ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
桃園空港から台北市内に移動する手段はMRTや新幹線、タクシーと豊富ですが、中でもバスは24時間運行していて運賃も一番安いので、地元台湾人含め多くの方に利用されています。
ですが初めて台湾にくる外国人が桃園空港から台北市内にバスで移動する際は、バス乗り場の場所、バスのチケットの購入方法、バスの乗り方など色々と分からないことや不安があるかと思います。
そこで今回は桃園空港から台北駅へバスで行く場合の流れと方法を解説していきます。それではご覧ください。
目次
台北駅行きのバスのチケット売り場・乗り場の場所
バニラエアやピーチ、タイガーエアなどのLCCを利用した場合、飛行機は第1ターミナルに到着します。SIMカードの購入や台湾ドルへの両替などの手続きを済ませたら、地下1階にあるバスのチケット売り場へ向かいましょう。
一方でANAやJAL、エバー航空などのフルキャリア航空会社を利用した場合、飛行機は第2ターミナルに到着し、バスのチケット売り場・乗り場は到着ロビーと同じ階の1階にあります。
到着ターミナルによってバスのチケット売り場・乗り場の場所は異なりますが、基本的には空港内にある客運巴士(Bus to city)の案内に従って進めばたどり着けることを覚えておきましょう。
到着ターミナル別バスのチケット売り場・乗り場早見表
ターミナル番号 | バスのチケット売り場・乗り場の場所 |
---|---|
1 | 地下1階 |
2 | 地上1階 |
バスチケットの購入方法
各バス会社のカウンターが並ぶフロアに到着したら、同じフロアに自動券売機があるので台北駅行きのチケットを購入しましょう。
この自動券売機は日本語にも対応しているので英語や中国語ができなくてもスムーズに購入可能です。ただ支払い方法はクレジットカードまたは台湾で使えるICカードに限られています。
桃園空港から台北駅行きの運賃は132元(約594円)です。です。また、6歳以下の身長115cm未満の子どもは無料、12歳以下の150cmに満たない子どもなら半額の66元(約297円)でバスに乗ることができます。
チケットは同じフロアにある國光客運の窓口でも購入できます。窓口にいる係員に「我要買票,台北車站,一張 … 台北駅までのチケットを一枚ください。」と伝えて、代金を渡せばチケットが購入できます。
ただし、バス会社側は自動券売機でのチケット購入を推奨しているので、クレジットカードを使いたくない(使えない)場合以外は、自動券売機を利用して購入しましょう。
ちなみに、このバスに乗る時の一番おすすめの運賃支払い方法は、上記のように自動券売機やカウンターで紙のチケットを購入するのでなく、台湾のSUICA的存在である悠遊カードなどのICカードを利用する方法です。
バスの運行時間
バスは24時間運行していて、1時間に1,2本のペースでやってきます。直近のバス出発時刻は同フロアにあるモニタの時刻表から確認可能です。
最新の時刻表は國光客運の1819路線のページをご確認ください。
バスの乗り方
同じフロアにある扉から外へ出たら國光客運 1819と書かれた乗り場を探してください。写真の柱に大きく書かれている数字はターミナルによって異なるので1819を目印にします。この番号が桃園空港と台北駅を繋ぐバスの路線番号です。こちらでバスが来るまで待機します。
バスがやってくると運転手さんや係員によるチケットの確認が始まります。チケットまたはICカードを確認してもらった後、キャリーケース等の大きめの荷物を預けたい場合は、荷物用のタグを受け取り自分で荷物をバスのトランクルームへ入れます。
ICカードを利用して乗車する場合は、その旨をチケットを確認してくれる係員にジャスチャーか何かで伝えて、バスに乗る際にICカードを運転席横にあるカードリーダーに当てます。そしてバスを降りる時にもタッチします。
バスが走り出したら途中何箇所かの停留所に停まり何人か乗降しますが、気にせず多くの人が降りる終点まで乗り続けてください。これで台北駅にたどり着くことができます。
バス下車時と降りた後の流れ
預け荷物について
バスに荷物を預けている場合は、目的地に到着するとバスのトランクルームの扉が開くので、下車したら自分で荷物を取りに行きましょう。
この預け荷物を受け取る際、荷物を預けた時に渡された荷物用のタグを運転手さんかその場にいる係員さんに渡します。(回収されない場合もあるのでその場合は荷物を受け取った後は捨てても構いません。)
降ろされる場所
台北駅の北東に位置する「國光客運台北車站」という場所の前で降ろされます。
台鉄や高鐵(新幹線)、台北MRTに乗り継ぐ場合は、目の前にある國光客運台北駅バスターミナルの建物内へ入り地下にあるM2出口に繋がるエレベーターに乗ると、各交通機関に繋がる台北地下通路にアクセスできるので便利です。
ただこのM2出口に繋がるエレベーターを待つスペースはかなり狭いので、人が多い場合はバスを降りたら建物に入らず、すぐ近くにあるM1出口又は台北駅に入るなどして各交通機関にアクセスした方が良い場合もあります。
桃園空港から台北・新北市内へ行くならチャーター送迎サービスの利用もおすすめ
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- タクシーより安い料金。複数人で利用すれば更にお得
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ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。