ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾のスーパーマーケットのチェーンのひとつに「全聯(Pxmart)」というお店があります。僕のように台湾で生活している人ならもちろん、台湾旅行中に日用品やお土産などを求め足を運んだ方もいるのではないでしょうか。
この全聯でお買い物をする時にレジで「福利卡有嗎? … 会員カードはありますか?」又は「會員嗎? … 全聯会員ですか?」と聞かれることがあります。店員さんによって微妙に聞き方は異なりますが、これらは全聯の会員であるかどうかを確認する質問です。
日本に住んでいたり、全聯を利用する機会が少ない方は会員ではないことを伝えてそのままお会計を済ませると思いますが、実は台湾在住ではない外国人でも全聯の会員になることができます。
今回はその全聯の会員になることで得られるメリット、会員になる方法、店頭での会員カードの使い方などを紹介したいと思います。それではご覧ください。
目次
全聯の会員になるメリット
- 特定の商品を会員特別価格で購入できる
- 買物時に使えるポイントが貯まる(100元分購入毎に1ポイント還元)
- モバイル決済(PXPay)ができるようになる
他にもポイント関係の細かい特典は色々ありますが、全聯の会員になることで享受できる大きなメリットはこの3点です。
年会費は無料で、アプリを利用すれば会員登録も無料になるので、日常的に全聯を利用する方や、台湾旅行の度に全聯へ行くという方は会員になっておいて損はありません。
全聯の会員登録方法
以前全聯の会員登録手続きは店舗へ直接行く必要があったようですが、現在はアプリから簡単に会員登録を行うことができます。まずは全聯福利中心という公式アプリをダウンロードします。
「會員註冊/登入」をタップします。
國家から国を選んで、手機號碼にSMSが受信できる電話番号を入力したら「登入」をタップします。
密碼のところに設定したい6〜10桁の会員パスワードを入力し、「已閱讀及同意〜」という文言にチェックを入れて「確定」をタップします。
すると6桁の認証コードがSMSで送られてきます。
この認証コードをアプリ上で入力し、「確定」をタップします。
「您要啟動Touch ID嗎?」というメッセージが出るので、今後アプリ内のパスワード解除を指紋認証で行う場合は「確認」をタップします。
アプリ内で指紋認証ができるようになりました。「知道」をタップします。
これで会員登録は完了です。「確定」をタップします。
続いて個人情報を入力していきます。
項目 | 入力内容・補足 |
---|---|
姓名 | 指名 |
性別 | 性別 |
生日 | 生年月日 |
Eメールアドレス ※入力は任意 | |
地址 | 住所 ※入力は任意 |
邀請碼 | 招待コード ※招待コードがあれば入力 |
載具設定 | アプリ内に電子レシートを保存する場合はそのまま。紙でレシートが欲しい場合はオフにしておく。 |
上記を埋めていきます。
招待コードを入力すると今後お買い物で使用できるポイントが更に増えるので、招待コードを持っていない方はもしよかったら自分の招待コード2LA6ZS3をご入力ください。
必須事項が入力できたら「確定」をタップします。ここで入力・設定した内容は後でいつでも変更可能です。
最後に会員パスワードとは別に、支払い時などに使用するアプリ内の6桁の数字パスワードを入力して「確定」をタップします。
以上で全聯の会員登録及び会員カードの使用準備は完了です。
店頭での会員カード(福利卡)の使い方
会員登録ができたら実際に店頭で全聯の会員として会員カード(福利卡)を使ってみます。
全聯福利中心アプリのホーム画面から「會員卡/儲值金」をタップするとQRコードが表示されます。このQRコードが会員カード代わりになるので、お会計時にレジの店員さんに読み取ってもらいます。
ポイントを使う
普通に現金で代金を支払っても良いですが、会員のメリットでも紹介したように、貯まったポイントを商品代金に充てることも可能です。10點=1元として使用できます。
ポイントの使い方は店員さんにQRコードを読み取ってもらった後、「我要把點數扣XX塊錢 … ポイントからXX元分引いてください。」と伝えるだけです。
このポイントは現金との併用もできるので例えば105元の買物をして5元分はポイント、残りの100元分は現金といった支払い方も可能です。
最後に
以上、台湾のスーパー全聯の会員になることで得られるメリット、会員になる方法、店頭での会員カードの使い方の紹介でした。
登録も利用方法も結構シンプルだと思うので、全聯会員になって買物をしたい人は是非ご参考ください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。