1. 接客はロボットが対応! 台中の無人ホテル「Chase Walker Hotel」を紹介

2018.01.212018.02.14

接客はロボットが対応! 台中の無人ホテル「Chase Walker Hotel」を紹介

先日台中を訪れる用事があり、いつものように滞在場所を探していたら興味深いホテルを発見してしまいました。

なんとそのホテルには(基本的に)従業員がおらず、チェックインなどの手続きはセルフで行い、荷物の預かりはロボットが対応してくれる無人ホテルだと言うのです。

かなり気になったので早速そのホテルを予約し実際に宿泊してみました。というわけで今回はその台中にある「Chase Walker Hotel」を紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。

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目次

Chase Walker Hotelへのアクセス方法

台北からホテルへ向かう前提でお話をしていきます。まず台北バスターミナル(台北轉運站)から台中駅及び朝馬行きのバスに乗って「朝馬(台中商旅)」で降ります。

下記の記事は台北から台中駅までバスで行く紹介記事ですが、降りる場所が異なるだけで手順はほぼ同じなのでご参考ください。

台北駅から台中駅までの運賃は300元(約1,110円)ですが、「朝馬(台中商旅)」までなら250元(約925円)です。

朝馬(黎明路)

「朝馬(台中商旅)」で降りたら朝馬(黎明路)というバス停まで歩き、そのバス停にやってくる5,28,29,54,79いずれかの路線に乗り福星西安路口で降りましょう。

下記の記事は台北のバスの乗り方ですが台中も基本的には同じなのでご参考ください。台中のバスはICカードを乗車時も下車時も必ずタッチします。またICカードを利用して乗り乗車距離が10km以内ならば運賃は無料になります。

「福星西安路口」から徒歩1分でChase Walker Hotelに到着します。

朝馬(台中商旅)周辺にはタクシーもたくさん待機しているので、面倒な人はタクシーを利用して直接ホテルまで行っても良いでしょう。

Chase Walker Hotelのセルフチェックインを試す

Chase Walker Hotelのロビー

冒頭でも説明しましたが、Chase Walker Hotelには通常のホテルのようなカウンターがありません。また接客をしてくれる従業員もいません。

自動チェックイン機01

その代わりにこちらの自動チェックイン機が用意されています。ホテルに到着したらチェックインをするために、まずはこちらの機器を使用して「入住手續」をタッチしましょう。

今回は中国語で進めていきますが、左下の「English」をタッチすることで言語設定を英語にして進めることも可能です。

自動チェックイン機02

今回は既に宿泊予約済みなので「我有預約」をタッチすると、「Check-in號碼」というチェックインをするための番号の入力を求められます。宿泊前日になるとホテルからメールで送られてくる8桁の番号を入力して「確認」をタッチします。

自動チェックイン機03

宿泊日程など事前に予約した内容の詳細が表示されます。確認したら画面下のチェックボックスにチェックを入れて「確認」をタッチします。

今回は週末に利用したので一泊8,000円近くになってしまいましたが、平日なら一泊3,000円台で宿泊できる時もあります。

自動チェックイン機04

次に身分証明証の提出です。この作業も自動チェックイン機で行います。「護照(外國)」をタッチします。

身分証明証のスキャンエリア

下のスキャンエリアの前でパスポートの写真のページを開きます。

自動チェックイン機05

画面上に表示された自分の身分証明証を確認したら「拍照」をタッチします。すると撮影され開いたパスポートが画面上に表示されます。これで身分証明証の提出は完了です。

カードキーとホテルについての説明書

最後に自動チェックイン機からカードキーとホテルについての説明用紙が出てくるので取ります。

Chase Walker Hotelの部屋の扉

その説明用紙に書かれている「房號」が部屋番号になっているので、エレベーターに乗って部屋に向かいましょう。

カードキー

ちなみにチェックアウトする時はチェックアウト当日の11時までに、自動チェックイン機の挿入口へカードキーを挿入して返却すればチェックアウトが完了します。

もし分からないことがあればスタッフが対応

Chase Walker Hotelのスタッフ

無人ホテルと紹介しましたが裏にはちゃんと常駐スタッフもいるので、分からないことや困ったことがあれば自動チェックイン機の「呼叫櫃檯」をタッチすれば、人間のスタッフが音声対応をしてくれます(ただし英語か中国語が必要)。

チェックイン時間前の荷物の預かりについて

Chase Walker Hotelのチェックイン時間は15時からになっているので、時間前に到着してしまった場合とりあえず荷物を預けたいですよね。けどChase Walker Hotelには荷物を預かってくれる“人”がそもそもいません。さて、どうしましょう。

預かり荷物用のロボットアーム

けど安心してください。荷物の預かりに関してはホテルのロビー左側で存在感を放つロボットアームが担当しています。

預かり荷物の出し入れ口

ロビー左側にある荷物の預かりスペースへ行き、「房卡感應區」にチェックイン手続きをした時に発行されたカードキーをかざします。

預かり荷物の操作画面01

すると荷物の情報を選ぶ画面になります。ここで間違えやすいのはこの画面で選ぶのは荷物の数ではなく、使用する収納ボックスの数です。

例えば1人で荷物が少ない場合は「第一件」を「25吋(25インチ)」にして「第二件」を「無」に、大きな荷物を3〜4個預ける場合は第一件・第二件ともに「29吋(29インチ)」を選んで「下一歩」をタッチすると良いでしょう。

収納ボックスを取り出すロボットアーム

するとロボットアームが動き出し…

預かり荷物出し入れ口に運ばれる収納ボックス

収納ボックスを荷物の出し入れ口に運んでくれます。

収納ボックスにセットされた荷物

預けたい荷物を収納ボックスに置きます。今回は「29吋」の収納ボックスをひとつ使い、2つの荷物を預けました。

預かり荷物の操作画面02

荷物がセットできたら「下一歩」をタッチします。あとはロボットアームが荷物が入った収納ボックスを棚に収納してくれるので、その様子を見届ければ完了です。

預かり荷物の操作画面03

部荷物を取り出したい時は再びルームカードをかざし、画面上で「提取行李」をタッチすると預けた荷物が返ってきます。

ちなみにこのロボットアーム、ドイツから400万元(約1,480万円)かけて取り寄せた物だそうです。動いている様子が気になる人は台湾のニュース動画から確認できるのでご覧ください。

Chase Walker Hotelの部屋や設備の紹介

専有スペース

スタンダードダブルルームのベッドスペース

色々な部屋のタイプがありましたが今回はスタンダードダブルルームに宿泊しました。こちらがベッドスペース。

デスク・椅子に貴重品ボックス

デスクスペースと貴重品ボックス。

洗面所

こちらは洗面所。ドライヤーや使い捨ての歯ブラシ・カミソリなどは勿論用意されています。

お手洗い

お手洗いは清潔。

シャワールーム

トイレとユニットになっているシャワールーム。綺麗です。

各形状に対応したコンセント

各形状に対応したコンセントも沢山備わっています。

黒電話

室内の電話はモダンな部屋に馴染む黒電話(よく見ると押しボタン式)。チェックアウト当日は退室時間30分前になるとこの黒電話からチェックアウトをお知らせする自動音声の電話がかかってきます。

空気清浄機

あと嬉しいのが他のホテルではなかなか見られない空気清浄機が有る点。日本より空気が綺麗とは言えない台湾では嬉しい気遣いですね。

ルームクリーニング用の操作パネル

連泊する際は部屋の中にあるこのボタンを押してルームクリーニングを頼みます。

共同スペース

ウォーターサーバー

各階にはウォーターサーバーが1台ずつ設置されています。

ワンタッチでタクシーが呼べるボタン

また1階のロビーにはワンタッチでタクシーを呼ぶことができるボタンも。

共用iMac

その横にはiMacもあるので大画面でゆっくり調べ物もできます。

Chase Walker Hotelの周辺環境

康是美

道路を挟んだ向かいには「康是美」というドラッグストアがあるので、日用品が急に必要になった時も安心です。

逢甲夜市

台中で一番盛り上がる夜市「逢甲夜市」もホテルからすぐそこの場所にあるので、夜遅くまで夜市で遊んで徒歩でホテルに帰ってくることも可能です。

Chase Walker Hotel周辺の街並み

Chase Walker Hotelには朝ご飯のサービスはありませんが、大学生が多く住むエリアなので、朝から安くて美味しいご飯が食べられるお店もたくさん開いています。街歩きも24時間いつでも楽しいです。

Chase Walker Hotelの残念な点

Chase Walker Hotelの部屋

値段の割に部屋は狭め

上の写真のように他の部屋を見るとそうでもなかったので、今回宿泊した部屋がたまたま狭い部屋だったのかもしれません。

フェイスタオルが無い

タオルの用意はバスタオルとバスマットのみでした。

少しうるさい

大通りに面していて夜まで賑わうエリアなので23時くらいまでは外の生活音が多少気になりました。また部屋の壁も厚くはありません。

最後に

Chase Walker Hotel外観

以上、少し未来感のあるセルフチェックイン可能なChase Walker Hotelの紹介でした。

荷物を預かるために輸入したロボットアームには驚かされましたが、無人化は着々と進んでいるのでこういったホテルスタッフと一切接触しない形態のホテルはどんどん増えていきそうですね。

ちなみに日本の長崎・愛知・千葉には既に変なホテルという、荷物の預かりに(おそらく同じ)ロボットアームを採用しているホテルがあります。

Chase Walker Hotelは台中の各有名観光地がある場所のほぼ中心にあるので台中観光の際の拠点としても悪くないですし、新しい技術に触れることができるホテルなので興味のある方は是非ご利用くださいませ。

※1元=3.7円で計算(2018年1月21日現在)

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ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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