ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。先日、所用で台湾の新竹へ行ってきました。
新竹と言えば半導体受託製造企業として世界トップクラスのTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)本社があり、「台湾のシリコンバレー」とも呼ばれ多くの日本企業が進出している場所です。
その新竹には台鉄や新幹線も通っており台北からのアクセスも比較的便利なのですが、今回は台北からバスを利用して新竹まで行ってみました。
今回は台北駅(台北轉運站)から新竹(新竹轉運站)へバスで行く方法を紹介していきます。どうぞご覧ください。
目次
新竹行きバスチケットの買い方
台北にある台北轉運站というバスターミナルでは、色々な会社が台湾全国各地へ行く高速バスを出していて、新竹行きのバスを出している会社もいくつかあります。
今回はその数あるバス会社の中から、桃園空港・台北駅間を繋ぐバスでもお馴染みの國光客運のバスに乗って新竹へ行く方法を説明していきます。
まず台北轉運站の1階へ行きます。各バス会社の窓口がずらっと並んでいるので『國光』と書かれた窓口でチケットを購入します。
購入する時は「新竹轉運站,一張(シンヂューヂュアンユンヂャン、イーヂャン)」と窓口の人に伝えます。もしくはこの文言を紙かなんかに書いて見せましょう。
チケット代は3列シートを選ぶと片道145元(約638円)です。支払いには現金だけでなくクレジットカードも使えます。
台湾旅行に慣れてきたら、その他のバスチケット購入方法もおすすめ
他にもバスチケットの購入方法は色々あります。特に目的地に向かう日時が決まっている場合は下記のような方法をおすすめします。
- コンビニのマルチメディア機器で買う方法
- スマホ上でチケット購入からチケット取得まで完結するアプリで購入する方法
いずれも乗車する時間帯や席などの希望を口頭で伝える必要がなく、自分のペースでゆっくり選びながら購入することができます。
下記の記事で各購入方法を紹介しておりますのでご参考ください。
バス乗り場の場所
チケットが購入できたら各バス会社の窓口裏手にあるエスカレーターを使って、新竹駅(新竹轉運站)行きバスが出る台北轉運站の2階へ上がります。
2階へ行くと乗り場が更に何個かに分かれていますが、今回乗るバスは「210」の乗り場から発車します。
バスの乗り方
定刻になりバスがやってくると係員の方が呼びかけてくれるので、係員の方にチケットを見せてバスに乗りましょう。
この時、当日にバスチケットを購入した場合は事前に席を指定してチケットを購入していた人を先に乗せてからの乗車となります。乗ろうと思って係員さんに「ちょっと待ってね」という風に止められたらその人達の乗車を待ってからなんだなと思ってください。
乗車できるようになったら、大きな荷物を持っている場合は乗車前にトランクルームに荷物を入れて、車内に入り空いている席へ座ります。
国光客運バスの車内設備
バスの車内の様子を少し紹介します。座席は3列シートだとこのようにとても広々としています。
足元にはフットレストがあり、座席毎にUSBの充電用コンセントも設置されています。
また「!BUS-FREE-WIFI」というアクセスポイント名でフリーのWi-Fiも飛んでいます。接続すると画面が切り替わるので「Get Free WiFi」をタップすると、フリーWi-Fiが使用できるようになります。
更にバスによっては車内にお手洗いもあります。台北から新竹の移動時間はそこまで長くありませんが、いざという時もこれで安心です。
バスの降り方
1時半くらい走ると終点のバスターミナル「新竹轉運站」に到着するので下車します。終点なので車内アナウンスに気を配る必要はありません。荷物を預けている場合は下車時に忘れないよう回収してください。
新竹駅(新竹火車站)方面へ向かう場合はバスターミナル横にある地下通路を通ると便利です。
国光客運の新竹(新竹轉運站)行きバスの情報
運賃(料金)
バスの運賃は3列シートが片道145元(約638円)、4列シートが片道130元(約572円)です。
所要時間
台北駅(台北轉運站)から新竹(新竹轉運站)まではスムーズにいくと大体1時間半です。台湾の連休などと重なって渋滞が発生している場合はもっとかかることもあります
時刻表
始発は6時、終バスは22時です。運転時間内は大体10〜20分間隔でバスがやってきます。詳しい時刻表は下記の国光客運のサイトからご覧ください。
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ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。