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台湾師範大学の語学センターのインテンシブコースで行う「プレゼン」の話

どもナカジマチカ(@nakazimachica)です。

さて台湾師範大学の語学センターに通ってそろそろ9ヶ月になりますが、その授業の中で既に小さいものも含めて6回ほど学校でプレゼンを行いました。

台湾師範大学の語学センターで留学を考えている人は「えっ?プレゼンってあの皆の前で何か発表するやつ? やりたくない!」と思われた方もきっといるでしょう。

そうなんです、実は授業のカリキュラムの中にプレゼンを取り入れてる学校なんですね台湾師範大学は。

そこで今回は台湾師範大学の語学センターのインテンシブコースで与えられる課題『プレゼン』を紹介しながら、それに対しての考えを書いていきたいと思います。どうぞご覧ください。

目次

インテンシブコースを選択するとプレゼンがある

プレゼンの様子を収めるビデオカメラ

他の学校は通ったことがないので分からないのですが、台湾師範大学の語学センターに通うと、インテンシブコースの場合は、先生やクラスの人数によってプレゼン課題が出ます。

他の言語を学んだ経験がないのですが、多分英語だろうがスペイン語だろうがこういう学校に通えば、授業にプレゼンを取り入れているところは少なくないと思います。

ちなみに台湾師範大学の語学センターでは、各人のプレゼンの様子は必ずビデオカメラで撮影・録画され、後でクラス全員にDVDで配布されます。僕も今まで3枚貰いましたが、予定ではこのDVDたちは10年後に見られることになっております。

プレゼンやりたくない

国立成功大学

めっちゃ分かるので、これから台湾師範大学の語学センターで中国語を勉強したいと思ってるけど、プレゼンやりたくないって人は3時間のインテンシブコースではなく、2時間のレギュラーコースや個人レッスンコースを選びましょう。

台湾師範大学のカリキュラム上、レギュラーコースは1クラスあたりの人数も多いし授業時間も2時間と少ないので、プレゼンを授業に取り入れることは必須ではありません(先生の方針によりやるクラスもある)。個人レッスンの場合も先生しか相手がいないのでプレゼンはないでしょう。

そういや、今の日本の学生は中学生くらいから授業にプレゼンを取り入れたりしてるのかなと思っていたんですが、日本から来た大学生に話を聞いてみると大多数はやったことないらしいですね。

あっても情報の授業でパワーポイントの使い方を習って、その延長でグループでちらっと皆の前で発表するぐらいだとか。そういう日本の学生が海外に来ていきなり中国語でプレゼンやれと言われてもそりゃやりたくないですよね。

でもなんで授業でプレゼンをやるのか?

プレゼン風景

そりゃ中国語の能力を高めるために役立つからに決まってますがな!

具体的に言うと、当然ですが学校の教科書通りの会話をしたり文章を打つ機会なんて滅多にありませんよね。言語を使う上で一番大事なのは自分の考えていることを話すことです。

プレゼンは自分の考えを整理して聴衆に向け分かりやすく話す行為です。となれば言語能力を伸ばすための非常に効果的な方法というわけですね。

ちなみにどんな感じでプレゼンするの?

台湾人女性VS日本人女性

先生から教科書の内容に関係のあるテーマが与えられるので、それに沿ったスライドを作ります。それを使ってみんなの前で決められた時間の中で発表します。持ち時間はクラスのレベルにもよりますが大体7分~15分です。

スライドの作り方に関しては、PCにパワーポイントが入ってる人はそれで。PCを持っていない人は台湾師範大学の語学センターならPCが使える教室のPCにOfficeがインストールしてあるので、それを利用してパワーポイントを作りましょう。

またソフトはないけどPCはあるって人はGoogleドライブとかでもスライドを作ることは可能です。ブラウザ上ですがオリジナルのパワポぐらい直感的にスライドを作れます。

僕は周りがみんなパワポで作ってたので魅せ方から差を付けたいなぁ思い、その時は自身がWeb制作系ということもあってプレゼンスライド用フレームワークを使ってhtmlで作ったりしました。(学校のPCにIE6しか入ってなかったら当日死ぬやつ)

ちなみに上の画像は、僕が最近語学センターでプレゼンをした『台湾人女性VS日本人女性 ~私の一番関心のあること~』からの一枚です。なつかしい。

結構みんな授業の一環ってことで堅めの内容でやりがちなんですが、与えられたテーマにある程度自由がある場合は自分の興味のあることを話した方が楽しいですし、発表内容も頭によく入ります。

もしやることが決まっていたら「授業の課題だから仕方なくやる」ではなく、是非興味のあることを楽しく喋ってみてください。

まとめ プレゼンを通して得られる学びは多い

僕は何も意識をしないと早口でぼそぼそと喋る癖があって、日本人同士で喋る時も結構「えっ?」って聞き返されることがあったんですが、海外に来て台湾人を含め色々な国から来た人達とコミュニケーションを取ることを通してハッキリ喋ることを意識するようになりました。

実際、聞く人は声が大きく何を言ってるか分かりやすい人の声に耳を傾けてくれます。さらに中国語の場合、文法の正確さはもちろん、発音・声調の正しさや美しさ等も話をしている人達の注目を集める要因となるでしょう。

プレゼンはまず何を話すか決めて内容を体系的に組み立てる必要がありますし、説明もある程度は覚えないといけない、そしてそれをみんなの前で話すのは緊張します。しかもそれらを全て中国語で行うのはかなり大変です。

しかしやり遂げた時には必ず自分の言語能力を成長させてくれますし、いくら失敗したって成績に多少影響するだけで命まで獲られるわけじゃありません。ましては母国語じゃないんだし間違えて当たり前です。

リラックスして臨み、自分の能力を更に高めるきっかけとして取り組んでみてください。

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立。台湾で10年間暮らした後本帰国し、現在は神奈川を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。

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