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精緻な彫刻や模様が施された洋館を擁する台南の美しい老街。「新化老街」へ行ってみた

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。

先日台南に滞在した際に台湾で最も美しい老街と言われている「新化老街」へ行ってきました。

今回はその台南郊外にある老街「新化老街」のアクセス方法や現地の様子などを紹介したいと思います。それではご覧ください。

目次

新化老街とは?

新化市場

新化は台南にある商業都市です。

日本統治時代は政治・経済の非常に重要な場所のひとつとして商人が集まり、日本人、漢人、平埔族などが往来しました。

街には当時建てられたバロック様式を模した洋館が今も残っており、美しい老街として観光客を集めています。

新化老街への行き方

バス停台南火車站

バス停台南火車站から緑幹線のバスに乗ります。バスは時間帯にもよりますが1時間に2,3本やってきます。

バス停清水寺

約3,40分で到着する「清水寺」または「新化站」で下車します。運賃は現金の場合は43元(約155円)、ICカードでの支払いだと17元(約61円)です。

新化老街の風景01

下車した地点から中正路に向かってを南に歩いてけば、古建築が建ち並ぶ新化老街が見えてきます。

新化老街の様子

石畳の歩道

台湾の老街でよく見るのは全面が石畳になっている道路ですが、新化老街については車道がアスファルトで、歩行者用通路のみ石畳になっています。

新化老街の建物01

当時の建物を活用して、現代のお店が入っています。

新化老街の建物02

屋台との組み合わせ。

新化老街の風景02

中山路と信義路の間には比較的綺麗に保存されている建物が並ぶのでじっくり見ていきましょう。

3連アーチ形窓

3連のアーチ形窓。

丸窓

かわいい丸窓。

ランセット窓

これはいわゆるランセット窓でしょうか。

新化老街の建物03

建物にはどれも精緻な装飾が施されていて見応えがあります。漢字を配置しても収まりがいいですね。

バルコニー

大人ひとりが立ったらいっぱいになりそうな小さなバルコニー。

新化老街の建物04

無機質な材質にティファニーブルーが加わるとヨーロッパ色が強くなりますね。

柱

柱のデザインも細かい。

新化老街の騎樓

騎樓(2階部分が屋根になっている1階の半屋外スペース)から見る風景はいつもの台湾です。

最後に

新化老街の風景03

以上、台南郊外にある新化老街の街の様子でした。

美しい街並みを目で見て楽しめるのはもちろんですが、観光地としてはそこまで押し出しておらず、現地の人々が生活する場という空気が色濃かったです。

訪れた際はかつての賑わいを想像しながら現地グルメなどもあわせて頂くと、新化老街の魅力がより感じられるのではないでしょうか。

※1元=3.6円で計算(2020年8月9日現在)

場所情報

新化老街

台南市新化區中正路336-441號地図(Googleマップ)で見る

台湾レトロ建築案内

台湾レトロ建築案内

老屋顔(辛永勝・楊朝景),西谷格

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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