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花蓮駅から太魯閣(タロコ)までバスで行く方法を紹介

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。先日台湾の花蓮を旅行してきました。

花蓮の観光地と言えば太魯閣(タロコ)です。太魯閣を観光する方法は色々ありますが今回僕は花蓮駅からバスで太魯閣へ行く方法を選びました。

そこで今回は僕と同じように花蓮駅から太魯閣までバスで行く方法および太魯閣の歩き方、またバス以外の太魯閣観光方法などを紹介したいと思います。それではご覧ください。

目次

花蓮駅から太魯閣(タロコ)へバスで行く方法

太魯閣行きバスが出る場所

花蓮駅前の花蓮客運の建物

太魯閣行きのバスは、花蓮駅(花蓮火車站)から出て左に花蓮客運のオレンジ色の建物があるのですが、この建物の前にあるバス停から太魯閣方面行きのバスが出ます。

太魯閣行きのバスはどれ?

1133A路線のバス停

太魯閣行きのバスは路線番号1133Aのバスです。太魯閣行きのバスは他にもいくつかありますが、個人的には1133A路線が一番使いやすいと思います。

バスの乗り方

悠遊カードに対応しているバス

バスが来たら乗車して運賃を支払います。運賃の支払い方法は乗車時と下車時に悠遊カードなどのICカードをカードリーダーにかざします。ちなみに「砂卡磴」で降りた時の運賃は70元(約315円)でした。

ICカードを持っていない場合やICカードに対応していないバスに乗った時は、現金で先に支払います。

運賃の聞き方は「我要在[バス停名]下車,多少錢?(ゥオヤオザイ[バス停名]シャーチャー,ドゥオシャオチエン?)」です。中国語に不安がある方は文言を書いたメモを用意したり、スマホに打ち込んで見せましょう。

バスは一日乗車券もある

花蓮駅と太魯閣を結ぶバスには一日乗車券も用意されています。ICカードを用意したり、バスの運転手さんに運賃を聞く必要もなくなるので、1日に何度もバスに乗る予定のある方には便利なチケットです。

価格は1日券が250元(約1,125円)、2日間乗り放題の2日券なら400元(約1,800円)で、上述したオレンジ色の建物、もしくはコンビニの端末などを利用して購入可能です。

太魯閣行きのバスの時刻表

1133A路線の時刻表

1133A路線の時刻表を見ると、太魯閣方面行きバスは1時間に1本という少なさの上、15時台にはバスが全て終了してしまいます。

もし目当てのバスがなかなか現れず不安に思ったら、オレンジ色の建物も中にいる人に「ここに行きたいけど、どのバスに乗ればいい?」と訪ねてみましょう。行きたい場所を指差せば「あれ乗れ。これ乗れ。何時に来るからそれに乗れ。」と色々教えてくれます。

最新の太魯閣行きバス(1133A)の時刻表

どこのバス停で降りるべきか?

太魯閣ガイドマップ

僕は太魯閣へ行く前まで大きな勘違いをしていたのですが、駅からバスで「太魯閣公園○○」みたいな場所まで行けば、美しい風景が沢山見れるという勝手な想像を抱いていました。

ところが実際は太魯閣の規模は非常に大きく、見所となるスポットの距離も離れています。するとバス+徒歩移動の場合どこで降りるべきか迷うことになると思います。

そこで参考にしたいのがインフォメーションセンターなどで配布されている、見所とバス停が対になったガイドマップです。太魯閣には奥から順に「天祥」「綠水」「燕子口」「布洛灣」「砂卡礑」「長春祠歩道」「太魯閣遊客中心」「太魯閣」というバス停が用意されています。

僕と同じように花蓮駅からバスで現地へ行き、あとは徒歩で移動しながら太魯閣を見て回りたい場合は、「天祥」などで降り、各スポットを観光しながら「太魯閣」などのバス停まで歩いて、再びバスで帰るという観光方法が良いかと思います。

砂卡礑

「徒歩で太魯閣を移動したいけど体力に不安がある…。」という方は、地図の距離感を見ながら自分の体力に応じて「天祥」より手前のバス停で降りましょう。

ただし徒歩で移動する場合、整備されているとは言え徒歩移動には適さない道も多く、また各バス停同士もそこそこ離れているので、心配な方は下記で紹介する別の交通機関を利用した観光方法をおすすめします。

ちなみに太魯閣はこの自然の美しさを持つ反面、常に自然の恐ろしさみたいなものも兼ね備えていて、天候や道のコンディションによっては行ける場所が限られている日もあります。僕が行った時も「砂卡礑」より先は進まないことを推奨されてました。

太魯閣(タロコ)から花蓮駅への帰り方

バス停「太魯閣」

さて太魯閣から花蓮駅への帰りです。「天祥」「綠水」「燕子口」「布洛灣」「砂卡礑」「長春祠歩道」「太魯閣遊客中心」「太魯閣」いずれかのバス停で「花蓮駅」行きのバスを待ちましょう。

僕は「砂卡礑」からずっと歩きまして「太魯閣」というバス停から「花蓮駅」行きのバスに乗りました。ちなみに最終バスは各バス停とも全て17時台という早さです。そしてお察しの通り1時間に1本です。

バスの車内

帰りも行きの時と同様、バスの設備にICカードリーダーが無い場合は自分で運賃を聞いて現金で支払う必要があります。どこへ行きたいか(もしくはどこから乗ったか)を伝えて上下車時に運賃を聞いて支払ってください。

バスで花蓮駅へ帰る時の注意点ですが、バスの出入りが非常に多く道路状況は良くなく、更に「花蓮駅」行き方面のバス停もかなり分かりづらいです。お帰りの際は時間に余裕を持ってバス停を探してください。

バス以外の太魯閣(タロコ)観光方法

砂卡礑歩道

花蓮駅周辺にはこちらが観光客と分かると「どこ行くの? どうやって太魯閣まで行くの?」と尋ねてきて、最終的に自分達の会社で提供している観光方法や交通手段をおすすめしてくる人が沢山います。

僕は当初からバスで太魯閣へ行く以外の方法は考えていなかったのですが、一応参考までに各観光・交通手段の値段を聞いてみました。

バスに乗って自力で太魯閣へ行くことに不安を覚えた人は、以下のような観光・交通手段もあることを頭に入れておくと良いと思います。

太魯閣観光ツアーに参加

太魯閣の各スポットを効率良く観光するならツアー参加もおすすめです。

落石などで少なからず不幸な事故がある太魯閣ですが、保険があり客の安全を考慮してくれるツアーならば、万が一の可能性を下げることもできます。

太魯閣(タロコ)観光・貸切チャーターツアーもオススメ

  • タクシーよりも格安で、バスより効率よく観光地を回ることができる
  • 希望に応じて観光スポットを自由にカスタマイズ
  • 複数人で乗車すれば更にお得

バイクを借りる

僕は後日、別の場所に行くためにバイクを借りたのですが、電動バイクならばパスポートなどの身分証明書さえあれば、台湾の運転免許を持っていない外国人でも国際免許無しでも借りることができます。

値段は6時間で500元(約2,250円)でした。電気で動くので給油代は不要です。

ただ予備の電池があっても電池が切れるスピードが思ったより早かったので、坂の多い太魯閣観光には馬力的に適していないかもしれません。

タクシー

観光地ならば当然タクシーも動きます。そして個人的にはバス以外の方法で一番良いと思っている方法です。

僕にタクシー貸切ツアーの話をしてくれた運ちゃんの提案してきた料金は4時間貸し切りで200元(約900円)。あとは+1時間ごとに100元(約450円)ずつ増えていくというプランでした。

これが1人あたりの値段なのか、タクシー1台あたりの値段なのかは聞きそびれてしまったのですが、1人あたりの値段だとしてもかなり安いと思います。

もしタクシー1台あたりの値段なら4人で乗れば4時間ひとり50元(約225円)になるので激安ですね。複数人で太魯閣を訪れる場合は是非タクシー利用も検討してみてください。

その他、迷ったら「花蓮県旅遊服務中心」へ

上記は花蓮駅周辺を歩いていた時、現地で観光客相手に仕事をしている台湾人からの提案だったのですが、その場で話を聞いて「よっしゃ、じゃあソレで行きます。」と即決するのは不安ですよね。

正式な窓口を通してこれらの観光・交通手段を利用したい場合は、花蓮駅を出て右手にある花蓮県旅遊服務中心でツアーに参加したいとか、バイクで行きたいとか言ってみてください。希望に沿ったプランを提案してくれると思います。少しだけ日本語ができる方もいました。

※1元=4.5円で計算(2022年9月3日現在)

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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ナカジマチカ

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神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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