ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
僕は現在日本に一時帰国中なのですが、普段海外に住んでいる人は日本へ帰ったら日本食を食べたり買い物だったり、きっと色々日本でやりたいことがありますよね。
そこで今回は自分が台湾から日本へ帰る時になるべくやっておきたいと思っていることをまとめてみました。それではご覧ください。
目次
日本に住む家族・親戚や友人に会う
新型コロナウイルスの流行以降、会いたい人には会いたいと思った時に会っておいた方が良いという考えを抱いた方も多いのではないでしょうか。
関係が良くない相手と無理に顔を合わせる必要はないですが、自分に良くしてくれていた家族や親戚とは、日本に帰った時にお土産などを渡しがてらなるべく顔を合わせる機会を設けるようにしています。
あと友人。20代半ば頃までは自然と友人が増える環境があると思いますが、それ以降は自ら積極的に行動しないと新しく人と知り合う機会は激減します。その中で友達付き合いができる人を見つけるのは徐々に厳しくなっていますよね。
だからこそ今繋がりのある友人とは交流を続けて、関係を大事にしていきたいなと思っています。
日本の食を楽しむ
僕は台湾にいる間は台湾にある美食を楽しめば良いと思っているので日本食を恋しく思うことはないのですが、日本へ帰るとなれば話は変わり日本の食を存分に楽しみたいのです。
食べたいものは色々ありますが大きく分けると3つあります。
1つ目は海鮮を使った和食。僕は台湾だと肉を食べたほうが価格と満足度のバランスが良いと思っているため魚貝類を食べる機会は多くありません。だから日本では逆に海鮮を使った料理を積極的にいただきます。
2つ目は洋食。ここで言う洋食はハンバーグやオムライス、ビーフシチューなどに代表される日本で独自に発展した西洋風の料理のことです。
日本以外では海外に進出している日本のレストラン以外では、この洋食を食べることができないので日本に滞在している間はよく食べます。
最後の3つ目は日本に根ざした外国の料理です。僕は特にベトナム料理、タイ料理、イタリアン、フレンチ、韓国料理、カレー(ナンがバカでかいネパール人経営のお店)などを好んで食べます。
もちろん上記の外国の料理は台湾でも食べることができるのですが、日本で育ったのが遠因しているのか台湾で食べるより日本で食べた方が美味しいと感じるお店に出会う確率が高いので、美味しそうな外国料理のレストランを見つけては足を運んでおります。
買い物
台湾も物価が上がり続け、円も弱くなっているので、おそらくほぼ全ての台湾から日本に帰ってきた日本人が買い物を楽しんでいますよね。
僕が日本帰国時に必ず購入する物のひとつは日用品です。台湾で生活するようになってから自分の使う日用品を台湾と日本の両方で売られていてどこでも手に入りやすい物へ切り替えたので、普段は日用品がなくなれば台湾で買っています。
ただやはり台湾では日本から輸入された日本の商品が1.5〜2倍くらいの価格で売られているので、普段使う日本の日用品については日本に帰ったタイミングで少し多めに購入して台湾へ持って帰るようにしています。
また、今台湾住んでいる家に引っ越してからは自炊をする機会が増えたため、日本に滞在している時に普段の調理をスムーズにしたり味の変化を楽しめるよう調味料も購入しています。
台湾では手に入りにくい味の調味料が手に入るだけではなく、各容器の使い勝手も非常に優れているので、日本の商品開発力さまさまです。
あとは日本非居住者なので日本の免税制度を利用して買い物をすることもあります。
自分の場合はUNIQLOの衣類(まとめ買い)、小物家電、メガネなどが必要な時は、免税対象の店舗を探して購入するようにしています。消費税10%分がオフになるのって結構大きいですからね。
国内旅行に出る
新型コロナウイルスの影響で人々がひとつの国に留まっていた時、これまでのLCCなどを利用した気軽に海外旅行へ行ける環境が一転してしまったことを逆に活かし、自分が今居る国の魅力を再発見する流れがあったかと思います。
日本に住む人達が日本の素敵な場所を紹介する中で、しばらくの間台湾にいた自分は日本の様々な場所を楽しみたい気持ちがこれまで以上に強まりました。
実際日本の訪れたことのない場所へ行くと、日本の観光国としてのポテンシャルの高さを感じる非常に充実した時間を過ごせるので、一時帰国で滞在期間に余裕があれば自分が滞在するエリアを出て国内旅行に出るようにしています。
病院へ行く
病院へ行くことも日本に帰ってきて必ずやることのひとつで、歯科医院には大体毎回行っています。
台湾でも半年に1回は定期検診とクリーニングのため歯科へ行っていますが、個人的な印象として日本の方がPMTCなどの歯のメンテナンスメニューが豊富だったり、特に何も言わなくても細部までしっかりクリーニングしてくれる歯科が多い気がします。
さらに台湾の歯科の保険診療は半年に1回の制限もあるため、日本に帰ってきたタイミングでも定期検診とクリーニングへ行くようにしています。
また、自営業だったり健康診断を自分で負担する必要がある会社に務めている方は、自分の健康状態が気になれば自分で健康診断や人間ドックなどを受ける必要がありますよね。
フリーランスで働く自分も例外ではなく、健康を維持するために1年に1回を目安に人間ドックに行くようにしています。
台湾にも人間ドックのような検査をしてくれる病院はありますが、以前調べた時に検査項目を同程度だと台湾で受けるより日本で受けた方が人間ドックの費用が安いことが分かったため、日本へ帰る際前回人間ドックを受けてから大体1年経過している時は日本で人間ドックを受けます。
繁華街を散歩
ネット上の台湾情報だけを眺めていても台湾のことを理解できないように、例え母語が日本語の日本人だとしても、海外からネット上にある日本の情報を見ているだけでは今の日本のことはあまり掴めません。
だからもし日本のことを語る場面があるなら、定期的に自分の目で日本の現状を見つめて、自分の中にある日本をアップデートする必要もあると僕は思っています。
そのため日本に帰国したら繁華街へ行き、街並みやそこにいる人々を観察したりお店に入ったりサービスを受けるなどして、前回帰ってきた時と比較しながら機微を捉えるようにしています。
これは自分自身が海外に住んでいても日本人としてのアイデンティティを保つことが大事だと考えているのと、台湾人に日本に関することを質問された時に自分の考えを整理して伝えたいからです。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。