ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。こちらは健康診断書のために台湾の病院で健康診断を受けてきた記事の番外編です。
台湾の病院で健康診断を受け、結果が出る1週間後に報告書を受け取りに行ったら「アナタには麻疹の抗体がないから健康診断書は渡せない。」と言われてしまいました。
その流れで健康診断書を受け取りに行ったその日の内に、麻疹の予防接種のためにワクチンを接種することになります。
そこで今回は台湾の病院で麻疹の抗体を打つまでの記録を残しておくことにしました。小さい頃に麻疹のワクチンを打っていても、年齢によっては獲得した免役が弱まっている可能性もあるので同じ状況に陥りましたらご参考ください。
目次
麻疹(はしか)の抗体がないので健康診断書が受け取れない! どうする?
さて冒頭にも書いたように台湾の病院で健康診断を受けて、後日健康診断書を受け取りに行ったら麻疹の抗体がないので接種しないと健康診断書は渡せないという話になってしまいました。
かと言って台湾に滞在できるビザの期限はすぐそこに迫ってきてますし、日を改めて病院に来るのも面倒なので、なんとか健康診断書をその日に受け取って帰りたいわけです。
そこで「今日中に抗体を接種して健康診断書を持ち帰ることは可能か?」と聞いてみると「できる」とのことだったので、健康診断書を受け取りに行った当日にワクチンを打ってもらうことしました。
麻疹(はしか)の予防接種を受ける流れ
1. 「家醫科」の窓口で受付
「家醫科」の窓口にいる人に、麻疹の予防接種を受けるために、診察室で先生から問診を受ける手続きをしてもらいます。
手続きが済むと整理番号が書かれた紙を渡され、○番の診察室前で待っているように言われます。
2. 「家醫科」の診察室で先生から問診を受ける
他の患者さんが途切れたところでお呼びがかかるので診察室に入ります。
先生からの簡単な問診が終わるとワクチン代の支払い用紙を渡されるので、それを持って1階の「掛號・批價」へ支払いをしにいきます。
3. 1階の「掛號・批價」で支払い
1階の「掛號・批價」でワクチン代の支払いをします。代金は494元(約2,173円)でした。
ここは整理券を発行してるので、必ず先に機械から整理券を取りましょう。
4. 「薬局」でワクチンを受け取る
その後は「掛號・批價」のすぐ横にある薬局へ行き、窓口へ先ほどの支払った領収書を提出すると、液体が入った小瓶入りの透明な袋を渡されます。
明らかにこれから数分後に自分へ打つワクチンなので、家醫科へ戻る途中で自分の手の温度でワクチンが駄目になったりしないのかなと一瞬不安がよぎりましたが、それで駄目になるなら手渡ししないだろうと信じ、緊張感を抑えます。
おそらく日本では自分へ打つワクチンを自らの手で持ち運ぶ体験はできないでしょうね。
5 「家醫科」の診察室でワクチン接種
再度、家醫科の窓口へ行き、「ワクチン持ってきたんだけど、どうすればいいですか?」と尋ねると、○番の診察室にノックして入って聞いてみてと言われます。この方式慣れません。笑
診察室の扉を開けたら入ってすぐのところにいる看護師さんに「我要打針」と伝えます。すると「ちょっと外で待ってて」と言われます。
少し待っていると、先程の看護師さんが出てきて診察室に入るように言ってくれるので診察室の中で座って待ちます。注射器のセッティングが終わると二の腕に注射器をブスりと刺されます。
こんな感じで麻疹(はしか)の予防接種完了です。この後は無事に健康診断書を取得できました。いち早く健康診断書が欲しい僕にとっては別に問題無いんですが、接種後1週間経過を診てからとかそういう細かいことは気にしないみたいです。
最後に
以上、台湾の病院で麻疹(はしか)のワクチンを接種した時のお話でした
ほんの数十分間の出来事でしたが、カルチャーショックを受けること数回。台湾生活にも慣れてきたと思っていたんですが、僕はまだまだでした。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。