先日「はじめての家賃振込みin台湾」という僕にとっての一大イベントがありまして、銀行のATMを使って「よっしゃこれで多分振込みできたろ!」という感じで、振り込みをちゃちゃっと済ませたんですね。
そのあと大家さんに確認のため、振り込み完了の連絡を入れたら「振込みが確認できません。」と言われてしまいました本気か。ちなみに大家さんとのやりとりは、その月の電気代や部屋の苦情とかも全部LINEでやってます。
後日改めて銀行に出向き、銀行員さんに聞きながら無事振り込み手続きを済ませることが出来ましたが、最初に行ったあの手続きは一体ドコへ何をしてしまったのでしょう。今でもよく分かりませんが残高は減っていなかったので気にしないことにします。
僕が台湾のATMを利用してみた感想としては、少しだけ日本のものとは異なるので初めての場合は若干分かりづらいです。そこで今回は初めての方でも苦戦しないように、台湾の銀行のATMを使ったお金の振り込み方法を紹介してみたいと思います。
まずはATMが置いてある場所へいきましょう。僕が以前口座を開設した玉山銀行は建物の内部にATMがありますが、建物と一体化してATMが外に剥き出しな銀行も結構あります。
ATMにキャッシュカードを挿入したら暗証番号の入力です。台湾は4桁じゃなくて8桁なんです。暗証番号を設定する時は3分くらい悩みました。
暗証番号を入力し終わると「さぁ私からお金引き出してくれ」と言わんばかりに引き出し金額がずらずらっと並びますが(一部こうじゃない機械もあります)、今回は振り込みが目的なので無視して左下の「其他服務」を押します。
「押します」と敢えて書いたんですが、実は台湾のATMの液晶画面は日本みたいにタッチスクリーンになっていません。画面から伸びた線の先にある主張していない黒いボタンで操作していきます。
続けて右列・下から2番目の「轉出交易」を押します。
振込先の銀行が同じ銀行(僕の場合は玉山銀行)なら上のボタン、それ以外の銀行なら下の「其他銀行帳號」を押します。今回は振込先が別の銀行なので下です。(日本と同様、別の銀行の場合は振り込み手数料が掛かる。)
振り込み先の銀行の番号を対応表から見つけて、その番号を入力して「下一頁」を押します。
次は振込先の口座番号の番号です。合計12桁の数字を入力します。
その次は振り込み金額を入力します。
今回行う取引の確認画面が表示されるので、問題なければ「是」を押します。
取引中です。しばらく待ちましょう。
「交易成功」と表示されれば取引は完了です。
明細書を出力するか聞かれるので、必要なら「是」、必要なければ「否」を押します。
最後に今回の取引金額と口座の残高が表示されます。「結束」を押せば完全に終了です。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。