1. 台湾留学1年間で掛かった費用を出来る限り細かく公開する

2016.03.272018.02.14

台湾留学1年間で掛かった費用を出来る限り細かく公開する

日本と距離も近く中国語環境もある台湾。「中国語を勉強するために台湾へ1年間くらい留学してみようかな」と考えたことがある方はいらっしゃいますよね。僕も数年前はそうでした。

そう思った時、僕は既にいい大人なので当然費用を全て自分で賄うことになります。そして事前に台湾へ1年間留学するための費用を内訳も含めてどのくらいお金が必要なのか把握しておきたくなるのは当然の心理です。

ネットで調べてみると当時は台湾留学エージェントが載せてる代行手数料などを含んだ情報しかなく、自分が詳しく知りたいことに対して、何やら不透明な数字がずらずら並んでたんですよね。

というわけで今回は、過去のそんな自分のモヤモヤをスッキリさせるために、1年間の台湾語学留学終えた僕が、台湾で生活しながらコツコツメモってきた支出の詳細を明らかにしたいと思います。

ちなみに留学前自分なりにざっくり算出した台湾留学1年間の費用は大体180万円という見積もりでした。

さてそれでは台湾留学生活1年で掛かったリアルな金額は一体いくらだったんでしょうか。包み隠さず細かいところまで全て公開していきます。どうぞご覧ください。

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前提条件

台北駅

  • 生活期間は1年間(12ヶ月間)
  • 住む場所は台北(新北市)
  • 套房(日本の単身用賃貸に相当する部屋)を借りて一人暮らし
  • 食事は基本的に外食
  • 国立台湾師範大学の語学センターで中国語を1年間勉強
  • 台湾に滞在するためのビザは語学研修用の停留ビザを利用 → 語学センター入学4ヶ月後に居留証に切り替え
  • 台湾ドル(元)で精算した分は1元=3.5円として計算

掛かった費用の内訳

台湾ドル

飛行機代 52,678円

  • 行き 41,800円
  • 帰り 10,878円

周りの日本人たちが3ヶ月~半年に1度くらいのペースで帰国する中、日本に戻る用事もなく他の国を旅行する予定も入れなかった僕は、結局まるまる1年間台湾から出ることはありませんでした。

行きも帰りもLCCでチケットを確保したにも関わらず、行きだけやけに高いのは台湾の旧正月休みと重なってしまい連休価格になっているのと、停留ビザ取得のために帰国分の航空券も購入したからです。(今は帰国分の航空券は用意してなくても良いらしいです。)

時期を調整すればもっと節約できる項目ですので、特に3月頭から語学センターに通う予定の人は旧正月休みの時期には気をつけましょう。

停留ビザ&居留ビザ及び居留証取得費 34,374円

  • 停留査証(語学研修ビザ)申請 11,276円
    [内訳/手数料 10,000円、銀行残高証明書 756円、卒業証明書 520円]
  • 停留査証(語学研修ビザ)延長 45元(157円)
    [内訳/在学証明書 20元、成績表 25元]
  • 居留ビザ申請 5,231元(18,308円)
    [内訳/手数料 3,000元、在学証明書 20元、成績表 25元、健康診断 1,424元、麻疹抗体接種 592元、証明写真 120元、銀行残高証明書 50元]
  • 居留証申請 1,165元(4,077円)
    [内訳/手数料 1,000元、在学証明書 20元、成績表 25元、証明写真 120元]
  • 居留証延長 145元(507円)
    [内訳/在学証明書 20元、成績表 25元、証明写真 100元]

人によっては自宅にコピー機等があると思うので上記の細かい内訳には含めませんでしたが、毎回資料のコピー代が発生していて、そのコピー代の合計は14元(49円)です。

台湾での生活用に日本で予め購入 98,552円

  • iPhone 5S 32GB SIMフリー 76,464円
  • キャリーバッグ 17,280円
  • 運転免許翻訳 3,786円
  • 洗濯物干し補助器 1,022円

台湾移住前に事前に色々細々したものは購入しましたがそれは日本で生活している時も使うものなので、純粋に「台湾で生活するため」に購入・用意したものは以上です。

荷物郵送費 9,450円

個人的に後悔している項目。日本郵便局の航空便を利用して日本から台湾へ約13kgの荷物を送ったんですが9,450円もかかってしまいました。船便ならもう少し安く済むようです。

決して安くない金額なので荷物を日本から台湾へ送ろうと思っている方は、下記の記事を読んでみてからご検討くださいませ。

賃貸契約初期費用 22,000元(77,000円)

  • 押金 11,000元
  • 礼金 11,000元

上記の費用についてはじめに少し補足します。まず僕の借りていた家の家賃は11,000元/月でした。そして台湾では賃貸を契約する際、礼金が無い代わりに「押金」という日本でいう敷金にあたるものを家賃の2ヶ月分先払いするのが一般的です。

なぜ日本のように礼金を支払っているのか? という理由を部屋を契約した時までさかのぼって説明すると、僕は実際に台湾に住む1ヶ月以上前、事前に台湾現地へ足を運び部屋を内見してその場で契約まで至りました。

当然大家さん側としては運用している部屋にひと月でも空室は作りたくないので、「だったら押金の1ヶ月分を礼金にしませんか?」という提案があったためです。実質入居できない1ヶ月間の部屋を抑えておくために礼金という名で1ヶ月分の家賃を払う形となったわけです。

これが日本だったらこういった融通は効かなかったと思いますし、初めての海外生活で住む家が最初から用意されているという安心感には代えられなかったので、これはこれで良しとしています。もちろん押金は退去時に全額戻ってきました。

生活費 318,569元(1,114,991円)

  • 家賃 132,000元
  • 光熱費 12,669元
  • 通信費 2,250元
  • 食費 115,891元
  • 日用品代 1,961元
  • 交通費 16,825元
  • 交際費 4,026元
  • レジャー費 8,966元
  • ファッション代 18,887元
  • 医療費 5,139元

以上が台湾1年(12ヶ月分)の生活費だけの金額です。参考までに1ヶ月の平均支出額も出してみますと月平均26,547元(92,914円)でした。

台湾に着いてから購入した必需品代 4,396元(15,386円)

  • 枕 199元
  • 掛け布団 1,199元
  • 掛け布団カバー、枕カバー 1,799元
  • マットレスカバー 1,199元

こちらも細かいものを挙げるとキリがないのですが、僕が借りた部屋にはあらゆるものが揃ってはいたものの、マットレスを除いた直接肌に触れる寝具だけはありませんでした。

というわけで台湾で生活するために最低限買い足す必要があった物は布団類だけだったのですが、誰もが必要になる物としてこちらに特別に項目を設けました。

語学センター(台湾師範大学)の学費 126,920元(571,140円)

  • 入学費 1,000元
  • 授業料 32,400元(インテンシブコース)x3学期分 + 25,200元(レギュラーコース)x1学期分=122,400元
  • 保険代 255元x4=1,020元
  • 教材代(合計) 2,500元

補足として僕が台湾師範大学の語学センターに通っていた頃はちょうど学校の体制が切り替わる時期と重なっていて、試用版の教科書を使うことになっていた分教材代が少しお得でした。

また授業料も今と比べて全体的に数千元安かったので、これから台湾師範大学の語学センターへ1年間通う場合、学費は上記金額プラス数千元〜かかることを心づもりください。

台湾留学1年間に掛かった費用まとめ

それではお待ちかねの台湾語学留学1年間に掛かった費用の合計を発表します。

項目費用
飛行機代52,678円
停留ビザ&居留ビザ及び居留証取得費34,374円
台湾での生活用に日本で予め購入98,552円
荷物郵送費9,450円
賃貸契約初期費用77,000円
生活費1,114,991円
台湾に着いてから購入した必需品代15,386円
語学センター(台湾師範大学)の学費571,140円
合計1,973,571円

というわけで総額1,973,571円でした。大体200万円です。

けど実はこれ裏がありまして、台湾ドル(元)で発生した費用に関しては、最初に「前提条件」欄に書いたように後でまとめて現在のレート(1元=3.5円)で計算した額なんです。

僕が日本円から台湾ドルへの両替えを行ったタイミングは、円安が特に深刻で1元=3.7~3.9円をしつこくウロウロしている時期が続いていました。

つまりそのレートで計算し直してみるとおそらく実際に使った日本円は諸々ひっくるめて235万円近くに至っていることが推測されます。(円高になった帰国前の数ヶ月は必死にクレジットカードを利用した思い出。)

これから台湾に留学しようと計画されている皆さまご参考くださいませ。特に高額の日本円の両替えタイミングは慎重に。

※1元=3.5円で計算(2016年3月27日現在)

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ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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