ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。さていきなりですが日本でのサツマイモの思い出をひとつ話そうと思います。
実は僕はサツマイモが大好きで、日本で暮らしていた頃はよくスーパーで生のさつまいもを一本100円~150円くらいで買ってきて炊飯器で蒸して食べてました。ですがサツマイモは専用機器を使って調理した方が段違いに美味しいです。
じゃあ専用機器で調理されたサツマイモをドコで手に入れるかというと、日本なら冬に「い~しや~きいも~~おいもっ♪」というアナウンスと共にトラックでやってくる石焼きいも屋さんを真っ先に想像しますよね。
そこで買っても良いんですがお察しの通り結構いい値段します。そこで私が今住んでいる台湾なんですが、日本より手軽に安い価格でとても美味しい焼き芋を手に入れることができます。
ということで今回は台湾で売られている焼き芋「烤地瓜」の買い方や食べた感想などを紹介したいと思います。どうぞご覧ください。
目次
サツマイモの栄養に関する豆知識とか
サツマイモは栄養面・美容面でもバランスの良い食べ物ということでNASAも認める「準完全食品」と呼ばれているそうな。って専門用語が出てきてもよく分かりませんが完璧の一歩手前って感じでしょうか。とりあえず食べ物としてのポテンシャルはなんか凄そう。
ちなみにこの事を知ったのは10年位前の記事ですが、人間も10年ではそこまで変わらないように、食べ物も大きな変化はないと信じて載せておきます。
栄養面だけじゃなくて、油を使って調理するわけではないので健康的でもあります。特に台湾で長期間生活していて油っぽいご飯に飽き飽きしてる人にはぴったりな食べ物です。
台湾の焼き芋スイーツ「烤地瓜」の購入方法
路上で購入する
台湾の焼き芋はこのように道端に釜を設置しその中で焼いて売るスタイルがメジャーです。冬が近づくにつれてよく見かけるようになります。
たまに移動するので「ココ!」という風に具体的な場所はお知らせできないのですが、台湾の街を20分くらい歩いていれば見つかるかもしれません。僕の家の周りには徒歩10分圏内に3つくらい販売スポットがあります。
購入方法ですが、釜の前に行って「我要一個(ゥオヤオイーガ) … 1つください」と言えばOKです。
焼き芋専門で売っている店の場合は、挨拶して1とか2とか指を立てて購入数を表示すれば、自動的に焼き芋をその数に応じて売ってくれるでしょう。
値段は秤にかけて重さで決まります。中サイズ(手の平に丁度収まるくらい)1つで30元(約135円)前後です。日本でも冬に路上をトラックで走る石焼き芋屋さんがありますが、多分そこで買ったとしたら多分ちっこいのでも500円以上はしますよね。
コンビニで購入する
台湾ではコンビニでも気軽に焼き芋が購入できるようになっています。一番有名なのは日本でもお馴染みのファミリーマート(全家)で売られている夯番薯です。
店内に焼き芋が積まれた保温器が置いてあるので(一部取り扱っていない店舗もあります)、トングを使って専用の袋に好きな芋を入れてレジに持っていけば購入できます。価格も路上で売られている焼き芋とあまり変わりません。
台湾の焼き芋スイーツ「烤地瓜」を食べた感想
日本の焼き芋と比べると繊維が少なくて食べやすく、しっとりねっとりしていて非常にクリーミーな食感。味も甘すぎないくらいの甘みがあり丁度良い味わいです。
ちなみに台湾のさつまいもは中身の色が黄色とオレンジの2色あって、購入時にたまにどちらの色が良いか聞かれます。僕の好みとしては甘みが比較的強い黄色の方が好きです。
台湾人からの支持も厚い
日本だとサツマイモが嫌いって人をあまり聞いたことがないのですが、台湾人も例外ではなく2015年には上でも紹介したファミリーマート(全家)の夯番薯が年間で1,000万本売れたとかなんとかで相当人気は高いようです。
また台湾では「地瓜葉」というサツマイモの葉っぱを使った料理も多く、大衆レストランには大体あります。個人的には空心菜の方が好きですがお店に他の野菜が置いてない時は僕も食べます。
最後に
以上、台湾のおすすめ冬スイーツ「烤地瓜」の紹介でした。
こちらの烤地瓜を冬スイーツと書きましたが、実は台湾では1年中売られています。けど季節が冬ならばより美味しく頂けるでしょう。
値段もリーズナブルですし、焼き芋好きな人なら必ず満足できると思うので、台湾へ滞在される際には是非お試しください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。