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台湾での飲み物の注文方法を紹介。台湾で飲み物を買う時の流れと役立つ中国語フレーズまとめ

ども、台湾で生活するようになってからは健康に配慮して飲む頻度は減りましたが、台湾のドリンクが大好きな台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。

今回は以前書いた台湾の食べ物の注文方法に続きまして、台湾のドリンクスタンドでの飲み物の注文方法を紹介する記事です。

さて、旅行などで台湾へ訪れドリンクスタンドで飲み物を購入したことがある人は経験済みかと思いますが、商品名を店員さんに伝えるとその後必ず聞かれることがあります。

いきなり中国語でペラペラっと何か話しかけられるのって言葉が理解できないと少しびびりますよね。僕もかつて台湾を旅行していた時はそうでした。

けどご安心ください、これからはきっと大丈夫です。

何故かと言うと台湾のドリンクスタンドは注文の流れがほぼルーティーン化されているので、今回紹介する流れとフレーズさえ覚えてしまえば、台湾のどのドリンクスタンドへ行っても簡単に飲み物が注文できるようになります。

では早速台湾のドリンクスタンドで飲み物を飲むための注文の流れと受け答えの仕方などを見ていきましょう。どうぞご覧ください。

ドリンクスタンドに行こう

CoCo永康街店

まずはドリンクスタンドに行きましょう。台湾発のドリンクスタンドといえば渋谷や秋葉原にも出店しているCoCo(ココ)が日本でもそれなりに認知度があるのではないかと思います。

そこで今回は台湾のCoCoに来てみました。台湾の街中でも見掛ける頻度は非常に高く、いつ行っても現地台湾人の客足が絶えません。目印はオレンジを使った配色にポップな書体です。

Cocoの店頭メニューは商品名の文字列にメリハリがあり写真も多く使われていて見やすく、外国人観光客にとっても注文するハードルが低めです。

永康街店のメニュー

外国人が比較的多く訪れるエリアの店舗では、店頭に写真付きの日本語メニューが用意されており、1つ1つの商品がどんな飲み物なのか想像できる配慮がされています。

ちなみに、台湾発の代表的ドリンク珍珠鮮奶茶(タピオカミルクティー)は60元(約270円)で販売されています。日本のCoCoで売られているタピオカミルクティーLサイズが620円なので倍以上の価格差がありますね。

台湾のドリンクスタンドで飲み物を購入する4ステップ

1.商品名を伝える

CoCo店頭

店頭に立つと「你要什麼?(ニィヤオセマァ?)…何が欲しいですか?」と店員さんから聞かれますので「我要一杯[商品名](ウオヤオイーベイ[商品名])…私は[商品名]がひとつ欲しいです。」と答えます。

この時中国語が読めなければ指差し注文でも問題ありません。その場合は「我要這個(ウオヤオヂェガ)…私はコレが欲しいです。」と言いながらメニュー名を指差しましょう。

外国人っぽい雰囲気が出ていればおそらく店員さんが気を利かせて日本語や英語で書かれたメニューを出してくれることもあります。

マイボトル5元引きのお知らせ

また旅行で来ている方はあまり機会はないと思いますが、水筒などをマイボトルに注文した飲み物を入れてもらうと5元引きになるので、マイボトルを持っていて割引きにしてもらいたい場合は最初に渡しましょう。

2.砂糖と氷の量を伝える

砂糖と氷の調整メニュー

商品名を伝えた後は必ず店員さんから質問をされることがあります。それが冒頭でも話をした「甜度冰塊呢?(ティエンドゥビンークワイナー?)…砂糖と氷の量はいかがいたしましょうか?」です。

台湾では飲み物を買う時に砂糖と氷の量を調節して自分好みにカスタマイズするのが一般的なので、飲み物を作り始める前にお店側から客に希望を聞くわけですね。

僕がおすすめする砂糖と氷の量なんですが「半糖(バンタァン)・去冰(チュービン)」です。これは「砂糖半分・氷無し」という意味です。商品名を言った後はこのフレーズを伝えましょう。

CoCoの飲み物

砂糖の量について補足説明しますと、台湾ではどのドリンクショップでも量を5段階から選ぶことができ何も言わないと砂糖がフルで入ります。

砂糖がフルで入ると無糖の飲み物を飲み慣れている日本人にとってはおそらく甘すぎるので、最初は砂糖量を半分である「半糖(バンタァン)」にするのが無難といえます。それでも甘ければ今後注文する時は「微糖(ウェイタァン)」にするなど調節してみてください。

次に氷量の話ですが「氷無しでオーダーしてしまうと冷えてない飲み物が出てきちゃうんじゃない?」と不安に思うかもしれませんが、台湾のドリンクスタンドは液体自体を冷やしてから提供してくれます。更に日本と異なる嬉しい点は減らした氷の分液体を継ぎ足してくれます

暑い日など氷が少し欲しい時もあると思うので、その場合は「少冰(サァオビン)…氷少なめ」に変えて注文するのも良いですね。

台湾のドリンクショップでは店頭のどこかに必ず砂糖・氷の量の早見表があるので、商品名を伝える時と同様この表を指差しして砂糖・氷の量の希望を伝えることも可能です。若めの店員さんなら英語で「ハーフシュガー・ノーアイス」と伝えても通じるでしょう。

3.お会計

飲み物の袋に関する注意書き

商品名と砂糖・氷の量を伝え終わるとお会計になりますが、もし購入する飲み物の持ち運びに袋が必要な場合は、ここで「我要袋子(ウオヤオダイズ)…袋が欲しいです」と言って有料袋を購入する旨を伝えてください。有料袋の値段は基本的には1元(約4.5円)です。

(袋を購入した場合は袋代+)飲み物代の代金を渡すと、注文した飲み物をその場で作り始めてくれます。

4.飲み物を受け取る

飲み物を袋に入れてもらう

混雑具合にもよりますが大体3〜5分くらい待つと注文した飲み物ができあがり、店員さんが声をかけてくれるか、レシートにくっついている注文番号が呼ばれます。

これで商品受け渡しとなるのですが上述したように袋の無料提供はありません。袋を購入しない場合はそのまま手で持ち歩くかエコバッグなどを持参する必要があります。

最後に

如果說Say Juiceの飲み物

以上が台湾のドリンクスタンドで飲み物を注文する時の流れです。飲み物を受け取ったら容器を軽く振り、ストローを蓋に力強く突き刺していただきましょう。

台湾の暑い期間が長い上、飲料店がそこら中にあるので喉が乾く度についついこういった甘くて冷たい飲み物に手が伸びてしまいます。

皆さんも飲み過ぎに注意しながら台湾の美味しいドリンクを楽しんでくださいね。

※1元=4.5円で計算(2022年9月26日現在)

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作のフリーランスとして生活中。

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