ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
これから台湾で生活をしようと検討している人の大部分がいずれ疑問に思う点として「台湾で生活日用品はどこで買えばいいのか?」があるかと思います。
そこで僕がおすすめしたいのが光南大批發というお店です。
このお店へ行けば生活に必要な物が全て揃うと言っても過言ではないくらい品揃えが豊富で、値段も比較的安く生活日用品を買うのにうってつけ。お店の雰囲気をざっくり説明すると日本のドン・キホーテを少しさっぱりさせた感じのお店です。
というわけで今回は光南大批發で売っている生活日用品を中国語訳付きで紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください
目次
台湾の生活日用品店「光南大批發」の場所
光南大批發の公式サイトに各店舗の住所・地図などの情報が掲載されているのでご確認ください。
どのくらい支店があるかというと、日本のお店を例に取った場合「ダイソー」「キャンドゥ」まではいかないけど「ロフト」「ハンズ」くらいの密度であるかなという感じです。
台北市の中心に住んでる人なら、台北駅の近くにある台北許昌店か公館駅近くの台北公館店が最寄りの店舗になるかと思います。
光南大批發で買える生活日用品
シャンプー(洗髮精/洗髮乳)
まずはシャンプー。見慣れた文字列のやつ売ってます。
台湾ローカルのシャンプーはどう見ても食器用洗剤にしか見えない。頭皮に最低限必要な油分まで根こそぎ持って行ってくれそう。
リンス(潤絲精)、トリートメント・コンディショナー(護髮乳)
僕はもう長いこと洗髪時はシャンプー以外使ってないので、リンス・トリートメント・コンディショナーの効果の違いとか正直言うと分かりません。台湾ではトリートメントとコンディショナーは厳密には分類分けされておらず、商品名で都度変えるとかなんとか。
ボディソープ(沐浴乳)
ビオレってなぜか安心する。
洗顔料(洗面乳/洗面膏/洗面奶)
洗顔料は石鹸タイプはありませんでした。チューブタイプのものがズラッと。
ハンドソープ(洗手乳)
台湾での節約方法の記事でも書きましたが、我が家ではボディソープ兼ハンドソープです。そういう人が多いのかハンドソープの種類はとても少ないです。
歯磨き粉(牙膏)
歯磨き粉は「黑人」の独占市場なん?
歯ブラシ(牙刷)
日本と同じで色々な種類があります。
電動歯ブラシもあり。
歯間ブラシ(牙線棒)
日々歯に詰まりやすい食物を食べる台湾生活の上で必要不可欠。保険の関係で海外で歯医者のお世話になるのは恐ろしい結果になりかねないので、日々のケアは丁寧に行いたいところ。
トイレットペーパー(衛生紙)
拭った紙は便器に入れて流せないっていうのは本当なんですが、実は流せるようになっているトイレットペーパーもあります。しかもそこまで高くありません。
底面の用途のところを見て「可溶解於水中」とか水に溶けそうな雰囲気の文言があれば、便器に放り込んでも大丈夫なトイレットペーパーです。
ティッシュ(面紙)
ティッシュは売ってるっちゃ売ってんですが、日本みたいな箱ティッシュが売られているお店はかなり少ないです。ポケットティッシュ型かそれよりちょっと大きいサイズの袋に入ってるのが一般的。
我が家では見た目がほとんど同じなのでトイレットペーパー(衛生紙)をティッシュ代わりに使ってます。使いますよね?
ウエットティッシュ(濕紙巾)
「今日は夜市でご飯食べよ」ってなった時、夜市のお店は日本の飲食店のようにティッシュが各座席に置いてあったり、店内に手洗い場があったりといった衛生面に対して細かな配慮はありません。
そんな時はこいつでサっとひと拭きすることで安心感が格段に変わるので是非携帯しておきたい一品です。
T字カミソリ(刮鬍子刀)
中国語名になってますがT字カミソリはほとんど日本製です。台湾人男性って髭薄いもんなぁ。
シェービングフォーム(刮鬍泡)
T字カミソリに反してシェービングフォームはなぜかアメリカン。
保湿化粧水(化妝水)
このあたりの基礎化粧品は日本から使い慣れたものを持って行くと思いますが一応あります。
メイク落とし(卸妝水/卸妝露)
日本人女性は台湾に住み始めると、家の近所に行く程度ならノーメイクで外出も平気になると言いますし、僕の家の近所は外に出ればすっぴん女子しかいませんが、メイクも落としもちゃんと置いてあります。
油取り紙(吸油面紙)
思春期のお供。けど経験上アブラは出しとく位がちょうど良いと思う。
ドライヤー(吹風機)
ドライヤーも現地で買ってしまえば、持ち込むバッグのスペースをかなり広げることが出来そうです。値段は400~500元(約1480~1850円)代が中心。
ヘアブラシ(髮刷)
あらゆる髪の長さに対応できるヘアブラシ各種。
ヘアワックス(塑型髮腊)
ワックスもあります。けどなぜかほぼ日本製。台湾人は日本人と比べると髪は自然の成り行きに任せる人が多いからですかね。種類は少なめなので常用している人は使い慣れた奴を日本から持ってきた方が良いでしょう。
眉用カミソリ(眉毛刀)
眉用カミソリも日本製品が売られています。
綿棒(棉花棒)
台湾の綿棒はビニールに素で包まれて売られているものが多いのですが、丸いケースに入ってない落ち着かないって人(僕)は、ちゃんと見慣れたタイプも置いてありますのでご安心ください。今更ですがなぜ日本の綿棒はほぼ全て丸いケースに入れられているんでしょうかね。
日焼け止めクリーム(防曬乳)
僕はよく晴れた日の今日は日差しを沢山浴びるって分かってる時ぐらいしか使わなので、日焼け止めクリーム事情に疎いのですが紫外線に弱い肌質の人は必需品。
台湾も色々と種類豊富に置いてありますが、日本メーカーは100~200元ほど高めの値段設定。
リップクリーム(潤唇膏)
日本と同様メンソレータム強し。
クイックルワイパー(拖把)
台湾のつるっとした床の室内掃除はこれがあれば充分。
勿論シートだけも売ってます。
ハンガー(衣架)
日本から持ってきたお洒落服にシワを作らないためにも絶対必要。
絆創膏(創傷貼/OK綳)
日本だと地方によってカットバンとかバンドエイドとか呼び方が変わる傷口に貼る保護テープです。
台湾も色々呼び方があるようですが、台湾人の友人に聞いてみたところ正式名称は「創傷貼」で、通称が「OK綳」だそうです。
光南大批發にある生活日用品以外の便利なもの
文房具(文具)
文房具売場もあるので学生はノートやペンなどが切れたらここで買えることを覚えておきましょう。
マスク(口罩)
日本人もマスク大好きですが、台湾は空気があまりクリアではないことに加え、バイクにもよく乗るので排気ガス吸い込み防止のため台湾人もマスク大好きです。
ただ台湾のマスクは少し派手めで素材もポリとかで出来ているので、洗濯することで数年は使い続けられるようになってます。
サンダル(涼鞋)
外食中心の台湾生活を始めると絶対欲しくなるサンダル。僕は別の雑貨屋で買った39元のサンダルをずっと履き続けてます。
セルフィースティック(自拍桿/自拍器)
セルフィーなんちゃらとか格好つけて呼んでみましたが自撮り棒です。台湾はどこでも売ってますね。僕が日本で見かけた時は結構ぼったくり価格だった気がするんですが、台湾は100~500元の価格帯で売ってます。
蚊取り線香(電蚊香器/蚊香)
日本だと多様化しすぎて何と呼んだらいいのか分からなくなっている室内に置くタイプの蚊取りグッズです。線香を使ってる人は少数派だと思いますが便宜上「蚊取り線香」と紹介させて頂きます。
最も使われていると思われる電気式やスプレー式もありますが、台湾にもオールドスタイルが置いてあります。
虫取り電撃ラケット(電蚊拍)
電気を流して一瞬で害虫を仕留めるラケットです。スタンガンみたいなものなので日本では安全面からか何なのか分かりませんがあまり見掛けることはありません。殺傷能力の高い便利な対害虫グッズなので台湾土産にもいいかも。
鼻毛カッター(電動鼻毛刀)
空気が悪いところは鼻毛がよく伸びます。台湾で生活を始めて人間の身体の神秘を感じた方はお世話になるかもしれません。
電源タップ(插座/延長線)
現代の必須アイテム。日本と同じくらいの値段かな。
電池(電池)
最近の身の回りの電化製品は充電式のものが増えて乾電池を使う機会は減りましたがいざって時は置いてあります。
その他細かな電子機器類(其他電子產品之類)
高そうなマイク、PCカメラ、マウス、マイク、イヤホン・ヘッドホンとか細々した電子機器やPC関係の周辺機器もたくさん置いてあるので、すぐにでも台湾Youtuberが始められそう。
僕の中で台湾人はスピーカーが好きなイメージがある。
光南大批發で見当たらなかったその他生活日用品
バスタオル・フェイスタイル
当然必要なものですが残念ありませんでした!無ければ通常の生活が送れませんし初日から必要になると思うので、日本でバックパッカー御用達みたいなタオルを1枚ずつくらい購入して持っていくと良いと思います。素材の質感も日本の製品は頭ひとつ出てます。
泡立てネット
もはやモコモコさせないと気が済まない僕にとっては大変残念。
爪切り
日本で使い慣れたものがあるなら、決してかさばる物じゃないので持って来ちゃったほうがいいですね。
トイレブラシ
便器を掃除するブラシも見つかりませんでした。ですが他の生活雑貨屋やダイソーなら売っているので探してみましょう。
(日本の)ゴキブリキャップ
台湾にも防虫グッズはありますが…、ぼくは昔一人暮らしをしていた時、一匹のゴキブリを相手に部屋中にアースジェットを噴射したら、相手と共に僕もその後自分の顔の一部分が痺れた経験から、僕は日本の防虫グッズの効き目に絶対の信頼を寄せています。
ちなみに日本から持って行ったこいつのお陰で家の中ではまだ一度もあの忌まわしきフォルムを見てません。なお路上では(
まとめ 「光南大批發」に行けば生活必需品から有ると便利な物まで大体の生活日用品が買える
こうやって改めて見てみると僕が台湾で生活を始める時にわざわざ日本から持ってこなくても良かったと思う物が沢山ありました。少し割高ですが日本の物もたくさんありますし、生活していくために必要な最低ラインに充分届くレベルです。
僕は以前、台湾で買い揃えれば安く済むものをわざわざ高額な郵送料を払って日本から台湾へ荷物を送ったりしました。
ですが今回紹介した「光南大批發」には本当に色々な物が売られているので、郵送せずにこのようなお店で現地購入すれば、荷物の郵送代を節約できます。必要なものを揃える際はよくご検討ください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。