ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
桃園空港から台北市以内へ向かう方法は色々ありますが、大部分の公共交通機関は深夜から早朝にかけて運休します。
例外として一部のバスは24時間運行していますが、そのバスも深夜から早朝にかけては本数が減るので、その時間帯に桃園空港から台北市内へ向かう際、運が悪いとバスへ乗車するまでに時間がかかってしまうことがあります。
そんな時候補に挙がる交通手段がタクシーとUberです。ただ僕はUberの方が快適だと思っているので、台湾でタクシーかUberを選ぶことができるなら迷わずUberを選びます。
台湾におけるUberの利用は賛否両論ありますが、今回は桃園空港から台北市内へ行くひとつの選択肢として、Uberを利用して桃園空港から台北市内へ行く方法を解説していきます。
目次
桃園空港からUberを利用する方法・流れ
深夜・早朝発着の便が比較的多い、桃園空港第1ターミナルに到着した場合を例に解説していきます。
入国審査や荷物の受け取りが済み、1階の到着ロビーに出たら「小客車接送區(小型車待ち合わせスペース)」の案内に従って進み、同フロアから外へ出ます。
すると写真のような頭上に数字が並ぶ、多くの人が迎えを待っている場所があります。
この場所でUberのアプリを起動し、行き先と車種を選択します。
今回は行き先を「オークラプレステージ台北」というホテルに指定しました。台北市のほぼ中心にある利便性の高い中山駅や台北駅が徒歩圏の日系ホテルです。
すると「乗車場所を選択してください。」というメッセージが表示されます。
頭上に並ぶ数字が、Uberの運転手が利用客を見つけるための目印になるので、自分が分かりやすい場所の番号を指定して配車を確定します。(アプリが自動的に一番近い場所の番号を選択してくれます。)
その番号の近くで待機します。今回は17番を指定しました。
あとは車のナンバーを確認して、該当の車が近づいてきたら手を挙げるなどをして停車してもらいます。
停まった車から運転手さんが出てくると思うので、大きい荷物がある場合はトランクに荷物を入れてもらい、乗車して目的地に向かいましょう。
Uber利用時の運転手さんとのコミュニケーションですが、乗車時に「你好(ニィハオ)」、下車時に「謝謝(シィエシィエ)」といった簡単なフレーズさえ言えれば、あとは運転手さんが取り計らってくれるはずです。
Uberで桃園空港から台北市内へ行く際の基本情報
Uberの乗り場の場所
到着ロビーから外に出てすぐの「小客車接送區」という名前の送迎スペースでUberを待ちます。
料金(運賃)
料金はタイミングによっても変動しますが、「UberX」を利用して桃園空港から台北市内へ行くと1,000元(約4,700円)前後になることが多いようです。
所要時間
桃園空港から台北市内へは4,50分で到着します。道路が空いている時間帯で運転手さんが飛ばす人だと、30分強で目的地に到着することもあります。
桃園空港からUberを利用するメリット・デメリット
メリット
- 24時間利用可能
- 待ち時間はほぼない
- 到着ロビーに出てから乗車までがスムーズ
- 宿泊施設まで直行できる
- 最低限のコミュニケーションで済む
行き先や料金の件で運転手さんと会話をする必要はありません。 - 決済はアプリ上で完結
デメリット
- その他公共交通機関と比較すると費用が高い
- ドライバーの運転が荒いこともある。
桃園空港から台北・新北市内へ行くならチャーター送迎サービスの利用もおすすめ
- タクシー待ちの行列に並ぶ必要なし
- タクシーより安い料金。複数人で利用すれば更にお得
- 飛行機の時間にあわせて24時間いつでも予約できる
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。