ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾旅行をリピートしていると色々な地域へ行きたくなり、その交通手段として台湾新幹線の利用を考える方もいるんじゃないでしょうか。僕もそんな風に思ったことがあるひとりで、これまでに何度も台湾新幹線を利用して台湾旅行を楽しんでいます。
さてその台湾新幹線ですが、チケットは約1ヶ月前から指定席券込みで販売が開始されます。
つまり台湾現地に到着してから新幹線のチケットを購入しようとすると、時期によっては既に席がなくなっていることもあります。その場合せっかく立てたスケジュールも狂ってしまうことになるので、それだけは避けたいですよね。
ですが台湾新幹線のチケットは日本からでもオンラインで24時間いつでも予約・購入することができるようになっています。
そこで今回は台湾新幹線のオンライン予約方法と台湾現地に着いてからのチケット発券方法を紹介したいと思います。どうぞご覧ください。
目次
台湾新幹線のオンライン予約購入手順
まずは台灣高鐵にアクセスします。
「オンライン予約」を選択し、乗車駅と降車駅、出発日時(28日先まで選択可能)、車両の種類、チケット購入枚数を選択します。
復路の新幹線も往路と同じ2駅を利用し、出発時間などの詳細が確定している場合はコースのタイプを「往/復路」にして、復路の出発日時も選択します。
以上の項目の入力が完了したら、確認コード(ランダムな4桁の英数字)を入力して「検索」をクリックします。
前ページで選んだ出発時間に近い列車が表示されるので乗りたい時間を選択し、「確認」をクリックして次に進みます。
チケットの情報確認画面が表示されるので、受取人情報欄にパスポート番号を入力します。ここでメールアドレスを入力しておくと発券の際に必要な予約番号が記載された確認メールが届くようになります。
台湾高鉄会員情報の欄は分からなければそのままで、一番下の個人情報保護の内容に同意のチェックを入れ「予約完了」をクリックします。
予約が完了しました。最後にオンライン決済を行います。支払い方法を選んで「すぐに支払う」をクリックします。
カード番号や有効期限を入力して「いますぐお支払い」をクリックします。この後は暗証番号などの入力画面へ移ります。
チケット代の支払いが完了しました。確認画面に表示されている予約番号がチケットを発券するために必要になるので控えておきます。
この画面をスマホで撮っておくか、PDF化してDropboxなどのオンラインストレージサービスに保管しておき、いつでも確認できるようにしておくと安心です。メールアドレスを入力した場合は予約番号などの情報がメールで送られてきます。
チケットの受け取り方法
チケットを受け取りは台湾のセブンイレブンにあるibonなどのマルチメディア機でも可能ですが、今回は台北駅の台湾新幹線の乗り場付近に置いてある自動券売機を使う方法を紹介します。
新幹線の乗り場付近へ行くと「高鐵自動舊票機」という名前の自動券売機が設置されているので、予約した新幹線の出発時間30分前までにこの自動券売機を使ってチケットを発券します。
自動券売機を利用したチケット発券手順
オレンジ色の「開始使用」をタッチします。
「一般取票」をタッチします。
パスポート番号の下4桁を入力し「確認」をタッチします。(自分のパスポート番号が「AB0123456」なら、3456と入力。)
オンライン予約した時の予約番号を入力し「確認」をタッチします。
予約内容の確認が表示されるので問題なければ「確認」をタッチします。
チケット発券中の画面です。
「交易完成」と表示されたらチケット発券完了です。
下の取り出し口からチケットを取り出します。往復分を購入した場合は2枚出てきますので忘れずに2枚とも取り出してください。
台湾新幹線の料金の目安
最後に台湾新幹線の料金について紹介します。台湾国内の乗り物としては決して安くないのですがそれでも日本の新幹線と比べるとかなり安いです。
下記は台北から代表的な都市に行った場合の料金をまとめた表です。
行き先 | 台北発の料金(片道) |
---|---|
台中 | 700元(約3,220円) |
台南 | 1,350元(約6,210円) |
高雄(左営駅) | 1,490元(約6,854円) |
上記は標準車両(全席指定席)の割引なしの定価料金ですが、数週間に購入したりピークの時間帯を避けると割引チケットが購入できます。
例えば台北から高雄市中心地の最寄り新幹線駅である左営駅までの定価は1,490元(約6,854円)ですが、1,000元(約4,600円)くらいで購入できる早割チケットもあります。
ちなみに台湾新幹線の台北─高雄(左営駅)間と東京─名古屋間の距離はほぼ同じですが、日本の新幹線の料金は台湾新幹線の料金の約2倍です。そう考えると台湾の新幹線はかなり利用しやすいです。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。