ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
ショッピングが好きな人は海外旅行の楽しみのひとつに、通常より少しお得に商品を購入することができる免税品があるかと思います。
台湾でも対応店で条件を満たして買い物をすると、日本の消費税にあたる営業税5%の払い戻しができるようになっています。
そこで今回は台湾で免税品を購入した時の、税金の還付手続きを行う方法を解説していきたいと思います。それではご覧ください。
目次
台湾における税金還付の条件
- 中華民国以外のパスポート・その他証明書類で台湾に入国
- 税金還付に対応している店舗で、還付対象となる商品を合計2,000元(約9,000円)以上購入
- 購入後90日以内に、購入商品を未開封のまま携帯して台湾から出国
以上の条件全てを満たすと、台湾において税金の還付を受けることが可能です。
免税品の購入から税金還付の流れ
1. 税金還付対応店で商品を購入する
税金還付に対応しているお店で商品を購入する必要があるので、「退稅」という表示のあるお店へ行きます。
そのお店で購入した商品の合計金額が2,000元以上になったら、レジの店員さんに「我要退稅」と伝えてパスポートを渡し、通常通り会計をします。税金還付に対応している店舗ならパスポートを提示すれば分かってくれると思います。
用紙にサインをして、レシートとセットになった「退稅明細申請表」と購入商品を受け取ります。
また、中には会計後にすぐに税金が還付される特約店舗や、台北101など同じ建物内に税金還付受付カウンターがある百貨店もあります。
そこで指示に従い手続きを進め、税金還付が完了した場合は2の項目へ進む必要はありません。
2. 税金還付受付カウンター、電子化自動税金還付機で税金還付手続きを行う
税金還付手続きは空港などにある税金還付受付カウンターか電子化自動税金還付機を使用して行います。
注意点としては必ず台湾出国のために乗る飛行機のチェックイン前に手続きをします。
電子化自動税金還付機は空港以外の場所にも設置されているので、外籍旅客e化退稅服務網から場所をご確認ください。
この記事では台湾にいらっしゃる多くの方々が利用すると思われる桃園空港の、第1ターミナル1階出発ロビーにある電子化自動税金還付機で還付手続きを行う方法を説明していきます。
桃園空港第1ターミナルの1階出発ロビーの「退稅」という案内に従って進みましょう。
すると赤いボディの電子化自動税金還付機が見つかります。
画面をタッチします。
言語を選択します。
「税金還付の申請」をタッチします。
台湾入国に使用した証明書類を選びます。ここではパスポートを選択しました。
パスポートをスキャンします。
退稅明細申請表に記載されているQRコードをスキャンします。
税金還付を申請する商品にチェックを入れて、還付される金額を確認したら「確定」をタッチします。
還付金の受取方法を選択します。
ここでクレジットカードのブランドを選択すれば電子化自動税金還付機での税金還付手続きは完了しますが、お金が返ってきた実感が欲しいのであえて「現金(TWD)」を選択してみました。
電子化自動税金還付機から出力される税金還付明細査定書を取ります。
税金還付明細査定書、パスポートを税金還付受付カウンターである「退稅服務櫃檯」または「現金櫃檯」に提出して、サインをします。
税金還付明細査定書の控えとともに、税金から手数料(14%)を差し引いた金額が還付されます。以上で台湾における税金還付手続きは完了です。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。