ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾では、台湾人および台湾での在留許可が認められている人は18歳以上になると運転免許証の取得資格を得ます。ただし事前にバイク・車を運転しても問題ないか所定の医療機関で身体検査を受けて、合格する必要があります。
今回は台湾の運転免許を取得するために病院で身体検査を受けてみたので、身体検査を受けるために必要なものや身体検査の受け方を紹介したいと思います。それではご覧ください。
目次
運転免許証用の身体検査に必要なもの
- 運転免許証の申請書(監理所にある運転免許証試験・切り替え手続きに使用する申請書と同じもの)
- (台湾の)保険証または居留証
- 証明写真x1枚(約2.5cm x 約3.0cm(1吋) / 2年以内)
- 身体検査代(バイク:150元、車:250元)
運転免許証用の身体検査が受けられる病院
運転免許証用の身体検査を受け付けている医療機関は、臺北市區監理所のサイトにある病院リスト(台北市)をご覧ください
運転免許試験を受ける場所を士林監理站にしようと考えている方は、士林監理站の近くにある運転免許証用の身体検査を専門で行っている士林承德診所で身体検査を受けた方が効率よく必要な手続きが完了します。
身体検査の受け方
病院へ行く前に運転免許証の申請書の『體格檢查』から上の記入項目を埋めて、右上の欄に証明写真を貼っておきます。
申請書が記入できたら身体検査を受ける病院へ行きます。僕は居留ビザ申請時などでいつもお世話になっている臺北市立立聯合醫院中興院區で身体検査を受けたので、その時の様子を例に説明していきます。
午前中に病院へ行き、批價・掛號カウンターの整理券を取り、番号が呼ばれたら保険証や居留証などを提出して「我要辦理汽機車體檢」と伝えます。ほとんどの病院は午前しか身体検査の受付を行っていないのでご注意ください。
2階の家庭醫學科の受付で、1階の批價・掛號カウンターで受け取った掛號單と運転免許証の申請書を提出し、判子を押してもらいます。
1年間以内に車とバイク2つの免許取得試験を受ける(または切り替え手続きを行う)予定がある場合は、身体検査の結果は1年間有効なので、2枚分の運転免許証の申請書を渡して2つ分の身体検査を受けてしまいましょう。
同じ家庭醫學科の診察室の前で待機し、番号を呼ばれた診察室へ入り身体検査を受けます。
身体検査の内容は以下の通り。
- 身長・体重の測定
- 色覚テスト
- 視力検査
- 夜間視力検査
- 視野検査
- 身体機能の確認(屈伸などの簡単な運動)
- 聴力検査
医療機関によるかもしれませんが、基本的に難しいテストではないので気楽に臨んでください。
身体検査を終えたら、再度1階の批價・掛號カウンターへ行き、再び整理券を取って番号が呼ばれたら身体検査代を支払い、レシート(收據單)を受け取ります。
そのレシートを持って2階の家庭醫學科へ戻り、受付でレシートを提示し、身体検査の結果が記入された運転免許証の申請書を受け取ります。
以上で運転免許証用の身体検査を受ける手順は終了です。あとはその結果が書き込まれた申請書を持って監理站へ行きましょう。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。