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洗剤なしでも油汚れをつかみ取る。日々の食器洗いに「菜瓜布(絲瓜布)」を使う

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。

2020年に引っ越しをしまして新しい家に住み始めたのですが、実は台湾でキッチンがある(と言ってもコンロも換気扇もないのでただのキッチン台)家での生活は初体験となり、今までキッチンがなくてやれなかった分日々料理を楽しんでおります。

そんな経緯もあり昨年は今まで所持する必要のなかったキッチン周りアイテムを少しずつ買い揃えていったのですが、今回は道具を用意する過程で出会った「菜瓜布(絲瓜布)」という食器洗いを紹介したいと思います。それではご覧ください。

目次

菜瓜布(絲瓜布)とは?

菜瓜布(絲瓜布)

菜瓜布(絲瓜布)は台湾におけるヘチマの食器洗いの名称です。

僕が日本で生活していた頃、乾燥させたヘチマがボディウォッシャーになることは知っていましたが、食器洗いとしても使われていることは知りませんでした。ですが台湾では時々このヘチマを乾かして作ったタワシで食器を洗っている光景を見かけます。

ちなみに「海綿菜瓜布」と呼ぶと、台湾では我々のよく知る食器洗いスポンジのことを指します。

菜瓜布が売られている場所

菜瓜布は台湾だと市場、百貨店などで購入できます。あとはECサイトを覗けばどこかしらで売っています。

日本でも入手する手段がないわけではなく、Amazonなどで売られているのを時々見かけます。ただボディ用として売られているものが多く、食器洗いとしては台湾より普及していないようです。

台湾の商店で販売されている菜瓜布

写真は近所の雑貨屋さんで売っているのをたまたま見つけた菜瓜布です。

値段は一本100元(約370円)でした。日本だと1本ではなく適当な大きさにカットされて数百円で売られている場合が多いようです。

菜瓜布を使ってみる

適当な大きさにカットした菜瓜布

台湾などで1本で売られている菜瓜布を購入した場合は、まず写真のように適度な大きさにカットします。

菜瓜布でお皿を洗う様子

ヘチマだからと言って使いにくいわけではなく、普通のスポンジと同じ感覚でお皿洗いができます。

良い点としては、ギトギトのフライパンとは厳しいのですが、ちょっとした油汚れなら食器用洗剤をつけなくてもさくっと油のぬるぬる感を削いでくれます。洗剤無しなら化学繊維のスポンジより油汚れを取り除く力が強いと感じます。

ヘチマから作られた100%天然素材+洗剤の使用量も抑えられるので、環境保護の観点からしても良い食器洗いですね。

どのくらい長持ちするのか

使用して半年経過した菜瓜布と使い始めの菜瓜布

当然ですが菜瓜布も化学繊維のスポンジと同じように使っていると段々消耗していきます。

上の写真の右が使い始めの状態で、左が毎日使って約半年経過した状態です。ここまでくると流石に使いにくいので、交換の目安は半年に1回でしょうか。

最後に

以上、台湾では比較的一般的な天然ヘチマの食器洗い「菜瓜布(絲瓜布)」の紹介でした。

僕は2020年から使い始めたのですが、自分的には2020年に出会ってよかったアイテムNo.1です。

もしまだ使ったことがない、気になる方は是非購入して使ってみてください。

※1元=3.7円で計算(2021年2月7日現在)

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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菜瓜布(絲瓜布)
ナカジマチカ

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神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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