ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾東部には太魯閣(タロコ)などの観光地で有名な「花蓮」という地域があり、台北からは飛行機や台湾鉄道の他、高速バスでも行くことができます。
今回は花蓮へ遊びに行く際に台北から高速バスで行ってみたので、チケットの買い方やバスの乗り方などを解説していきます。それではご覧ください。
目次
バスターミナルの場所とチケットの買い方
台北発で花蓮行きのバスを出しているバス会社はいくつかありますが、今回は南港のバスターミナルから出ている統聯客運の高速バスを例に、花蓮へ行く方法を紹介していきます。
まずは南港のバスターミナルへ行く手順です。台北MRTの南港駅で下車し、2A出口から出ます。
「南港轉運站西站」の案内に従って進みます。
CITYLINK南港店のB棟が見えたらもう少しです。
「南港轉運站西站」に到着しました。こちらが南港のバスターミナル及びチケット売り場です。
中へ入ると左に統聯客運のカウンターがあるので、ここでバスのチケットを購入します。
買い方については、「花蓮車站,一張(フアーリエンチャーヂャン、イーヂャン)」と伝えるか、この文言を紙に書くかスマホ上に表示して見せるなどしましょう。
片道の料金は340元(約1,632円)です。支払いには現金又はクレジットカードが使用できます。
台湾旅行に慣れてきたら、その他のバスチケット購入方法もおすすめ
他にもバスチケットの購入方法は色々あります。特に目的地に向かう日時が決まっている場合は下記のような方法をおすすめします。
- コンビニのマルチメディア機器で買う方法
- スマホ上でチケット購入からチケット取得まで完結するアプリで購入する方法
いずれも乗車する時間帯や席などの希望を口頭で伝える必要がなく、自分のペースでゆっくり選びながら購入することができます。
下記の記事で各購入方法を紹介しておりますのでご参考ください。
バス乗り場の場所
チケットが用意できバスの出発時刻が近づいてきたら、南港バスターミナル(南港轉運站)の統聯客運カウンターのすぐ近くにある1663 往 花蓮と書かれた乗り場でバスを待ちます。
バスの乗り方
出発時刻数分前になりバスがやってくると係員の人が呼びかけてくれるので、係員にチケットを提示してバス車内へ進みます。
大きな荷物を持っている場合は乗車前に荷物をトランクルームに自分で入れます。
車内に入ったらバスのチケットに書かれている番号の座席に座ります。
統聯客運のバスの車内設備
共有設備
車内は3列シートでゆったりとしていて、長時間座っていても苦になりません。
フリーWi-Fiも飛んでいます。
非常口の近くにはお手洗いもあります。バスを利用した台北から花蓮への移動時間は約3時間半と少し長旅になるので、いざという時もこれで安心です。
各座席設備
これが各座席です。座り心地は非常に良いです。
充分な広さがある足元の空間。前席の下からフットレストを伸ばすことも可能です。
USBに対応した充電用コンセントが各座席にあるので、スマホの電池を切らすことなく花蓮へ行くことができます。
バスの降り方
南港轉運站を発ち約3時間半走ると終点の花蓮車站に到着するので下車します。乗車前に荷物を預けた場合は忘れないよう受け取りましょう。
下車するとすぐそこに花蓮駅が見えます。
花蓮から台北(南港)へ帰る
花蓮へ来た時と同じ統聯客運に乗って花蓮から台北(南港)へ帰る時は、花蓮駅から3分ほど歩いたところにある新光人壽花蓮大樓という建物から台北行きのバスが出ています。
建物内に統聯客運のカウンターがあるので「南港,一張(ナンガン、イーヂャン)」と伝えてバスチケットを購入します。
バスが来たら係員の方が呼びかけてくれるので乗車します。
バスの基本情報(運賃・所要時間・時刻表)
運賃(料金)
バスの運賃は340元(約1,632円)です。
所要時間
台北(台北轉運站)から花蓮(花蓮車站)まではスムーズにいけば大体3時間半で到着します。
ただし一部のバスは別のバスターミナルで乗客を乗せるため到着が1時間遅れます。また連休と重なったり時間帯によっては渋滞が発生し、更に時間がかかることもあります
時刻表
バスは現在7:30に出発する便しかありません(毎日運行)。今後時刻表が変わる可能性もあるので最新情報は統聯客運のサイトからご覧ください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。