ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。学校の友人達と放課後にエビ釣りへ行ってきました。
台湾のローカルレジャーのひとつにエビ釣りがあるという事は前々から知ってはいたのですが今まで行く機会に恵まれず、この度友人に誘ってもらい行ってきました。日本人観光客の間では結構人気の遊びらしいです。
今回はこの「エビ釣り」に行ってきた時の様子を紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。
目次
今回エビ釣りをしたお店
今回行った場所はMRTの雙連駅から歩いて10分くらいで着く353釣蝦場というところです。
高級そうなマンションが立ち並んでいる「ホントにこんな所にエビ釣り場があるんかいな?」っていう場所にいきなりあります。台北市内に住んでいてサクッとエビ釣りを体験してみたい人にとってはピッタリの立地です。
受付と事前準備
お店に入ったら受付へ行き、人数と釣りをしたい時間を伝えて代金を払います。
このエビ釣り場はひとり1時間350元、2時間なら650元、3時間は少し安くなって900元。料金に竿やエサ代などエビ釣りに必要なものは全て含まれています。
一緒に行った台湾人の方によるとエビ釣り場が密集してるエリア(故宮博物館の近く)の相場よりは少し高いそうです。場所によっては1時間200元からの所もあるんだとか。
受付が終わると店員さんが竿をセットしてくれます。
釣ったエビを入れておくための網が近くにあるので、それを自分で持ってきて自分のスペースの近くに引っ掛けておきます。
エサは自分で釣り竿の針に仕掛けます。ご覧の通りエビでエビを釣ります。背中の固い部分に針を挿し込むと安定しますよ。
また近くでエビを釣っていた(多分)エビ釣り玄人情報によると、エサとなる小エビの頭と尻尾は必要ないのでむしっちゃって良いらしいです。
エビ釣り開始
と、その前に。受付近くに冷蔵庫があるのでリラックスしながら釣るために飲み物を持ってきます。セルフで取り出して受付で代金を払います。
いい組み合わせ。ゆっくり飲みながらエビさんを待ちましょう。
初めてだけどビギナーズラックで少しくらいは釣れるかなと期待していましたが、案外釣れないもんですね。
通常エビがどこに居るかは見えないようになっていますが、場所によってはエビの姿が見える時もあったりするので、人が居なければグルグル動きまわって水中を注視してみるといいかもしれません。
エビがたまに水中をスイーッと泳いだりするんですが、ここでは鯉も一緒に泳いでました。
横で釣っていた(エサの付け方を教えてくれた)玄人のおじさんが、全く釣れていない僕の様子を見かねて色々指導してくれるもタイムアップ!
5人で行ったんですが結局一匹も釣れなかったのは僕だけ…。
釣ったエビを食べよう
時間がきたら店員さんに釣ったエビを渡します。水洗いをして足を切断し串を刺す、そして塩をまぶして焼くという、慣れてないと少し大変な作業を全部代わりにやってくれます。
もし1匹も釣れなくてもビールに合うメニューがいくつか用意してあり食事用のテーブルも置いてあるので、その場で注文して食事をすることも可能です。おそらく他の店から出前を取る形式。
あまり釣れなかったので今回はお持ち帰りにして、熱炒(台湾式居酒屋)へ持っていって食べることにしました。
今回のタイトルは勢いある感じで書いてみたんですが「釣る」「飲む」「食べる」の「飲む」しかできていないことに、せっせと弁当箱にエビを詰めてくれるおじさんの背中を見ていたら気づいてしまいました。ごめんなさい。
台湾でエビ釣りをやってみた感想
ビリヤード場やボーリング場にあるゲーセンのような若干漂うアングラな雰囲気が懐かしかったです。ちょっと悪そうな人たちがたむろして喫煙を吸いながらのんびりしてる感じとかそっくり。そういえば台湾に来てから屋内で喫煙できる施設に初めて入りました。
今回行った場所は台北市内でもアクセスしやすい場所にあるので手軽にエビ釣りができます。1時間でも結構満足できますので時間がある方はこの台湾現地ならではの遊びを体験してみてはいかがでしょうか。
旅行者の方はもちろん、台湾現地で生活されている方も学校や仕事帰りにみんなで行って競うと、結構ムキになって段々白熱してくるので楽しいですよ。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。