクチー、ベトナムハム、蒸し海老というひたすらヘルシー構成。そりゃスレンダーなベトナム美女もすくすく育ちます。
3. マッサージ・スパが安い
僕が今回ホーチミンに滞在した時は、街をブラブラして疲れたらマッサージへ行くという日々を繰り返し、気が付けば1日1回はマッサージ店へと足を運んでいました。
なぜなら300,000ドン〜600,000ドン(約1,500円〜3,000円)くらい払えば90〜120分間の全身マッサージのほどこしを受けることができてしまうからです。
しかも清潔感がありサービスや雰囲気が良いお店も多く、中には日本語ができる店員さんがいるマッサージ店もあります。
日本で同じ内容のマッサージを受けようと思ったら1万円は下らないはずなので、高品質なフルコースのマッサージを気軽に利用できるのはホーチミンの魅力のひとつであると言えます。
最後に
以上、冬の台湾の話と冬のホーチミンは最高という話でした。
僕がもしセクシーな女の子がいるお店でお酒を飲むことが大好きだったら、冬はタイ・バンコクへ避寒するのを好んだのかもしれませんが、個人的にはベトナム・ホーチミンで冬を過ごす方がしっくりきました。
他の東南アジアの国へ行ってみたい気持ちもありますが、来年の冬もホーチミンをリピートしてしまいそうです。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。