1. 【無保険】台湾の歯医者へ定期検診+歯のクリーニングに行ってきた。診察の流れや日本との違い、治療費などを紹介

2015.12.132017.11.01

【無保険】台湾の歯医者へ定期検診+歯のクリーニングに行ってきた。診察の流れや日本との違い、治療費などを紹介

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台湾台湾生活記

日本に居た頃は半年に1回は歯医者へ定期検診へ行っていたお陰でここ数年間虫歯とは無縁の生活を送っていたのですが、今は台湾に住んでいる関係で躊躇して1年くらい歯医者に行けておらず、そろそろ口内の状態が心配です。

ちなみに僕は台湾へ移住する際、役所へ海外転出届を提出しており日本の健康保険には加入していない状態です。だから日本への帰国を待ってから歯医者というのも日本の健康保険に加入しない場合は、別に得策ではなかったりします。

そんな理由もあってか今回は日本に帰ってから無保険で歯医者へ行くより安く済めばいいなぁぐらいの気持ちで、台湾の歯医者で定期健診と歯のクリーニングに挑戦してみました。

本当は台湾の健康保険に加入してから行ければ良かったんですけど、台湾の健康保険は居留証を取得してから半年経ってからじゃないと取得できないようで、取得出来る頃には日本へ帰って居留証も失効してしまうのでやむを得ず無保険での治療です。

ということで台湾の歯医者で無保険で定期検診と歯のクリーニングを行った場合の診察の流れや日本の歯医者との違い、そして掛かった治療費などを紹介していきたいと思います。

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この記事で紹介すること

台湾の歯医者に行って歯を診てもらおう(歯医者の探し方や受付の方法)

日本人が多く住んでるエリアは日本語が喋れる歯医者もあるそうなのですが、事前にネットで調べていたら無保険だと色々付け込まれた上、言い包められてボラれそうな雰囲気が若干漂っていたのと、せっかく台湾に住んでいるなら台湾人しか行かなさそうな歯医者に行きたいなということで、家から程近い歯医者に行ってきました。

台湾の歯医者は「牙醫」

中国語で歯医者は「牙醫/牙科」です。注意深く観察してみると日本と同じように歯医者が街中にあります。またはGoogleマップで検索をかければすぐ出てきます。

歯医者の待合室

院内に入っていき受付を訪ねると、まず初めに予約しているかしていないかを聞かれるので「してない」と答えます。(電話で予約出来る人はしていった方が勿論確実です。)

もし予定が空いてればその場で診察が受けられるので、問診票に必要事項を書くように促されます。他のお客さんで予約でいっぱいになっていた場合は、予約だけして後日また改めて来ましょう。

問診票

問診票に記入するもので必要な項目は名前・住所・統一番号・電話番号です。あとは過去に身体の器官に持病や手術歴があるかどうかみたいな確認があります。

最後に何をしたいか伝えるわけですが、今回の僕のような場合の「私は歯のクリーニングと虫歯のチェック(定期検診)をしてもらいたいです」の言い方は、「我要洗牙,檢查有沒有蛀牙(ウォヤオシーヤー、ジエンチャーィヨウメイィヨウジューヤー)」です。

あとは先生の準備ができ次第、診察をしてもらえるでしょう。

先生とのコミュニケーションや治療の進め方について

診察室01

先生とのコミュニケーション

僕は本当に運が良く、先生は英語が堪能で日本語も少しだけ出来ました。だから時折り英語や日本語を混ぜて会話をしてくれました。(翻訳してくれた言葉は中国語でも分かる簡単な単語だったけど)

また説明に必要だけど、ちょっと難しい専門的な中国語は、メモ帳に文字を書いたりや絵を描いたりして補足してくれたりして、ここまで説明必要かな? っていうくらい本当に丁寧に教えてもらいました。

歯の詰め物は日本で使ってるのと違い詰め物をしてるって見た目からは分からない材質だとか、歯のクリーニング用に使ってる機材の名前は中国語で「超聲波」とか(これは割と本当にどうでもいい。笑)

とりあえず「台湾の歯医者は費用面でも技術面でも世界で一番優れてるよ。」と仰ってました。信用したい!

治療の進め方

診察の結果ですが「よし、虫歯無し!じゃあ歯のクリーニングだけするね。」で済めば良かったんですが、今回は残念ながら虫歯が3つもできていました。毎日食後に歯を磨いて、寝る前には歯間ブラシも欠かさずかけてたのにショックです。

その後はまず初めに患者(僕)が外国人だからと適当に進めず、「今こういう状態だからこういう治療をしていく」ということを僕が理解できるまで丁寧に説明してくれました。

費用についても曖昧にせず、僕が台湾の健康保険に加入していないため「これをやるためには幾ら掛かる」と事前にきちんと伝えてくれました。

また「この歯(親知らず)は今は大丈夫だけど、ちょっと怪しいので日本へ帰ったら保険を使って抜いてもらってね」など、取り急ぎの治療は必要ないけど、ゆくゆくは治療(や抜歯)が必要なものについては、僕の支払いが最小限で収まるよう配慮してくれました。

虫歯治療の手順は歯医者が教える歯のブログの「歯の白い詰め物の治療/写真でわかるコンポジットレジンの治療手順」という記事で事前に予習していったの(細かい)と、ほぼ一緒でした。

治療前と治療後の状態を肉眼で見せてくれたので、自分の歯の状態を確認しながら安心して治療を受けることができました。

日本の歯医者との違い

歯医者の機材

大体一緒ですが気付いた事を何個か書きます。もちろん台湾の歯医者だからといって日本と違うというわけではなく、中には日本と同じ方針・環境の歯医者もあると思います。

他の歯医者には無いような事も含まれているかもしれませんし、僕自身が割と観察好きなため非常に細かい点もあることを予めご了承ください。

予約時間通りに始まらない

2回目の治療は予約を取っていったのですが、時間ピッタリにいったら先生が(近くにある家で休憩中なのか)玄関から私服で入ってきました。

治療と先生の準備が整うまで30分くらい掛かりました。その間何をしていたかというと、受付や歯科助手の人たちと日本について話をしていました。

あとで時計を見たら治療時間より雑談していた時間の方が長かったっていうね。

清潔感は日本の歯医者に劣る

日本だと歯医者は診察エリアと待機室エリアに区切りがあり、スリッパで上がるところが多いですが、土足のまま診察台まで上がります。そんな感じなので診察椅子の下の方はボロボロで汚れも付着しまくりです。

先生の白衣も、おそらく薬剤だとは思うのですが色々な色の染みが付いていたり、機材もちょっと年季を感じる汚れがあったり(直接口に触れない部分)で、見た目からくる印象で衛生面は気になってしまいました。

涎を吸う機材(バキューム)をあまり使わない

日本だと口内がカラッカラになるくらいガンガン吸ってますが台湾の歯医者はあまりバキュームを使いません。吸う必要がある時は、透明のチューブ部分が柔軟性のある材質になっているので、ひん曲げて僕の口元に引っ掛けて使ってました。

歯のクリーニング用の機材が微妙に違う

超音波振動するいつもの機材かと思いきや、別の噴射口? から粒子状になった水が激しく出力されていました。

日本だと歯石を除去した後は電動歯ブラシをかけて歯の表面を綺麗に磨き上げていきますが、今回お世話になった歯医者では歯ブラシは出てきませんでした。おそらくその微粒子状の水が歯ブラシの役割をしていたのだと思います。

しかし水蒸気状となったの水が口元で乱舞するので、首元に水滴となって垂れ、歯のクリーニングが終わった後はその日着ていたシャツの襟元がびっしょびしょになりました。気になる人は汚れてもいいような服を選んで行きましょう。※エプロンは付けてくれます。

詰め物の材料が日本と違う(らしい)

虫歯が出来た時削った部分を埋めるやつ(コンポジットレジンと言うらしいです)のことです。上にも書いたよう、先生曰く日本の物より変色しないし質も良いって言ってました。信用したい!!(2回目)

先生やスタッフがめっちゃ話しかけてくる

平日の17時前後というまだ一般会社員が帰ってこない余裕のある時間帯と、僕が日本人で先生も日本語を勉強したことがあるという条件が重なった上、スタッフみんな日本好きということで、かなり話しかけられました。

何処に住んでるの?日本のどこから来たの?来台目的は勉強?仕事?結婚してる?居留証の延長は面倒だし、健康保険に加入できるまで時間がかかるし、台湾人と結婚すれば良いよ!みたいないつものパターン話から雑談まで色々な話をしました。

また余談ですが、受付のおばちゃんの娘(大学1年生)が日本語を勉強中なので「分からないことがあったら教えてやってよ。」という親戚のおじさんか俺は的な流れになり、彼女を通じて彼女の娘さんに僕のLINEを教える流れに発展しました。(最初は問診票に書いた電話番号に掛けていい?って言われたけど、ならLINEを別に教えますと断った。)

ちなみに歯医者を出て30分後くらいにその娘さんから友人申請が来ました。お母さんリアルタイムでやりとりしてないで仕事して。更には何故か受付の際近くに居た若い女性歯科助手さんからも友人申請。

名前を聞いてなかったので最初誰か分からなかったのですが、アイコンに設定されてる顔で判断して承諾しました。突っ込みどころが多すぎる。

お会計でクレジットカードが使えない

台湾はカード払いをもっと対応すれば良いのにって思うくらい使える所が本当に少ないですよね。設備の整った大きな病院ならカード使用可能なのかもしれませんが、僕が今回行った歯医者は対応していませんでした。

上に挙げた他の点は全然許容範囲ですがこの点だけはちょっと惜しい。

無保険での治療費はどのくらい?

歯医者受付

今回は1日目が歯のクリーニング、2日目が虫歯の治療(虫歯部分を削ってコンポジットレジンで埋める)という、合計2日間の工程で治療を進めまして

  • 歯のクリーニング…1,000元
  • 虫歯x3本の治療…3,300元

計4,300元(約15,910円)でした。

結構いっちゃいましたね。虫歯が3つも出来ていたのが痛いです。なければ日本円で約3,700円で済んでたのに。例え若い女の子のLINEを2つゲットしてたとしてもこれはでかい。

日本の場合、健康保険に加入していれば定期検診と歯のクリーニングは2,000円くらいだったと記憶しております。健康保険に加入していなければ5,000~6,666円といったところでしょうか。

ちなみに台湾の健康保険に加入している場合は、日本同様3割の自己負担(普通の会社員の場合)なので定期検診・歯のクリーニングなら300元(約1,110円)で済むということですね。日本の歯医者で診察を受けた場合の約半分の費用。

いずれにせよ医療費は台湾の方が圧倒的に安いですね。台湾の国民保険が取得できる条件が揃ってから1ヶ月も経たず帰国予定なのがねぇ…。もう少し滞在期間を延長して治せる所は台湾で徹底的に治そうかなぁ。

台湾の歯医者に行ってみた感想

診察室02

文化による多少の違いはありましたが、受付ではスタッフの皆様が意思疎通が取れてるんだか怪しい外国人の僕に優しく接してくれましたし、先生も僕が納得いくまで説明・対応してくれて、歯のクリーニングや虫歯の治療も日本のと比べて痛みも少なかったような気がします。

つまり言うこと無し・文句無しです。

実は僕、親知らずがあと3本残ってるんですが、この台湾の歯医者の対応の良さに惹かれ、日本へ帰る前にそいつらを引っこ抜いてから帰ろうかなと検討しているぐらいです。

台湾の環境と歯医者

個人的に思うのは、台湾の飲食は食べ物は歯に詰まりやすいし、飲み物には大体糖分が含まれている事もあり、あまり歯に対して優しくありません。

こういった唯でさえ虫歯が出来やすい環境なので、「海外で歯医者はちょっと…」とか「虫歯は無いから大丈夫!」と思っていても、最低でも半年に1回は必ず検診へ行くことを熱烈お薦めします。

歯医者によって値段は多少前後する可能性はありますが、無保険でも定期検診(虫歯のチェック)と歯のクリーニングだけなら1,000元(約3,700円)で済みますし。

これは台湾に限った話ではありませんが、歯の痛みが我慢できなくなるくらいまで待ってから治療しに行って、サイボーグみたいな歯にされた挙句、多額の治療費を請求されるのって結構馬鹿らしいですからね。

生活している国次第な部分もありますが、基本的にはどんな環境においてもマメに歯医者に通うことが一番の節約方法です。

※1元=3.7円で計算(2017年11月1日現在)

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プロフィール

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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