1. 僕が社会人を経験してから台湾へ留学して良かったと思えた理由

2015.11.132018.07.04

僕が社会人を経験してから台湾へ留学して良かったと思えた理由

既に学校を卒業して社会に出られている人の中には、台湾が好きだから中国語を学びに台湾へ留学してみたい、もしくは今は資金が足りないけど働き出してお金が貯まったら台湾へ留学してみたいという想いを抱いている方がいると思います。

けど「現役の学生の年齢じゃないと周りに馴染めるか不安…」という風に二の足を踏んでしまう方もきっといらっしゃるでしょう。

「そんな小さいことを気にして自分の目標が揺らぐなら留学やめろ!」と言いたいところではあるのですが、実際社会人を経験してからの留学をした僕からすれば悲観的になるほど悪くないです。

というわけで今回は、学生を卒業し社会で培ったアダルトな魅力をポジティブに捉えて頂くために、社会人を約7年経験してから台湾へ留学した三十路の僕(2015年11月13日現在)が、社会人経験後の留学がどう有利に働くのかを具体的に、そして必死にアピールしてみたいと思います。

Advertisement

社会人を経験してから台湾へ留学して良かったと思えた理由3つ

  1. 学ぶことに対しての意識が変わっている状態で臨める
  2. 比較的良い条件下で留学費用+αをしっかり貯めることができる
  3. 日本社会における経験値や知識を蓄える機会がある

01.学ぶことに対しての意識が変わっている状態で臨める

書籍の山

そもそもなぜ小さい頃から色々なことを学ぶ必要があるかというと、受験やテストのためという要素を取り除いた場合、僕は下記の3点が大きいと考えております。

  1. 自分のやりたい事や好きな事を探すための最低限の知識を得るため
  2. 多様な視点や価値観を持つため
  3. 社会に出た時に有利に立つため

高校生くらいまでは1が一番大事だと思いますが、社会人になると2,3をより真剣に考えるようになり、勉強するという行為が「受験やテストのために暗記して頭に詰め込む」から、学習したことがそのままダイレクトに血となり肉となる感覚に変わります。

社会人になり自分が今やっている事以外を学ぶことが必ずしも強制ではない環境に置かれ働くことばかりに専念していると学生時代はあれだけ嫌だった勉強が結構楽しくなるんですよね。

例えば中学校から始まるあんなに嫌だった英語の授業。ところが一度旅行かなんかで国外に出てみれば「あぁ~英語勉強したいな~」ってなる人は多いですよね。しかも同時に「外国人と英語でコミュニケーションをとる」という学ぶことの明確な目標もできたりします。

学校を卒業して一定期間仕事に従事した経験は「勉強とは何か?」を考える機会を与えてくれ、留学に対する姿勢を良い方向に変えてくれます。

アラサーからの留学がアツイ!海外お試し移住にもぴったり

02.比較的良い条件下で留学費用+αをしっかり貯めることができる

新光三越内部

会社員の給料が全く上がらないと言われている日本社会ですが(実際上がらず税金は増え続ける一方ですが)、なんだかんだでサラリーマンになれば、アルバイトで稼いでいたお金とは比べ物にならないくらい自由に使えるお金がいっきに増えます。

もしアナタが既に台湾へ1年間住むことを計画しているなら、「やったぁ~給料でお金たくさん! 遊ぼ~! ぴゃ~」ってなるところを一度踏みとどまってください。

また一人暮らしを無闇に始めず、とりあえず実家にもう3年ほど居座ってお金を貯めましょう。既に住む家がある場合、家賃や引っ越しに掛かる費用はとっても無駄な出費です。

僕のケースで言うと、社会人2年目の時に家賃一月6.5万円の家を借りて一人暮らしを始めたわけですが、その時にいくら掛かったか分かりますか?

既に「初めての1人暮らし」を経験された方はご存知かと思いますが、家賃2ヶ月分先払い:13万円、敷金:6.5万円、礼金6.5万円、不動産会社へ仲介手数料として6.5万円、加えて諸々の手数料、引越し代、必要な家具・家電の購入でいきなり40万円近くのお金が吹っ飛びました。

その後の生活は、毎月の固定出費が諸々合わせて10万くらいに登ります。もしお給料の手取りが18万くらいだとしたら、手元に残るのは8万円です。そこから更に交際費として2,3万は飛ぶかもしれません。

これが実家住まいなら手取り18万だとして、家へ毎月4,5万お金を入れたとしても、丸々13,4万手元に残ります。ボーナスが1年に2回、1ヶ月分でも出れば御の字で、適度に遊びながら1年100万ペースで貯金でき、おそらく3年で300万は余裕で貯まるでしょう。

今のところの僕の試算では、1年間台湾(台北)に滞在した場合の必要資金は、学費や生活費、飛行機代やビザや必要な物の購入など諸々の初期準備もひっくるめると大体160~180万円と踏んでいるので、300万円あれば台湾留学資金は余裕で賄えます。

残り120万はどうするのかと言うと、こちらはゆとりを生むためのツールです。2年で200万貯金してすぐ台湾へ発っても良いとは思いますが、1年生活を終えた時20万しかないのと120万残っているのじゃ心の余裕がかなり変わってきます。

120万あれば日本へ帰ったとしても次のことをゆっくり考えられる額ですし、もし台湾にもう少し滞在したいと思った時もプラス1年ぐらいは台湾で過ごすこともできるでしょう。滞在中に新しい目標が出来たとして、それが少しお金の掛かることだった場合でも必ず助けになります。

03.日本社会における経験値や知識を蓄える機会がある

ブックカフェのテーブル

実際は会社でそこそこ良いポジションに就いてる4,50歳くらいのおっさんでも頭の中は大学生と同じような価値観・判断能力しかないこともあるんですが一般的な話をします。

会社員になり仕事をしていると、どうしても外の色々なことに興味や関心を持って生活しないといけなくなる事があります。

今まで生活のメインステージだった学校とは違い、同じ空間にいるのは色々な経歴を持った年齢もバラバラの人達です。彼らの考えや行動は当然それぞれが大きく異なる個性を持ち、自分に与える影響も少なくはないはずです。

また業種が営業だったりすれば、顧客との良い関係を築くために日頃からお客さん達の好きそうなネタを、仕事に直接関係ないところから幅広く仕入れたりする努力もするようになるかもしれません。

何が言いたいかって言うと、当たり前ですが中国語や外国語を覚えたからといって急にコミュニケーション力が上がったり、言葉の表現力が増すわけではありません

世の中にある色々な物に興味を持って、自ら学び、それを実際に体験したりしなければ、中身のある美しい言葉を自分の口から発することは出来ません。例えそれが母語だろうが後から覚えた外国語だろうが経験の上に成り立つのが言葉です。

また、こちらの学校生活で驚いたのは自分自身の意見をとにかく聞かれること。特に自国の社会的な事や政治的な事について、日本人として日本のことを語る場面は多いです。そしてその問いに対して淀みなく自分の考えを発表できる他の国から来た20歳前後の若い学生たちにも驚きました。

今思えば自分も彼らと同じようにちゃんと意見を言えたのは、会社員として働くようになったと同時に曲がりなりにも日本社会を動かす一員となって、積極的に日本社会を知ろうと努めた経験があったからこそだと思います。

日本の大学生と同じクラスになると分かりますが、自分の意見を沢山言える大学生は決して多くないです。僕自身も彼らと同じ位の年齢の時は、世の中で起きていることに興味を持てず、知らない・分からない事に対しては少し斜めに構えることしかできなかったような気がします。

という過去の反省も含め、今言ったこれら全ては自分への戒めでもあります。僕は台湾に来て中国語を学び始めて、日本で経験したことを通じて得る歴史を含め母国への理解や知識量の重要性を深く再認識しました。

台湾と日本の歴史を学ぶため台湾留学前に読んでおくと良い本

最後に

一応付け加えておくと今回の話はあくまで僕のような一般人のケースです。(当然小さい頃から努力して習得した自分の能力でバリバリお金を稼いだり色々経験してるような素晴らしい人は別。)

留学目的が中国語を喋れるようになるということ以外に何かあるのでしたら学生の段階で行っても問題はないかもしれませんが、台湾留学は仕事をしてゆっくりお金を貯めながら、日本と台湾についての理解を深めてからでも全然遅くはないと思います。

台湾が好きで中国語を学びたい人に対しては、既に社会人として働いていても留学へ臨める条件を整えられそうでしたら、年齢という点で気後れせず飛び込んでいって欲しいと思っています。

フォローしてナカジマチカの最新情報をチェックする

follow us in feedly

Advertisement

この記事を見ている人におすすめの記事

晴海通りの橋

僕が約7年間続けた仕事を辞めて台湾留学を決意した理由

僕は30歳になる直前に日本で約7年間続けた会社員生活をやめ、台湾へ渡り語学留学及び生活をすることを決意しました。 今回は何故台湾へ移り住み、留学をしてみようと考えているか、その胸の内を書きたいと思いま...

台北駐日経済文化代表処受付

台湾の停留ビザ(語学留学用)の申請方法を紹介

台湾に中国語の語学留学生として長期滞在するために台北駐日経済文化代表処(いわゆる台湾の大使館)へ必要な語学留学用の停留ビザを申請しに行ってきました。 今回は台湾の停留ビザについて簡単な説明するとともに...

マッチョな像

台湾での語学留学を終え日本へ一時帰国した後の現実的な選択肢を考えてみた

さてさて台湾生活も9ヶ月が過ぎまして最初に計画した1年の台湾での語学留学生活も残すところあと3ヶ月ちょっとです。そろそろ考えないといけませんね。この先のことを。 こうしてブログでちょこちょこ台湾生活の...

ブラウン

2ヶ月→3ヶ月の変化は横ばいな感じ。台湾師範大学で中国語を学んで3ヶ月が経過したので、中国語の上達度を報告します

いやー学校に通って早くも3ヶ月が経過しまして、ついに最初の学期が終わりました。あっという間です。お世話になった先生やクラスメイトともこれで解散です。 先生は学校を辞めない限り会えるけど、母国に帰って遠...

台湾師範大学へ入学するための書類

台湾師範大学の語学センターの入学申請方法。必要書類の集め方や入学申請書などの送り方を紹介

「台湾へ中国語の語学留学をしよう!」と決めた時、台湾で外国語を教える学校として一番歴史があり学生数も多い台湾師範大学の語学センターを学び舎として選ぶ方は多いのではないでしょうか。 僕のそのひとりで20...

香港

どんな人が“外国人と会話ができる”外国語を話せるようになりやすいのかって話

何だかんだ言っても体感ではここ数年で日本国内に外国人が増え、外国の文化や外国人に接触する機会がどんどん多くなっていますね。僕は年に1,2回ほど日本へ戻ったりするのですが、その度に「外国人増えたな」って...

横浜の街並み

その語学留学・ワーホリちょっと待った! 今会社員の日本人が大好きな台湾で暮らし始める前に準備しておくと良いかもしれない事

ども台湾で語学留学とワーホリ(ホリデーのみを享受)を1年ずつ経験し、現在も台湾で生活しているナカジマチカ(@nakazimachica)です。 最近、日本で会社員として働いている方から語学留学やワーホ...

台湾ドル

台湾留学1年間で掛かった費用を出来る限り細かく公開する

ども、台湾で中国語を1年間学んだ経験があるナカジマチカ(@nakazimachica)です。 日本と距離も近く中国語環境もある台湾。「中国語を勉強するために台湾へ1年間くらい留学してみようかな」と考え...

内政部入出国及移民署内部

台湾の停留ビザ(語学留学用)を延長する方法

1回目の台湾に停留できる期限が迫ってきたので語学留学用の停留ビザの延長手続きに行ってきました。 紹介するのは台湾の語学センターで中国語を学んでいる場合の停留ビザ延長方法です。ワーホリや駐在などの目的で...

授業

台湾師範大学で中国語を学んでいる僕のクラスの雰囲気とかをちょっと紹介したいと思う

やー台北はここのところ毎日小雨が降っていて寒いです。噂には聞いていたけど湿気があるので寒いというより冷たいっていう感じですね。寝間着を短パンしか持ってきてなくて早くも後悔しております。 さて今回はオリ...

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

詳しいプロフィールを見る

記事カテゴリー

今週の人気記事Top10

サイト内検索

更新情報のお知らせ

  • RSS
  • feedly
  • Twitter
  • facebook