ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾に留学やワーホリ、仕事、または旅行などで滞在する際、バイクや車で台湾の道路を走ってみたいと思ったことがある人もいるんじゃないでしょうか。そんな貴方に朗報です。
日本の運転免許証を持っている人は、その免許証と免許証の中国語翻訳文を作って携帯することで台湾でも車やバイクを運転可能です。
今回は、日本と台湾の両方で日本の運転免許証の中国語翻訳文を申請したことがある僕が、申請に必要なものや申請方法などを紹介していきます。それではご覧ください。
目次
日本で申請する
申請に必要なもの
- 中国語翻訳文発行申請書
JAFの海外サポートページの「申請書ダウンロード」ボタンからダウンロード可能です。 - 運転免許証(+裏表のカラーコピー)
- 発行手数料 4,400円 ※郵送の場合は返送料込み。
申請方法
日本での申請方法は2つあり、ひとつはJAF本部・支部マップページから自分の家に近いJAFを探し、そのJAFへ行って窓口に必要な書類を直接提出して交付してもらう方法です。
JAFが家から近い人は事前予約の上、直接窓口へ行けば2時間で発行されます。
もうひとつは郵送による申請です。
郵便局に行き、宛先に自分の家から一番近いJAFの支部を書いた郵送用の袋に、中国語翻訳文の発行手数料 4,400円を添え、中国語翻訳文発行申請書・運転免許証の裏表カラーコピーを中に入れ、現金書留で郵送手続きをしましょう。
郵送で申請を行う場合、翌々日には完成した中国語翻訳文が送られてきます。
台湾で申請する
申請に必要なもの
- パスポート
- 日本の運転免許証
- 発行手数料 580元※為替レートの変動によって金額が改定されます。最新の情報は日本台湾交流協会の旅券関係の申請手続等ページをご覧ください。
申請方法
台湾で申請する場合は、日本台湾交流協会で手続きを行います。
館内へ入り「我要日本駕照的中文譯文 … 日本の運転免許証の中国語翻訳文を申請したいです。」と伝えると、申請書を渡されるので記入します。
申請書の記入が終わったら整理券を貰い、番号が呼ばれたら、窓口に申請書と免許証、パスポートを提出します。
翻訳文は申請してから30分間〜1時間で出来上がるので、その場で待つか、外で他の用事を済ませるなどして時間を潰したらまた戻ってきます。
改めて入館した場合は入口で再び受け取った整理券の番号が呼ばれるので、交付引換用紙を提出し、手数料 580元(約2,378円)を払い、領収書と翻訳文を受け取ります。
日本で申請するより台湾で申請した方が2,000円くらい安くなるので、「これから台湾に長期滞在するのでいつか必要になるかも?」という人は、台湾で運転免許証が必要になったタイミングで手続きしても良いと思います。
居留ビザを持っている方は、台湾で運転免許証の取得を検討してもいいかもしれません
運転免許証の中国語翻訳文についての注意点
- 中国語翻訳文の有効期限は台湾入境日から1年間(連続で運転できる期間が1年間)。1年以上継続して運転する場合は、改めて申請するか台湾の運転免許証に切り替える必要がある。
- 翻訳文作成時の運転免許証の内容と翻訳文の内容が異なっていてはいけないため、翻訳文申請後に住所変更などをして、日本の運転免許証の内容と相違があってはいけない。
- 台湾で運転できる車種は日本の運転免許に準ずる(例:普通免許や原付免許しか持っていない場合は台湾で普及している125cc以上のスクーターには乗れない)
※1元=4.1円で計算(2022年3月8日現在)
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。
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