ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
外国人が台湾で長期滞在するためには居留証が必要ですが、この居留証は永久居留証などに切り替えるなどの手段を取らない限り、定期的に延長手続きを行う必要があります。
今回はその居留証(配偶者用)の延長手続きを行ってきたので、手続きに必要なものや手順などを紹介していきたいと思います。それではご覧ください。
目次
台湾の居留証(配偶者用)の延長について
台湾の居留証は、居留証の居留期限に記載されている日の30日前から当日までの間に延長手続きが必要です。
居留期限が近づいてくると内政部移民署から登録している住所へ居留証更新に関するお知らせが届きます。
居留証を更新をしないまま居留期限が過ぎてしまうと2,000元〜10,000元の罰金が科せられるので気をつけましょう。
台湾の居留証(配偶者用)の延長に必要なもの
申請書
移民署にも置いてありますが、ダウンロードすることもできます。
パスポート+写真ページのコピー
居留証+コピー
台湾人配偶者と自分の婚姻関係を証明する書類(配偶者の身分證など+コピー)
証明写真(3.5×4.5cm / 1年以内)
事前に用意しておくか、証明写真機は移民署現地に設置されているので、手続きの順番を待っている間に撮影しても良いでしょう。
手数料 1,000元〜3,000元
配偶者用の居留証の更新は最大3年間申請可能です。1年間につき1,000元の手数料が掛かります。
台湾の居留証(配偶者用)延長手続きの流れ
居留証の延長手続きは現住所を所轄する內政府移民署で行います。僕は台中市に住んでいるので最寄りの臺中市第一服務站で手続きを行いました。
署内に入ったら入口付近のサービスカウンターに置かれている「外國人居(停)留案件申請表」を取って記入します。申請書はダウンロードもできるので事前に記入して印刷した申請書を持っていっても問題ありません。
今回の居留証更新手続きは、申請書の一番上の欄の「居留證延期」へチェックを入れます。
氏名やパスポート情報、住所、連絡先などの記入方法は共通ですが、配偶者用の居留証の場合は「申請事由」欄の「依親」にチェックを入れ、その下に欄には相手(配偶者)との関係と氏名を記入します。
記載台には各申請書の記入例も置いてあるので、それを参考にすれば迷うことはないかと思います。
申請書が記入できたら再度入口付近のサービスカウンターへ行き整理券を取り、近くにある椅子で待機します。
自分の番号が呼ばれたら、その番号のカウンターで「我要延期居留」と伝えて用意した書類を提出します。
書類に不備などがなければ、更新年数分の手数料を支払います。
その後、居留証を郵送で受け取るか直接受け取るか聞かれるのでどちらかを選択して、控え兼領収書をもらいます。
直接受け取りを選んだ場合は、控えの用紙に書かれている日にち以降(申請から約2週間後)になったら同じ移民署を訪れ、サービスカウンターで「我要領居留證」と伝え整理券をもらい、番号が呼ばれたら窓口で控えの用紙を提出して新しい居留証を受け取ります。
郵送を選んだ場合は約2週間後に新しい居留証が送られてきます。受け取った新しい居留証の情報に誤りがなければ居留証の更新手続きは完了です。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。