ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
さて、台湾で語学留学を初めて以来2回目の体調不良です。学校は今までほぼ皆勤で通ってたんですけど、この度1週間まるまる休んでしまいました。久々に風邪を引くと症状が重い…。
会社員時代は風邪を引いても自分の担当している案件がある場合は、午前中だけ半休取って午後から出勤して働いて翌日また体調不良になるという非生産的な事を繰り返しながら1,2週間過ごしたりしたもんですが、今は学生なんで休みたい時は遠慮無くいっきに休んでガッツリ治しますよ。
さて以前体調を崩した時は師範大学の中にある健康中心という場所で診てもらったんですが、それから半年以上も経っているので最近は色々と状況が変わってしまったようです。
その変わってしまった健康中心の様子と、じゃあ風邪とか引いたらどこの病院に行けばいいのさという事をあわせて紹介していきたいと思います。
台湾師範大学にある健康中心を訪ねてみると?
以前ちょっと喉の調子が悪かった時に利用した健康中心(学校の中にある簡易的なクリニック的な場所)を今回もお世話になろうと思って行ってみたんですが久々に訪ねたら移転してました。
しかもその移転先に行ったら行ったで、中にいるおばちゃん達に「風邪? それなら今は内科の先生がいないから(たまに来るみたいだけど来る日が極端に少ない)からこの病院へ行って!」と病院の名前と住所が書かれた紙切れを渡されました。
台湾師範大学の健康中心は以前のように無料で風邪とかを気軽に診てくれる場所ではなくなってしまったようです。残念。
学校から紹介された病院「黄禎祥診所」
行くように言われた黄禎祥診所という病院は師大路にあるスタバの道路を挟んだ向かい側にあります。外観はあまり病院っぽくないです。普通に1回通り過ぎました。
開院時間ですが基本的に日曜日以外はやっているようです。土曜日の午後に関しては休診なのでお気をつけください。
受付の仕方
最初に受付をするため「掛號」のところへ行き、師範大学の健康中心から紹介されたことを伝えます。その後、今回は初診とか健康保険にはまだ加入してないとか日本の病院で診察を受ける時と同じようなことを話します。
その後問診票を渡されると思うので必要事項を記入して、しばらく待っていると診察券と渡されて診察室に入るように言われます。
受付や先生の対応など
語学センターのある学校の紹介というだけあって、こちらの中国語レベルが高くなくても分かりやすく病状を聞いてくれます。心なしか先生も他の病院に比べて優しい気がしますね。
台湾で初めてお医者さんに病状を診てもらった時は、台湾に来て2ヶ月位で当然中国語はド下手でした。その時ちょうど学校で病院に行くってテーマを習ったところだったので、それをありがたく完コピして病状を先生に伝えたという思い出があります。
ですが今はそういった前準備もなく、喉がちょっと腫れてて痛いだとか咳が少し出るとか熱はないとかスムーズに説明できるようになり、「風邪の症状はいつから?」「薬のアレルギーある?」みたいな質問にもちゃんと答えられるようになったので、中国語が身体に染みこんできてる気がしました。
薬の受け取り、無保険の診察代+薬代はおいくら?
市中病院の場合、最初に受付した「掛號」のすぐ側に「領藥」というカウンターがある場合もあり、診察後待合室で待機していると名前か番号で呼ばれそこから薬を渡されます。診察代と薬代は薬を受け取る際にまとめて支払います。
まだ台湾の健康保険に加入していない無保険状態なので全額自己負担となりましたが、診察代と3日分の薬代、合計で300元(約960円)でした。
この後別の病院にも行きましたがそこも全て合わせて400元(約1,280円)とかだったので、普通の風邪ならば1,000元持っていけば足りるでしょう。日本で診察を受けた場合、健康保険有りでも薬代だけでこの額をゆうに超えていくと思うので台湾の医療費はやっぱり安いです。
海外で病院へ行くのはなかなか心細いですが、体調が悪いなと思ったら深刻な状態になる前に病院へ行ってお医者さんに診てもらいましょう。
店舗情報
黄禎祥診所
台北市大安區師大路71號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/月曜日〜金曜日 09:00〜12:00・14:00~17:30・19:00~21:00、土曜日 09:00〜12:00・18:30~22:00
定休日/日曜日
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。