ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
先日台湾のお洒落さん達が写真を撮りに集まる博物館が台北にあるという噂をキャッチしたので早速行ってまいりました。
その場所の名前を「草山玉渓」と言いまして、事前にInstagramなどで現地の写真を見て情報収集をしていると確かに心くすぐられる雰囲気。
今回はその草山玉渓のアクセス方法や現地の様子などを写真とともに紹介していきます。それではご覧ください。
目次
草山玉渓への行き方
草山玉渓へのアクセス方法はいくつかありますが今回はMRT劍潭駅を出てすぐの所にある捷運劍潭站(基河)というバス停から、「紅5」「小15」「小16」「小17」「303」この5つの路線いずれかのバスに乗っていきます。
バスに乗って大体20分くらいで到着する「永嶺」で降ります。
道路を挟んで向かい側に目的地の草山玉渓があります。この道路は車通りが多く、横断歩道の信号も短めなので気をつけて渡りましょう。
Uberで行くのもおすすめ
バスを待っていると時間も読みにくくなりますし、しかも上述したバス停「捷運劍潭站(基河)」は屋根がない場所なので、雨が降っていたり日差しが強い日だと待つのがなかなか辛いです。
そんな時はUberという配車アプリを使えば、タクシーのように車を捕まえて運転手に目的地を伝えるという手間もなくなるので、バスだけでなくタクシーに乗るよりも簡単です。
下記のコードを入力すると運賃が割引になるクーポンが手に入るのでこの機会にご利用ください。MRT劍潭駅からクーポンを適用してUberに乗れば100元(約450円)未満で草山玉渓に辿り着けます。
草山玉渓の様子を紹介
早速中へ入っていきたいですがその前に入場料を支払います。入場料は一般 が150元(約675円)、そして20歳〜30歳ならば120元(約540円)になるので、該当する方は身分証を持ってきましょう。
博物館の文物の説明を聞くための音声ガイドをこちらの窓口で無料レンタルすることも可能です。
窓口で入場料を払うと不意に渡されるのがこちらの小石。
本当にただの石なのですが入場券代わりになっているのでその辺に捨てないようにしてください。帰る時に返却します。なぜ石を入場券にしているのかは後々分かります。
まず博物館から紹介していきます。ここはオーナーの林文雄さんが収集していた文物をシェアするために建てられた場所なんだとか。
館内は石で作られた仏像が多めです。
こちらは石でできた分銅。
猫かな? こちらも石。
というわけで気付かれたと思いますがオーナーの林文雄さんは大の石好きで、美術館内だけでなく敷地内に配置された文物もほぼ石のコレクションです。だから入場券も石だったんですね。
博物館の最下層はカフェになっています。
次は外を見ていきましょう。実は先程から意図的に隠してきたのですが、この草山玉渓の目玉は博物館ではなく博物館となっている建物を覆うように生えているアミアミといっても過言ではありません。
特に若い来場者は十中八九このオブジェと一緒に写真を撮ることを目的にやってきます。
正面からのカット。ただ普通の建物があるだけなら「綺麗だな」という感想だけで終わりますが、あのアミアミが良いスパイスになっていますよね。
2階ではそのオブジェを周囲に、そして眺望をバックに写真を撮れるようになっています。ここから撮れる写真がSNS行きになるのは自然な流れか…。
1人で来ると上の構図での写真撮影が難しくなってしまうので、写真を撮ってもらいたい方は複数人で来るのをお勧めします。自撮りのために単身三脚担いで乗り込むのも鋼の心臓レベルなので。
ただ眺望の後ろにある博物館は鏡張りになっているので、こんな風に1人で写真を撮ることは可能です。
しかしこの鏡、実はマジックミラーで美術館内から見ると外にいる人が何しているのか丸見えになります。
写真撮影などの前に髪や服を直しながらアホ面で鏡を見ていると、中の人に全て筒抜けになってしまうのでお気をつけくださいませ。
これだけ現代的な建物なのに周囲は緑に囲まれていて、しかも陽明山を登り始めているので街中より少し高い位置にあって空気が清々しいです。
心もとても落ち着く環境です。台湾人と一緒に来ると風水がどうのこうのって話が始まるんだろうなぁ。
最後に
草山玉渓は入場料がかかりますが、個人的には法鼓山農禪寺と並ぶ台北お気に入りスポットのひとつとなりました。観光の際は比較的近い故宮博物館や士林夜市と合わせて行くのもいいですね。
夏季や特別なイベントが行われる時は夜も開放しているようなので、夜の草山玉渓へ遊びに行ってみたい方は草山玉渓の公式ブログから最近情報をご確認ください。
施設情報
草山玉溪 Garden91
台北市士林區仰德大道二段91號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/火曜日〜日曜日 10:00〜18:00(夏季は21:00まで)
定休日/月曜日
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。