ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
ここ数年で世界各国の人々の移動量が活発になり、島国に住む日本人も外国人と知り合う機会がとても増えましたよね。中には良縁に恵まれて台湾人と国際結婚をされる方もいると思います。
そこで今回は台湾で先に結婚手続きを行う場合の台湾人と国際結婚する方法を解説したいと思います。それではご覧ください。
目次
台湾で結婚手続きを行う際に必要なもの
日本人
- パスポート
- 婚姻要件具備証明書(3ヶ月以内)
- 取用中文姓名聲明書 [ダウンロード]
「關係人」には結婚相手の情報を記入します。また中国語名を付ける場合、台湾で取得する居留証には中国語名とともにパスポートの名前(本名)も併記されます。
台湾人
- 身分證
- 戶口名簿(有効期限なし)
2人
- 結婚書約(結婚届)
- 各書類の発行手数料(身分證:50元、結婚證明書:100元、戸籍謄本(現戶全戶):15元)
台湾での結婚手続きの流れ
婚姻要件具備証明書を申請する際に日本台湾交流協会で申請書に記入した戸政事務所へ行きます。
戸政事務所の入口で「結婚登記」と伝えて整理券を貰います。
番号が呼ばれたら用意した書類等を窓口に提出します。
書類に問題がなければ、窓口の方が2人の個人情報を入力して「結婚登記申請書」を作成してくれるので、その書類の個人情報を確認してサインします。
結婚登記申請書を提出すれば結婚手続き自体は完了です。
最後に新しくなった台湾人の身分證を受け取り、日本での結婚(報告)手続きや居留ビザ(配偶者用)申請のために必要な下記の書類を取得します。
- 結婚證明書
- 配偶者(自分)の名前が載った戸籍謄本(現戶全戶)
また今後の手続きには関係ありませんが、個人的に必要な場合は新しい戶口名簿も30元で取得できます。
日本で居留ビザを申請する前に台湾でやっておくべきこと
台湾人配偶者と台湾で暮らす予定があり、日本で台湾の居留ビザ(配偶者用)を申請する場合は、指定された医療機関の健康診断書が必要になります。
台湾で結婚手続きを行い、居留ビザのため一度日本へ戻る予定がある方は、日本へ戻る前に所定のフォームを利用して台湾の病院で検査を受け、健康診断書を取得しておきましょう。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。