こんにちは。新しいものから歴史のあるものまで建築物大好きナカジマチカ(@nakazimachica)です。
最近Instagramから「台北に格好良いお寺がある」という情報を仕入れまして(唐突)、早速そのお寺があるらしい法鼓山農禪寺という場所へ行ってみました。
というわけで今回はその法鼓山農禪寺へ行ってみた様子をアクセス方法などと共にお届けしたいと思います。どうぞご覧ください。
目次
「法鼓山農禪寺」とは?
かつては僧侶とそのお弟子さんたちが修行していた場所で、実際に生活もされていたようです。
その場所が2010年に改装され、一般人も入れるようになり、その保存された歴史等を見ることが出来るようになりました。また数人で予約すればその修業の一部を体験することが可能になっています。
最近では、現代的な建築と綺麗に整備された敷地内に広がる景観が非常に美しいので、ちょっとした観光地及び写真撮影スポットになっているようです。
場所
MRTで行く場合は淡水信義線の「奇岩」駅で降りて行くと一番近いです。
営業時間(参拝可能時間)
参拝できる時間は9時〜17時(最終入場は16時半まで)です。お休みは基本的にありません。
法鼓山農禪寺の様子を写真で紹介
さてさて早速見てまいりましょう。敷地内の建物はコンクリート打ちっぱなしで全体的にモダンな雰囲気が漂います。
こちらが法鼓山農禪寺の全体図です。ご覧の通り規模はそこまで大きくないのでじっくり見ても3,40分くらいで回れるでしょう。
ちなみに建物がある側で上を見上げるとこんな感じ。2階建てです。
これは『金剛經牆』と呼ばれるお経が書かれた壁です。この壁一面に書かれたお経の文字は5千文字以上になるそう。
法堂のひとつ。全部で敷地内に3つあります。
法堂はおそらく“修行”の予約をしないと中に入れません。何やら準備をしてますね。
この法鼓山農禪寺の象徴とも言える『大殿』の窓。
大殿の中では大きな仏像が鎮座しています。
こちらは営業時間内ならいつでも入れます。が、あいにく室内は撮影禁止なので外からこっそり。大殿内はなかなか格好良い間になっているので是非入ってみてください。
他には広々とした風通しの良いテラス風の休憩スペースもあります。
休憩スペースの前方には緑が広がっているので目も癒やされます。
そしてこれが今回の目玉の、写真好きな人が愛してやまない(やや誇張)、『水月池』を挟んだ大殿のカット。
少し角度を変えてもう一枚。晴天の場合はこのように水月池に青空と建物が映えて美しい画になります。そして夕方から夜にかけてまた違う表情を見せてくれるでしょう。
あともう一つ是非見て欲しいのが、ここ法鼓山農禪寺の第2の目玉『連廊』です。どこまでも続く無機質な左右対称の空間がたまらない。
この連廊、横から見ても格好良いです。撮り甲斐がありますね。
大殿チラ見せの構図もなかなか。
このように写真を撮る人達で溢れ写真撮影スポットとして台湾で人気のある場所であることが分かります。
僕がもし結婚式写真を撮るなら真っ先に撮影地として候補にしたい場所ですが、あいにく結婚式写真のために立ち入ってはいけないようです。残念。
最後に
法鼓山農禪寺はこのように外で写真を取ったり建物や敷地内の風景を眺める分には事前に予約も要りませんし無料です。
淡水信義線に乗って淡水や北投、士林夜市方面を観光される方はついでに立ち寄って、美しい寺院に心癒やされてみてはいかがでしょうか。
施設情報
法鼓山農禪寺
台北市北投區大業路65巷89號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/09:00〜17:00(最終入場は16:30まで)
定休日/なし
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。